決断の3時10分

6.6/10
合計14件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   00分
言語   英語
地区   アメリカ
劇場で   09月28日 1957
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決断の3時10分 プロット

エルモア・レナードの原作をハルステッド・ウェルズが脚色、「襲われた幌馬車」のデルマー・デイヴスが監督した異色西部劇。撮影監督は「夜の乗合自動車」のチャールズ・ロートン・ジュニア、音楽は作曲が「ピクニック」のジョージ・ダニング、指揮を「女ひとり」のモリス・W・ストロフがとった。主演は、「辺境の掠奪者」のグレン・フォード。「愛欲と戦場」のヴァン・ヘフリン、「襲われた幌馬車」のフェリシア・ファー。

決断の3時10分 俳優

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決断の3時10分コメント(5)

Sopmxinghsk
Sopmxinghsk
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敵が、最初は「お前を殺す」と言っていたのに、金を払うから逃がしてくれになって、最終的に助けてもらったからお返しだと言って一緒に機関車に乗ると言った気持ちの揺らぎが面白い。主人公がそれだけ魅力的で、次第に共感して行ったのが行動で描かれる。最後、列車に乗るところは絶対無理だ、それなのになぜ主人公はそこまでするのだ?と思うのだけど、一度決めたら引き返せない男であることがそれまでの牧場経営などで知らされているので、納得する。
fgfmqgk
fgfmqgk
申し訳ない、何が面白いのか全く分からず。チンケな悪党と貧乏牧場主との攻防。西部劇はやはり肌に合わないのか。
結論も、えっ?なんで?まあ別にどうでもええわ、だった。
あまりに古すぎたからかもしれない。リメイク版の方が面白そうですね。
Commokncnko
Commokncnko
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リメイク版は鑑賞済みで、特に最後の銃撃戦が記憶に残っています。

オリジナルである本作の方が、起承転結が単純明快という感じがしました。エンディングが全然異なるのでびっくり!!

Ben Wade
金と女をこよなく愛する悪党一味のボス。
常に余裕の笑みを浮かべている(^^)。
ならず者を従えているだけあり、射撃の腕前も文句なしでカリスマ性を持ち合わせる。

Dan Evans
どんなに経済的に苦しくても他人には頼りたくない、少し頑固で意地っ張りな牧場主。
しかし何とかして妻と2人の息子には、満足な暮らしを与えて楽をさせてやりたいと、200ドルという報酬目当てにBenを駅まで護送する。

ホテルの一室で列車を待つ間、買収しようと甘く囁くBenと、汗だくになってそれを拒むDanの心理戦が繰り広げられ、2人の男の生き様が交差します。

最終的には、Danの大黒柱としての意地と使命感が勝るのですが、Danの妻AliceなしにはBenの心変わりは無理だったように思います。
Benの話術に一瞬瞳を輝かせるも、Aliceは食前のお祈りを欠かさない、真面目で働き者の良妻賢母。夫の倫理観を刺激する善の象徴といった位置付け。

Alice訪問までは、Danの動機は所詮金だ、大金をちらつかせて、他の誰にも知られないからと念を押せば、Danの善心もいずれ折れるとBenは踏んでいたのでしょう。これまで出会って来た人々と同じようにコイツも言いなりに出来ると思っていた。裏を返せば、自分の価値観が通用しない人間はいないと信じていた。しかし、金では買えない妻の愛、家族を養う男の覚悟、平和を願う町民として、そして父親としての責任感を目の当たりにし、地に足をつけずに生きてきた自分の人心掌握術は歯が立たないと気付いた。むしろこんな家族を守ってやりたいとまでBenは心を動かされたのです。

Aliceが善なら、Benは悪の誘惑。Benがくれるという買収金は、そもそも悪事を働いて得た金。そんな金で裕福になっても罪悪感に苛まれるのは目に見えているし、Aliceも喜ばない。Aliceの到着が決定打という感じの演出でした。

本作でも激しい銃撃戦があるものとばかり思っていましたので…、ちょっと拍子抜けしました。先に銃を抜いた方や、人を殺めた輩は皆それなりに罰せられています。最後は恵みの雨まで降って万歳っていう…まるで道徳の教科書みたいでした。

娯楽作としては、リメイク版の方が面白いですが、再製作対象になるだけあって、本作も隠喩が分かりやすい模範作品だと思いました。リメイク版を(もう一度)観たくなること間違いなし(^^)。

“It seems terrible that something bad can happen and all anybody can do is stand by and watch.”

“I love everything. Every minute. All the worry, all the work, all the hurts of life.”

“My own grandmother fought the Indians for sixty years... then choked to death on lemon pie.” (^◇^;)
djeeud
djeeud
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総合:40点
ストーリー: 30
キャスト: 45
演出: 45
ビジュアル: 55
音楽: 65

犯人は悪人なのになんとなく騎士道精神があるというか男気があるというか、礼儀正しい部分もありそんなに悪い奴ではない。主人公の家でもおとなしくしているし、見張りがいないときでも子供や奥さんの前でも特に暴れるわけでもない。
だがどうもそういうのは不自然に見える部分もある。いつでも隙を見て抵抗出来ただろうけどそんなことしないし、主人公に言われるがままにおとなしく従ってどこにでも行くのは何故だろうと疑問だらけ。そこらかしこになんとなく緩さを感じて、見ていて真剣さが足りない。自分を助けにきた部下が死に自分が刑務所に入ることになってさえも気にしない。

話としては男たちの義や勇気を描きたかったのかもしれないが、本気で脱出をしようという気概が犯人から伝わってこなかった。道徳的な古い映画だけにそのあたりは仕方ないのかもしれないが、そのために緊迫感と現実感がなく綺麗ごとで終わっていた。日本でいうならばお年寄り向けの昔の時代劇といったところ。
wtrimm
wtrimm
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ベン・ウェイド(フォード)はダンの一家から馬を奪い、ビズビーの町に放つ。酒場にて保安官にニセの情報を与え、保安官と助手たちが駅馬車が襲われた現場へと向かい、そこで初めてダン(ヘフリン)から正しい情報を得たのだ。酒場で女にうつつを抜かしていたためベンはあっさり逮捕された。護送するユマ行3時10分の列車に乗せるためには時間がある。手下に襲撃されないよう、駅馬車で護送すると見せかけ、一晩ダンの家に身をひそめることとなった。金のため護送役には駅馬車の持ち主バターフィールドが一人200ドルの金を用意し、ダン、そして酔いどれのアレックスが選ばれた。

次の日、コンテンションという駅のある町へ送る。3時10分の列車にはまだ3時間ほど時間があるため、ホテルの一室を借りた。そこで口の達者なベンがダンに金で逃がしてくれと頼んだり、心理攻撃を仕掛けてくる。干ばつのため牛を飼うにも金が要るダンの心が揺れるが、かつてはガンマンだったこともあって、最後まで請け負った仕事をやり遂げようとするのだ。

誰かが捕まったら各駅の近くに仲間を一人ずつ配置し、連絡を取り合う手筈になっていたため、ベンの仲間は簡単にやってくる。ちょっとした銃撃戦もあったが、バターフィールドが臨時に集めた銃に覚えのある者たちも去ってゆく。そして酔いどれアレックス(ヘンリー・ジョーンズ)は殺される。いよいよ列車が到着するという頃、ダンの妻アリスがやってきて、彼の決心は固まった。ベンを盾にして銃撃を躱し、列車へと向かう。最後にはベン自らが貨車に飛び乗り、ダンとアリスに受けた恩に報いるのだった。「ユマの刑務所は脱獄したこともあるぜ」なんて、粋な言葉でエンディングだ。