親密すぎるうちあけ話 プロット

税理士の事務所に、精神分析クリニックと間違えて入ってきた女性が赤裸々に胸の内を語り、奇妙な関係を築いていくラブ・ストーリー。監督は「髪結いの亭主」のパトリス・ルコント。出演は「マドモワゼル」のサンドリーヌ・ボネール、「バルニーのちょっとした心配事」のファブリス・ルキーニ。

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親密すぎるうちあけ話コメント(3)

Epedsouall
Epedsouall
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男性はミステリアスな女性に惹かれると言いますが、そんな女性が自らの性についての悩みを語る内容です。

この語る女と語られる男が、フランス映画にありがちな変態セックスに至らない所が面白いですね。

ルコントが描く女性像は、立ち入ることができそうでも、実は立ち入ることができない場合が多いと思うのですが、この作品の主人公の女性も見事に自立したルコント女性だとラストで実感しました。おんぶに抱っこの女性は、好まないのでしょうね。
Ynousgtota
Ynousgtota
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ゾクゾクする程の刺激に溢れた大人の恋愛サスペンス。

偶然か?それとも故意か?知り合った2人はズルズルと定期的に向かい合い不思議な‘腐れ縁’は続いてゆく。
それはまるで一度踏み込んでしまったら、もがけばもがくほど深みに嵌ってしまう蟻地獄の様に。

懐かしい玩具が並べてある男の仕事場は父親が営んでいた同じ場所、同じ仕事。いつからかここは世界の縮図になった…そこにやって来たのは女郎蜘蛛かそれとも女蟷螂であろうか!女の赤裸々な告白にたじろぐ姿はまるで子供の様である。

窓の向こうを覗き見する姿に続き、顧客の話を上の空で聞いている場面はただ左右を見ているだけなのに男の心情を表す最高の演出です。
ここは[ヒッチコック映画術/トリュフオー]の中で『裏窓』について話し合っている《クレショフ効果》に基づくモンタージュ理論を思い出させてくれます。その後テレビ画面上には『白い恐怖』らしき映像が映ってるのですが…。

人の心を覗き見する楽しみに、時には本心を見透かされる困惑と“理想の耳”になろうとする姿は観ていて滑稽であり、また羨ましくもあった。

久しぶりにパトリス・ルコントの遊び心満載な演出を堪能しました。

(2006年6月13日日比谷シャンテ・シネ1)
Ucenoisumhqt
Ucenoisumhqt
2004年フランス映画。104分。今年43本目の作品。長編映画の引退宣言をしたといわれる映画作りの名手にして、個人的には世界最高の監督の1人であるパトリス・ルコント監督の作品。となると本作は引退から2作前の作品ということになります。

内容は;
1,精神セラピーで訪れた女性は、部屋を間違え、会計士の部屋になにも気づかないまま入ってしまう。
2,会計士の男は、(女が部屋を間違えているという)本当のことを知らせないまま、彼女の話を聞く。
3、彼女は途中で事実を知るが、それでも会計士の部屋に「セラピー」で訪れ続ける。

ルコント監督の作品のほとんどすべてを観てくると、この人が描く男女のテーマには「つかず離れずな関係」があることに気づきます。ルコントの作品にかならず出てくる男と女は、お互いになくてはならない存在にはなるが、しかし何らかの力が働いて絶対に交わることがない。この屈折した力が、彼のすべての作品においてドラマを動かす原動力になります。

本作品の場合のその「屈折した力」とは何なのだろう。語彙が不足しているわたくしには、それが何なのかわかりません。それはひょっとしたら、(2人を結びつけないのは、)お互いに人生を知りすぎてしまったがゆえの臆病さかもしれないし、はたまた、それまでの絆を壊してしまうが故の畏怖の念なのかもしれない。

それでもいずれにせよ、
本作品の、この男と女の関係は不純なまでにプラトニックである(それ故に、性愛と友情という相対するテーマの奥にある「それでも」と2人を結びつける力が浮き彫りになる)。このレトリカルな命題こそが、本作品の(そしてルコントの他作品の)肝にあたるものです。

濃密にして華麗な男女の友情を扱った至高の作品です。

ルコント監督がもう作品を撮らないのが寂しくてなりません。

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