追想(1975) プロット

「冒険者たち」の名匠ロベール・アンリコが、「地下鉄のザジ」のフィリップ・ノワレと「離愁」のロミー・シュナイダーを主演に迎え、愛する家族をドイツ兵に殺された男の壮絶な戦いを描いた復讐劇。1944年、ナチスドイツ占領下にあるフランスの小都市モントーバン。フランス人外科医のジュリアンは、田舎に疎開させていた妻クララと娘フロランスをドイツ兵たちに惨殺されてしまう。ジュリアンは憎きドイツ兵たちに復讐するべく立ち上がり、古いショットガン1つでドイツ兵たちを殺害していく。そんな彼の脳裏に、家族と過ごした幸せな日々の記憶が次々とよみがえり……。日本では1976年に劇場公開。2017年9月、デジタルリマスター版で新宿シネマカリテほかにて39年ぶりにリバイバル公開。

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追想(1975)コメント(11)

igwpoqb
igwpoqb
2018年に劇場で鑑賞すると、血糊の赤すぎる点などなど製作時代が今から40年以上前なので仕方がないかもしれないが、気になる点は多々ある。

が、フィリップ・ノワル演じるジュリアン・ダンデュが妻クララをナチスドイツに無慈悲に殺害されるシーンから、ジュリアンが自らの住居を占領したドイツ軍の大尉たちに復讐していく様は、かなり迫力がある。

火炎放射のシーンなど、今にして思えばタランティーノ監督が好きそうであるなあと思い出す。

<何故、今作が劇場でリバイバル公開された背景は知らないが、面白く鑑賞>

<2018年5月2日 旅先のミニシアターで鑑賞>
pmwgavq
pmwgavq
1944年、ドイツ軍の占領下にあるフランスの小さな村モントーバン。医師のジュリアンは医療物資が不足する中次々に運び込まれるケガ人の治療に忙殺されていたが、負傷した反乱分子を強引に連れ出す兵士達に抵抗したことでドイツ軍に睨まれてしまう。戦況も悪化する中ジュリアンは妻クララと娘フロランスを自身の郷里に疎開させるが、ある日郷里を訪ねたジュリアンは夥しい数の遺体を発見、その中にクララとフロランスもいた。深い悲しみに暮れるジュリアンは隠してあったショットガンを手に取り村を占領したドイツ軍にたった一人で立ち向かう。

孤独な復讐劇の合間にジュリアン自身の幼少期の思い出やクララとの出会い、家族や村人たちとの団らんがフラッシュバックする構成は正に”追想”。妻クララを演じるロミー・シュナイダーの妖艶な美しさが何度も蘇り、物静かで優しいジュリアンを殺戮に駆り立てる痛々しさが淡いトーンの映像の向こうで燃え上がり、その炎が狂おしいまでに残酷な記憶までも瞬時に焼き尽くします。やはり名作、圧倒的な風格にしばし席を立てませんでした。

本作、初見でしたが要所要所でデジャヴが喚起されます。すなわち本作が以降の作品群にどれほど多大な影響を与えたかを如実に示しているわけで、個人的には記憶の彼方にあるぼんやりした思い出の中に一つ一つパズルのピースがパチンと嵌っていくかのような高揚感を味わいました。
Brpgisoont
Brpgisoont
戦争被害者の、個人的復讐。
現在ならちょっとマズいテーマな気もしますが、復讐劇としてはいいですね。

フィリップ・ノワレが演じているのが、より復讐感を煽って良かったです。

追想シーンと復讐シーンが繰り返されやや単調なのが勿体無かったです。
Iflranosieg
Iflranosieg
何十年ぶりだろう。

何度見ても
最高の復讐譚だ。

最愛の妻と子をナチスに惨殺されたフィリップ ノワレが演じる医師が勝手知った自分の城の作りを最大限活用して、敵を皆殺しにする。

太ったノワレの無表情がその哀しみを逆に露わにする。

タランティーノがオマージュ映画を作りたいと思った隠し部屋の件だけでも見る価値があるはず。

ロミ シュナイダーがまた格別にキレイ。

抜群のエンターテイメントである。
snymoex
snymoex
ロミ・シュナイダーの名前にひかれストーリーを全く知らずに足を運んだ映画。家族の自転車をこいでいる幸せな笑顔の幕開けからこんなに哀しく衝撃的な展開が待っているとは思いもしなかった。村の穏やかな景色、愛くるしい犬の姿とのコントラストがより一層残酷さを浮き立たせる。ロベール・アンリコ監督の作品を観たのは冒険者たちに続いて2作目。これで完全にこの監督のファンになってしまった。邦題は原題のままにしてほしかった。