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今、僕は プロット 日本 02月14日 2009 劇場で
ラジオ・デイズ プロット アメリカ 10月24日 1987 劇場で
ラジオ・フライヤー プロット アメリカ 10月03日 1992 劇場で
ラジオ・アクティヴ・ドリーム プロット アメリカ 01月24日 1987 劇場で
僕は子持ち プロット スウェーデン 01月01日 1900 劇場で
弟は僕のヒーロー プロット イタリア・スペイン合作 01月12日 劇場で
僕はラジオコメント(10)
ラジオは障がい者で町ではバカにされている存在であり、ショッピングカートを押しながら町を歩いている。知的遅れもある様子で騙されたりもする。
コーチジョーンズはそれを横目に見ながら、関わって行くことで変わっていく。
学校の授業に入らせたり…やりすぎかなって思うけど、教育って大切だ。
皆が気持ちよく暮らせる社会って本当に難しい。
作品では優しい社会に変わっていく様を見ることが出来る。
現代のアメリカでは黒人の射殺が大問題になっていて、差別の根深さが半端ではない。
銃器に頼った自己保身は本当の意味では守り難い社会を拵えてしまうのだろう。
皆が銃を向け合って距離をおく社会よりも理解し共生出来る社会の方が安全に暮らせるのではないかと思う。
アメリカがラジオと優しくなった町のようになれたら良いなと思う。
学校で授業に使ってもらった際の評判は悪くないし、おしゃべりしている生徒も少なかったが、教材として先生への認知度が低く、思うように広がらなかった記憶がある。
たまたまテレビでやっていたのを鑑賞しました。
障害を持つ黒人青年の実話を、心温まるストーリーとして綺麗にまとめており、静かさと落ち着ついた雰囲気が漂う心地好い作品です。
過度の期待をすると、盛り上がりに欠けて地味かも知れません。
チームスポーツや人間関係を通して、『仲間である』という考え方をしっかりと提示しており、同情や哀れみとは違う描写が大変興味深いです。
見方によっては、人間愛にも通じる深いメッセージが込められているようでした。
主演のキューバ・グッティング・Jrの卓越した演技に感動を覚えます。
しかし、本当の障害者に見える…その事自体が、無意識に差別的な目で見ている、と教えられた気がしました。
また、好みの問題ですが、過剰に感情を煽っているかな?という部分も少し気になりました。
内容に少し触れますが、女子更衣室の話はもう少し広げて欲しかったです。
コミュニケーションとして見えなくもないな、と私は感じたからです。
女性の方を軽視しているわけではないですが、最初の頃の陰湿なやり方に比べたら、随分と打ち解けた証のようにも受け取れました。
『ワルガキによる、ワルノリの、ワルイタズラ』と解釈したら、違った展開もあるのではないかと思います。
(うがった見方かも知れませんが…)
心温まる物語が好きな方にオススメです。
「最強のふたり」の方が良かったかな、という印象。
たぶん誰もが多かれ少なかれ持っている潜在的な差別意識に気付かされる、
という点では本作の方が分かりやすかったかもしれない。
スポーツが絡んで「仲間」とか「成長」ってキーワードが浮き彫りになる分、
浮世離れというか、一般社会から独立した世界観のように感じてしまった。
なんか否定的な言い方になってしまったけどそうじゃなく、学生時代ってこうだよな、と単純に。
作品のところどころで琴線に触れる部分はあったけれど、
感情を波立たせられるようなところはなかったのが残念。
ただ、演出が控えめなのは実話に忠実だからなんだろう、という点では好感が持てました。
筋の通ったコーチの役どころにエド・ハリス、配役的に申し分ない。キューバ・グッディング・Jr、調べると最近色々あったみたいで残念だけど、本作での演技が凄かった事に間違いない。