追想(1956) プロット

ロシア革命の犠牲から奇跡的に逃れ今も生存を伝えられるロマノフ王朝の皇女アナスタシアに絡まる恋と陰謀を描いた話題作。原作はガイ・ボルトンの潤色によるフランスのマルセル・モーレットの戯曲により、「旅情」のアーサー・ローレンツが脚色、「愛情は深い海の如く」のアナトール・リトヴァクが監督した。撮影は「旅情」のジャック・ヒルドヤード、音楽は「バス停留所」のアルフレッド・ニューマン。主な出演者は、「王様と私」のユル・ブリンナー、「われら女性」以来久々のイングリッド・バーグマン、「砂漠部隊」のエイキム・タミロフ、舞台からヘレン・ヘイズなど。

追想(1956) 俳優

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追想(1956)コメント(4)

Smnhspgioxk
Smnhspgioxk
私がユル・ブリンナーを最初に知ったのはたぶんテレビで見た『荒野の七人』だったと思います
子供の頃はあの人は西部劇の人だとずっと思ってました
その後『王様と私』を知りこの方も名優なのだなと思うようになったのです
この作品もいいですね
古い映画もどんどん見てみたくなります
見ていてイングリット・バーグマンの魅力にあっという間に引き込まれ魅了されてしまうし当然ユル・ブリンナーにも引き込まれてしまいますよ
「好き」とか「愛してる」などの台詞は無くとも二人の心が繋がっていく様がじわじわと伝わり二人の幸せを願わずにはいられなくなります
「マイ・フェア・レディ」に似たいるなとも思ったのですがこの作品は「マイ・フェア・レディ」の7年ほど前の作品です、こちらが元だったのではと思ってしまいますよ
Ebrgsnonhii
Ebrgsnonhii
イングリッド・バーグマンのアメリカ映画復帰一作目。十月革命の翌年1918年に銃殺されたロシア皇帝ニコライ2世の末娘アナスタシア皇女が、一族の処刑からひとり救出され生き延びているという伝説の戯曲の映画化。舞台は1928年の巴里で、史実では27歳に当たるアナスタシアに仕立て上げられる記憶喪失の娘アンナ・ニコルを40歳に差し掛かったバーグマンが可憐に演じる。イングランド銀行にある1000万ポンドのロマノフ家の遺産目的のボーニン将軍役にユル・ブリンナー、デンマークで余生を過ごすマリア皇太后役に舞台出身の名女優ヘレン・ヘイズと、主要三人の俳優メインの舞台劇の趣向が強く、映画的な広がりや展開の面白さは欠ける。それでも、皇太后のお墨付きを得ようとデンマークまで足を運び、何とかアンナと皇太后を面会させる場面の、バーグマンとヘイズの最後抱き合うまでの演技が見所になっていて、アナトール・リトヴァク演出の巧さがある。記憶喪失の不安気な精神状態と、王族の威厳を身に付けた気品の両面を見事に演じるバーグマンが、流石の素晴らしさで、「ガス燈」に続くアカデミー賞受賞は理の当然であろう。また、表情を抑えて眼光の熱さで感情を表現するブリンナーの彼だけの魅力も充分出ているし、未だロマノフ王朝の栄華を引き継ぐ皇太后の機知と峻厳さの人間味を漂わすヘイズの演技もいい。
話としては最後あっさりしていて感心しないのだが、アメリカ映画の名優の演技が堪能できるアナトール・リトヴァク監督の個性的ハリウッド映画になっている。
Dswalngrea
Dswalngrea
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総合:55点
ストーリー: 45
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 65

バーグマンが本物のアナスタシアかどうか物語の中でほのめかすものの、そのことは結局はっきりとはわからず、謎のまま彼女は愛を選び最後には消える。映画の製作側としては、バーグマンが真面目に演技したのに偽者だとつまらないけれど、だからといって現実社会では現れていない王女がこの映画では現れて本物だと判明して遺産を引き継ぐわけにもいかない。だからはっきりさせるわけにはいかないから、結論を出すことなくごまかした。物語としてはそんなものでしょう。
そもそも何故にバーグマンと遺産をだまし取ることのために全てを捧げていたユル・ブリナーと突然恋に落ちて、莫大な遺産さえわざわざ放棄して駆け落ちする必要があるのか。その二人が惹かれあう過程が特に描かれていなかったので、この突然すぎる展開は物語の都合上無理矢理そうするしかなかったのだろうとしか思えない。最初からこの結論を出して物語を幕引きさせるために強引に駆け落ちさせたという感じを受けた。大人の事情が見えます。
Ssnoipxmhkg
Ssnoipxmhkg
帝政ロシア末裔の王女の設定で、北欧系のバーグマンにぴったりの役柄だったが、ドレスの肩はちょっとお歳を感じた。10年前、ガス燈やカサブランカの頃の出演作だったら、もっともっと映えただろう。
とってつけたラストの締まりなさが残念。ちなみに、邦題もありがちでイマイチだな。