江戸川乱歩の短編小説を現代にアレンジして描く官能サスペンス「赤い部屋」シリーズ第2弾。小説「畸形の天女」をベースに、木下ほうかが一人の少女にのめり込んでいく不動産会社社長を演じる。不動産会社を経営する松永には、週に一度だけ社長という社会的地位も肩書も忘れて過ごす秘密の隠れ家があった。ある夜、松永は、その隠れ家で文子という少女に出会う。文子の不思議な魅力に惹かれた松永は、文子と深い関係に落ちていく。しかし、「文子に会うな」と告げる謎の男が松永の前に現れる。木下が松永役を、文子役をオーディション番組「ザ・ラストヒロイン
ワルキューレの審判」で15万人の中からラストヒロインに選ばれ注目された中山来未が演じる。監督は「D坂の殺人事件」「屋根裏の散歩者」など、江戸川乱歩原作作品を数多く手がける窪田将治。
裸の天使 赤い部屋コメント(1)
その世界観を表現した意欲作
乱歩はとち狂っているから やっぱりいい
2021年スクリーン228発目(今年公開作品127本目)
めんどくさっ こんな女はわしゃ手を出さん!
仕事中に 逢いたい だの 死んでやる だの
その時点でむり!
だがしかし!なぜか乱歩ものだと読めちゃうし 観れちゃう
心底乱歩マニアだわ わたくし
乱歩の時代設定をうまく現代にアレンジしているところがさすが
乱歩に並々ならぬ情熱を注ぐ監督ならでは
乱歩の世界観は 現実と非現実の絶妙な比率で成り立っている
その黄金比をほぼ忠実に描いている
いわば乱歩の近似値的映画
私自身が乱歩マニアで さまざまな映像化にガッカリさせられてきた
特にアニメ
でも 赤い部屋三部作をはじめ 窪田監督は非常にクオリティが高い
きっと同じマニアなんだろうなぁ
あとみどころは 木下ほうかの乳首の色らしい
本人がいうとりました
三部作の3本目 今から楽しみです
以上 満員の初日舞台挨拶会場よりお届けしました