ブエノスアイレス

7.2/10
合計25件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   96分
言語   まだ情報はありません
地区   香港
書かれた   ウォン・カーウァイ
劇場で   02月17日 2018
この映画を見たい?
 映画を見たい    しない

50% 欲しいです,合計 159

レビュー  |  共有する 

ブエノスアイレス プロット

「欲望の翼」のウォン・カーウァイ監督のもと、レスリー・チャンとトニー・レオンが恋人役を演じ、アルゼンチンを舞台に繰り広げられる男同士の切ない恋愛や人間模様を描いたラブストーリー。激しく愛し合いながらも別れを繰り返してきたウィンとファイは関係を修復するためイグアスの滝へ向かうが、途中で道に迷って言い争い、そのままケンカ別れしてしまう。その後、ブエノスアイレスのタンゴバーでドアマンとして働いていたファイのアパートに、傷ついたウィンが転がり込んでくる。仕方なくウィンを居候させるファイだったが、ケガから回復したウィンはファイの留守中に出歩くように。そんな中、転職して中華料理店で働きはじめたファイは、同僚の青年チャンと親しくなる。第50回カンヌ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した。1997年に劇場公開。18年2月、カーウァイ監督の「欲望の翼」デジタルリマスター版の公開にあわせて、Bunkamuraル・シネマで特別上映。

ブエノスアイレス 俳優

ブエノスアイレス 写真

ブエノスアイレス Related

シネマ歌舞伎 刀剣乱舞 月刀剣縁桐オンラインで映画を見る
シネマ歌舞伎 刀剣乱舞 月刀剣縁桐
プロット  日本
04月05日 劇場で
i aiオンラインで映画を見る
i ai
プロット  日本
03月08日 劇場で
氷室蓮司オンラインで映画を見る
氷室蓮司
プロット  日本
04月12日 劇場で
毒娘オンラインで映画を見る
毒娘
プロット  日本
04月05日 劇場で
貴公子オンラインで映画を見る
貴公子
プロット  韓国
04月12日 劇場で
RED SHOES レッド・シューズオンラインで映画を見る
RED SHOES レッド・シューズ
プロット  オーストラリア
03月15日 劇場で
ピクニック at ハンギング・ロックオンラインで映画を見る
ピクニック at ハンギング・ロック
プロット  オーストラリア
05月03日 劇場で
キック・ミー 怒りのカンザスオンラインで映画を見る
キック・ミー 怒りのカンザス
プロット  アメリカ
03月15日 劇場で
あこがれの色彩オンラインで映画を見る
あこがれの色彩
プロット  日本
05月10日 劇場で
ARGYLLE アーガイルオンラインで映画を見る
ARGYLLE アーガイル
プロット  イギリス・アメリカ合作
03月01日 劇場で
変な家オンラインで映画を見る
変な家
プロット  日本
03月15日 劇場で

ブエノスアイレスコメント(20)

Ihkssnpxgmo
Ihkssnpxgmo
イグアスに行くのになぜアルゼンチンを?それは香港の裏側に当たるかららしい。ファイ(トニー レオン)は中国人の客の引き込みをしているが、袖の下で給料をもらっていると思うが、そんな簡単にアルゼンチンで働けたのか? 正直いってこの映画は好みではなかった。
1997年の香港映画で私の好きなスタートニーレオンが出ているのに驚いた。彼がずいぶん若い頃の作品である。若い頃の顔つきに今のトニーの面影がある。でも、彼はゲイ役があまり合わない。彼の怒鳴る声を聞くとギャング映画でも見ている気分になっちゃう。ごめんなさい。

もう一方の俳優レスリーチャンの方が似合うかもしれない。ううん、、、両方ともなんとなくマッチしない。有名な俳優だからこの映画をスターダムに載せるため監督が使ってみたかったのではないかとかってに想像してしまう。

この二人の役者にはゲイ特有(私感)のセクシーさが足りないんだなあ。二人がゲイじゃなくてもいいんじゃない? 男と女でもいいんじゃない?なぜ、ゲイに? 私の仕事場にもゲイはいるし、ごくふつうの存在(ごめんなさいこんないいかたしかできなくて。)として身近に感じるけど、90%はゲイだと私が思える人だ。この二人はそれから外れる。もちろん10%のゲイに中に入っているかもしれないが。

でも、一つロマンティックに思えたシーンがある。それは街角でウィン(レスリーチャン)が暴力にあって傷ついているところタバコが欲しいとファイにいって火ももらうシーンだが、ファイが持っているタバコの火をウィンが吸うことにより、自分の指先も吸われていく感覚がすごくいいね。

ウィンがもう一度やり直そういうが、二人の間はすでにそのチャンスは何度かあったはずだ。悪循環で失敗から学べない感情があるんだけど。お互いに好きあっているが、やはりこの二人は別れた方がいいと思う。一緒にいてこれだけ喧嘩をするし、信じあえないから。好きという感情だけにに溺れてしまってお互いを解りあっていない現実をみていない。
ファイがナイフを出してドアに突き刺すシーンがあるが、ウィンを引き止めるには、彼がもう一度、傷つけばファイの元にとどまると考えてる。独占欲の塊のファイはウィンを傷つけるかわり、ドアにナイフをさすのだ。このシーンからしても、悪循環にはまって精神的問題が出てきて、正常心をなくしていっている。これから抜け出てイグアスにより香港に戻ることはファイにとってよかった。ファイにとって心の傷は簡単に癒えないけどいつがどこかの時点で決断がいる時も人生にはあるとおもう。

ファイが一人でイグアスの滝にいるシーンがあるが、イグアスはアルゼンチン側からみても、ブラジル側から見てももうこのように滝のしぶきが浴びられるところはもうない。囲いの外から見なければならない。カメラどりが変わっていていいが専門的なことはまるっきり知らないから、なんとも言えない。カメラの動きはときどき目が回る。
最後のシーンでファイが台湾に立ち寄ってチャン(チャン チェン)の家族の経営している屋台で食事をしている時の顔は幸せに見えた。そして電車でのシーンは私が知っている笑顔のトニーレオンだ。家族に送られた絵葉書を一枚、自分のものにして、いつでもチャンとコンタクトできるよというシーンもファイの将来を明るくする。
二人でいる時が幸せという( Happy Together)意味が刹那にしか見出せない作品だった。

一人でも二人でなくてもHappyに見えた。この幸せな表情が彼の未来を明るくした。
最後に、LGBTQ+と言われる映画だが、アンドリューヘイのようにゲイの監督はゲイの作品を作るが、ゲイの俳優がゲイの役割をする映画をみる機会がない。私はジェンダーに対してのこだわりがないから、かなり広範囲にジェンダーを意識化させる映画を見ているがなぜ、ゲイの役にゲイの俳優を使わない?まだまだ差別の世界だな。
eoiqmc
eoiqmc
男同士のベッドシーンから始まる。イグアスの滝を見るまでは帰れない二人だったが、ウィンが手を怪我したことで、ファイはずっと面倒をみる。薄汚いアパートと共同炊事場。雨が続くときにはベッドにシラミも。

2人が再会するまでは白黒映像。それぞれの浮き沈みが感じられたため、この前半が一番好きな部分。アパートの赤っぽい映像は、レスリー・チャンのわがままぶりにキュンっとなりそうでやばかった。イグアスの滝はナイアガラよりも雄雄しくていいですね。

時間の流れが速いのか遅いのかさっぱりわからないのが難点かも・・・これがいいという人もいるのでしょうけど。
Ohminssxgpk
Ohminssxgpk
ブエノスアイレス、タンゴ、イグアスの滝、のランプ、お酒、タバコ、と男性同士の愛憎が画面を支配して惹き込まれる。可哀想とか切ないとかいう感情にはあまり支配されなかったがそういう世界をぬくぬくした自分の居場所から鑑賞した、という感じ。最後の場面がイグアスの滝でもブエノスアイレスでも香港でもなく台湾というのがわかるようなわからないような。。。ウィンのパスポートはどうしたのか、ちゃんと返さないと、と思った
toxdbv
toxdbv
ムーンライトでもオマージュされているという事で再び。
どれだけ想おうとどれだけ身体を重ねても信じ合えず傷付け合って、そんな事望んでないのに。テープレコーダーのくだりは胸が詰まる思いがした。世界の果てに置いてきた涙。
会いたいと思いさえすれば、いつでも何処に居ても会える。地球の裏側でも。
Pongamotrtji
Pongamotrtji
ネタバレ! クリックして本文を読む
台湾大学に初めてのゲイサークルが1993年に、翌1994年にレズサークルが設立された。この映画が製作された1997年は中国本土で初めて同性愛が非犯罪化された年だ。台湾ではまだまだ同性愛への風当たりは強かったらしい。映画の主要な舞台となる地球の裏側にあたるアルゼンチンでは、1886年に既に非犯罪化されており、映画の中でも男娼が多い様子が描写されている。
同性同士であっても異性間の恋愛と変わらない。描写されるのは、小悪魔のように魅力的なクズ男。悪事をして祖国から逃げるように遠い異国に来たが人寂しく、クズ男と別れたりヨリを戻したりの辛い思いをする主人公。自由に旅を楽しむ若い友人の登場で主人公はようやく1人で祖国に戻る。過去を精算するのだ。かすかに明るいエンディングでよかった。
ターコイズブルー、エメラルドグリーン、バーミリオンレッド、マンダリンオレンジ等のアジアンカラーが浮き立つノスタルジックな映像とBGMはタンゴ。回想部分はモノクロ。
主演二人はこの映画に出るのはとても勇気が要っただろう。カーアイ監督の脚本なしで現場でメモを見せて即興で撮るやり方は、特にこの内容では、彼らの力量なしでは成立しなかったと思う。熱演に拍手を送りたい。