猫目小僧

6.1/10
合計12件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   104分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   安田真奈
劇場で   06月10日 2006
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猫目小僧 プロット

楳図かずおの人気漫画『猫目小僧』を、「恋する幼虫」の異才監督・井口昇によって実写映画化。300年に一度生まれる妖怪・猫目小僧が、人間の少女を救うために妖怪ギョロリと闘うアクション・ファンタジー。出演は「ミラーマン
REFLEX」の石田未来。猫目小僧の声を「クレヨンしんちゃん」シリーズの矢島晶子が担当している。

猫目小僧 俳優

猫目小僧 写真

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猫目小僧コメント(3)

eqnbig
eqnbig
原作の猫目小僧は体格は小さいし、言うほど腕力もない。

それが実写化したら、デカイ頭のきぐるみとか…製作費がしんどいのは分かるがあんなんがウロウロしてたら、小僧が一番に取っ捕まってしまうわ!

肉玉を原作で読んだ時は怖かったのに今改めて映像化されると、何か違うなぁ。
Ycryarrnldfei
Ycryarrnldfei
連載当時からの原作ファンです。原作は長いこと単行本化がなされず、画報版は早々に本屋から姿を消し、読みたくても作品全てを網羅した単行本が出版されたのは、テレビ化(あの妖怪伝)の際のサンデー掲載時。飢えていました。だから、あの妖怪伝も我慢して観てました。「がんばれ猫目くん」の主題歌にめまいしつつも。実写映画化と聞いて、期待と不安半々でしたが、まず猫目小僧の着ぐるみは何なの。なんでメイクにしなかったの。モコモコの猫目小僧にゲンナリ。ヒロインの石田未来はカワイイし、肉玉メインなのは嬉しいんだけどさ。まぁなんだかんだ文句たれつつも、デラックス版のDVDを買っちゃったけど。できれば、もっと陰鬱な雰囲気で、あの「富江」の元ネタにもなった「死なない男」あたりを(小僧は細い子供にメイクで)再度映画化してください。
Hmsnpsxgiok
Hmsnpsxgiok
もしかするとスカトロマニア、唾液マニア、エログロSFマニアに発信した映画なんじゃないかと思えました。妖怪である猫目くんの特殊能力が彼の唾液にあるという設定から薄々気づいてました。まずは引っ越してきた藤崎家の小学生の息子浩のぜんそくを治してしまい、娘まゆか(石田未来)の左頬の痣を治してしまうのです。浩にはアクロバティックに唾を口の中に入れ、まゆかには濃厚なキスシーンであるかのように舐めて痣を消し去った・・・この時点ですでに唾液マニア・舐めマニアは大喜びのはずです。

さらに物語が進むと、人間を肉玉に変えてしまうという臭くて気持ち悪くて恐ろしい造形のクリーチャーが登場する。ゾンビのように次から次へと感染して増えていくのですが、増殖方法がうん○のような肉玉を食べさせるというもの。ここでスカトロファンは大喜び。しかし、普通の観客ならドン引きです。もうエロなのかホラーなのか、ひょっとするとコメディなのかわけがわからなくなってくるのです。

序盤、猫目くんの登場はほのぼのとした田舎の風景に溶け込んでいましたが、一方では肝だめしバカップルが妖怪ギョロリの封印を解いてしまったので大惨事になってしまいます。まるで『となりのトトロ』にゾンビが登場するかのようなアンバランス。役者がそれぞれ下手なので、学芸会チックなノリで不思議空間を楽しめるのです。顔の痣のためにいじめられていたまゆかが、痣が完治してから同級生の態度も変わり、好きな男性とも恋に落ちる。表面的な醜さと心の優しさという両面が人の態度をどう変化させるのかも興味深いところでした。

30年ほど前、TVでも「猫目小僧」を放映していましたが、「ゲゲゲの鬼太郎」人気に便乗した手抜きの紙芝居アニメといった印象があります。今回の実写化では完璧なかぶりものにしたという潔さは好感持てるし、B級ゾンビ映画をリスペクトしているところも評価できるのかと思います。しかし、人々の恐怖の表情が全くなっていない。脇に徹した津田寛治でさえお粗末な演技。田口浩正が主役級の役だから期待していたのに・・・まともな演技はつぶやきシローだけだったかもしれません。

【2006年9月映画館にて】