スターライト・ホテル

9.5/10
合計3025件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   00分
言語   まだ情報はありません
劇場で   03月25日 1989
この映画を見たい?
 映画を見たい    しない

50% 欲しいです,合計 180

レビュー  |  共有する 

スターライト・ホテル プロット

父を尋ね旅に出た少女と、警察から逃亡している男の、出会いと奇妙な連帯感を描くロード・ムーヴィー。製作はフィノーラ・ドゥワイヤーとラリー・パー、監督はサム・ピルスバリー、グラント・ヒンデン・ミラーの『夢商人』を原作に、彼自身が脚本化、撮影はウォーリック・アトウェル、音楽はアンドリュー・ヘイゲンとモートン・ウィルソンが担当。出演はピーター・フィルプスほか。

スターライト・ホテル 俳優

スターライト・ホテル Related

クラメルカガリオンラインで映画を見る
クラメルカガリ
プロット  日本
04月12日 劇場で
死刑台のメロディオンラインで映画を見る
死刑台のメロディ
プロット  イタリア
04月19日 劇場で
漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々オンラインで映画を見る
漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々
プロット  日本
03月01日 劇場で
エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命オンラインで映画を見る
エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命
プロット  イタリア・フランス・ドイツ合作
04月26日 劇場で
青春ジャック 止められるか、俺たちを2オンラインで映画を見る
青春ジャック 止められるか、俺たちを2
プロット  日本
03月15日 劇場で
MY LIFE IN THE BUSH OF GHOSTSオンラインで映画を見る
MY LIFE IN THE BUSH OF GHOSTS
プロット  日本
03月29日 劇場で
続・夕陽のガンマン 地獄の決斗オンラインで映画を見る
続・夕陽のガンマン 地獄の決斗
プロット  イタリア・スペイン・西ドイツ合作
03月22日 劇場で
12日の殺人オンラインで映画を見る
12日の殺人
プロット  フランス
03月15日 劇場で
キラー・ナマケモノオンラインで映画を見る
キラー・ナマケモノ
プロット  アメリカ
04月26日 劇場で
ボーはおそれているオンラインで映画を見る
ボーはおそれている
プロット  アメリカ
02月16日 劇場で
フィリピンパブ嬢の社会学オンラインで映画を見る
フィリピンパブ嬢の社会学
プロット  日本
02月17日 劇場で

スターライト・ホテルコメント(1)

Ssipnomghxk
Ssipnomghxk
むかしVHSで見た映画だった。舞台はニュージーランド。家出した少女とお尋ね者の逃避行で、内容は記憶が薄れてしまったが、感動したことをよく覚えている。

レンタルビデオの時代は、情報が僅かだったこともあり、何げなく借りた映画が当たると、望外の喜びがあった。

大人と子供の逃避行といえばグロリア、レオン、菊次郎の夏、アジョシなどだが、子供に対する庇護本能がくすぐられることによって傑作が生まれやすい(そんな簡単なことではないだろうけれど)が、ふたりの関係性のポイントとなるのは大人が親ではないことだと思う。
無縁の子供を助けるところにドラマが生まれる。

かつて南半球の映画でよく見る俳優といえばサムニールとブライアンブラウン、三番目くらいにこの映画のPeter Phelpsがいた。
ぶっきらぼうでタフガイタイプだがいっしょに旅するあいだに少女に対する庇護本能が芽生えてくる。

少女(Greer Robson-Kirk)の寂しげな表情は忘れられないのに、憶えているシーンはあまりない。
男は当初、帽子を目深に被った少女を少年だと思っている。それをドボンと湖に投げ込むと長い髪があらわれる。そこはよく憶えている。
ふたりはときに反目しながら、ニュージーランドの広大なサバンナを野宿しながら旅する。
タイトルとなっているStarlight Hotelは「どこかに泊まるんじゃないの?」と泣きごとをいう少女に男が言ったセリフ。「泊まるさ。スターライトホテルに」そう言って男は満天の星々を仰ぐ。そこもよく憶えている。

この映画はVHSの時代、わたしがもっとも感動した映画のひとつだった。出演者も監督も知らず、南半球の話も珍しく、ドレッシーなタイトルはむしろハズれを予感させた。だからこそ増して打つものがあった。

いまさらDVD化はないだろうし、そもそもメディアを購入してまで観ようとも思わないけれど、なんとなく思い出すたび、また観られたらいいなと思う。