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ナンバー23コメント(9)
映画館の割引券があったので、ジム・キャリー主演のサスペンス映画『ナンバー23』を観て来ました。
数字の【23】に取り憑かれる男の話です。
動物管理局に勤めるウォルターは、自分の誕生日に1匹の犬の捕獲に失敗して腕を咬まれてしまいます。
その夜、成り行きで妻に『ナンバー23』という題の本をプレゼントされ読み始めるのですが、読み進めるうちに【23】という数字に取り憑かれていきます・・・。
ジム・キャリーが現実世界の主人公と本の中の主人公の1人2役を演じていて相変わらずの芸達者ぶりを発揮しています。
本の主人公との奇妙な共通点や【23】の謎を追っていくうちに、主人公の意外な事実が明らかになるんですが、全体として何だか中途半端な感じで、決して面白くなかった訳じゃないんですけど、ちょっと残念な作品でした。
ジム・キャリーのキャラクターを活かしきれてなかった気がするし。
登場人物の内面の掘り下げが浅い感じがしたし。最後のオチも何処かで見たようなオチで、しかも綺麗にまとまり過ぎていて、後味が残らない・・・。
全てにおいて【あと一歩】って感じの作品でした。
まあ、割引料金で観れたから良しとします。
主演するほとんどの映画で犬と仲の良いジム・キャリー。それが今回は動物管理局に勤めていて、野良犬なんかを捕獲する仕事なのです。誕生日に古本屋で手に入れた“ナンバー23”という本によって日常とかけ離れた妄想の世界に入り込み、自分の境遇と似ている主人公と不吉な数字にとり憑かれるようになっていく・・・
本や犬など、すべてが偶然の産物。だけど、数字だけは必然性があるものとして、見つめる方向が一点に絞られてゆくのです。ところが、プロットそのものを考えてみると、中盤以降までは事件らしい事件も起こらず、全く盛り上がらないという珍しいサスペンス(人は死ぬけど、小説の中だし・・・)。その緊張感の欠如が単なる妄想癖の男の物語だということを臭わせてくるのです。
ヒントは多すぎるほどあったし、この手の映画は多すぎるほどだし、想像できれば面白くもなんともない映画だったかと思います。ジム・キャリーは好きだし、バージニア・マドセンは奇麗だったし、俳優の演技を中心に見ていたら結構楽しめました。『バタフライ・エフェクト』の時と年齢が変わってないような子役ローガン・ラーマンによってタイムスリップした気分にもさせてくれたし・・・
そもそも主役ジム・キャリーのセクシー場面は一体誰得?一番本領発揮するのコメディ(例上げるならやっぱ『マスク』)かドラマ(『マン・オン・ザ・ムーン』)だし、この手のサイコ・スリラーにはあんまし向いてない気がする。タトゥーやらセックスとか求めてないの延々見せられ、結局ラストも消化不良な落とし方でどうもイマイチ。やっぱ主役の”俺は正しい”主張って当てにならんねこりゃ(どうせだったら自分自身も疑いながら謎を追うとか、レオの『シャッターアイランド』ばりの深い展開欲しかった)。
あとさ時々SMプレイ的場面挿入されるけど、これって数字が絡む話だよねと幾度確認したか(苦笑)ファブリッツアとフィンガリングに、ウォルターと生前のローラ。二組分のプレイ模様を見せられてもねぇ、何かさぁ…。”それほんとに必要なの?”って感じちゃうからついていけない。ダークサイドを描くために仮に必要だとしても、なんでそれがSMプレイに行き着くんだ?と思うしかない。だってほんと申し訳ないが、要らないもん。この一連。
一応テーマに沿ったラストは用意してるしそれは良いけど、だとしても削れる要素があまりにゴロゴロ転がり過ぎ。暗く依存性の強いミステリーが見たかったのに(あと人間ドラマね)、いらんセクシュアルパートとかがとにかく邪魔で見にくかった。監督嫌いじゃないんだけどさ、これはダメだね。失敗作!『ヒストリー・オブ・バイオレンス』事前に見とけば良かったかもよ!
最後:数字の関連性、ああいう流れは無理あるよ!!
そんな興味本位で見たのですがジムキャリーってこんなにワイルドでかっこいいんだと彼を見る目が変わりました。
この手の映画ではありがちなラストだったのでオチも予測でき意外性などはなかったのですがラストまでハラハラドキドキさせてくれましたし退屈はしない映画です。