二十四の瞳(1954)

8.4/10
合計56件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   154分
言語   日本語
地区   日本
劇場で   09月14日 1954
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二十四の瞳(1954) プロット

「女の園」に次ぐ木下恵介監督作品。壷井栄の原作を同監督自身が脚色している。撮影も「女の園」の楠田浩之、音楽は「三つの愛」の木下忠司。出演者は「女の園」の高峰秀子、田村高廣、天本英世、「昨日と明日の間」の月丘夢路「陽は沈まず」の小林トシ子、笠智衆など。

二十四の瞳(1954) 俳優

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二十四の瞳(1954)コメント(5)

nbenvzw
nbenvzw
中国電力の本社屋内にある500人規模?のホールで1995年頃開かれたチャリティー上映会で鑑賞しました。
満員でした。

同窓会で出征時に失明した元生徒が幼い頃の集合写真を手に取り、
あらぬ方向を指差しながら写ってる一人一人の同級生たちの名前を挙げる場面では感涙しました。
後に文庫でも読みましたが映画の方が素晴らしい。
リメイク版も観ましたがオリジナル版の方が素晴らしい。
時代は違えど幼き頃の心象風景を鑑賞者に想い出させるだろう。
Clyrtiitfudf
Clyrtiitfudf
ネタバレ! クリックして本文を読む
有名な作品ですが内容についてほとんど予備知識なく見ました。
昭和初期、島の分教場に着任した大石先生。颯爽とした洋装はカッコよく、またこの頃「洋装」というのがどれだけ奇異だったかもよくわかりました。この頃の岬には電柱もないんですよね。
以降、終戦後までの家屋や髪型、風俗の描写はとても面白かったです。
ただ、これっていわゆる「反戦映画」なんですよね。原作者と監督の「反戦」にかける思いがちょっと濃すぎて、他の方が絶賛されているほどには感情移入できませんでした。とにかくえぅえぅ泣きすぎ。颯爽としていた大石先生が最後は辛気くさいおばはんになっちゃって。設定上40歳ぐらいのはずなんですけど、表情はおばあさんですよね~。戦争の悲しさを描くために泣きのシーンはどうしてもふえるのかもしれないけど、もうちょっと別の描き方(明るく振る舞う中での悲しさ。みたいな)もできたんじゃないかとおもいました。類似テーマでいえば「この世界の片隅に」の方が数段デキはいい気がします。
あと、歌のシーンが頻度高くて毎回結構長いのも印象的でした。当時はこういう演出が一般的だったのかなぁ、当時の人たちはそれが感動的だったんだろうかなぁと思うと、鑑賞者の心に訴えるポイントも、当時と今とではずいぶん違うんだろうなぁと。
「1950年代前半に昭和初期を描いた映像」という意味でとても興味深かったですけど、「名画」というほどでもなく、でもこれが賞をいっぱいとったというのもまた事実なので、「なぜ?」というところをもう少し考察しても面白いかな、と思いました。
Aonurfsami
Aonurfsami
・春のシーンがカラーだったらなぁ
・小さい子どもたちの本気の走り方がかわいらしい
・初めて観た時は子どもの成長にいちいち感激した
・まっちゃんのシーン以降は泣きっぱなし
・贈り物で号泣
Kmohxsigpns
Kmohxsigpns
今の眼で見てしまうと、冗長でウエットに感じてしまいました。

苦手な昭和を観てしまった、という印象です。
だいぶ克服したつもりだったのですが、まだまだ修行が足りないのかもしれません。

もしかすると、唱歌が多いのが気になったせいでしょうか??
wjxirww
wjxirww
もう冒頭から涙腺が緩み放し、終盤は泣き通しです
お話は忠臣蔵並みに日本人なら誰でも知っている内容です
それでも映像を観た途端にこうなるのです
物語は小豆島の小学生の新入生と新任先生の交流を昭和3年から昭和21年、1928年から1946年の18年間の描くだけでこれと言った事件も出来事はありません
それでも観始めればエンドマークがでるまで微睡むことなく釘付けになり感情を揺さぶられるのです

この涙は一体何の涙なのか?
それがわからないのです
悲しいからでも、可哀想だからだけでもないのです
子供のころへの郷愁もあるのは確かですが、それでこれだけの涙がでるものでしょうか?
共感の涙と言うべき涙なのでしょうか

本作を観て外国の人が同じように泣くかというと、それはないでしょう
彼らが観ると前半は冗長に過ぎるし、後半はイタリア英語の戦前のファシズム党の有り様との類似による反戦メッセージを読みとれるぐらいではないでしょうか

本作は静かなる反戦映画とも言われます
確かに監督の製作意図に含まれてはいるでしょうが、それは決して主題ではなく結果としてそうなっているというべきものです

アカとかの戦前の思想統制のエピソードもありますが、21世紀の現代人の目からみれば戦後に分教場に復帰した先生の背後の壁に張り出された習字の文字数はヘイワ日本です
右から左への違いだけで思想統制はあるのです
本作の主題はそこにはありません

小学校の卒業式で仰げば尊しは歌われなくなって長くなります
学校によっては国旗も無く、君が代も無いところもあるそうです
90年以上昔の日本は21世紀の子供達からみれば、どこか遠くのアジアの国の物語にみえるかも知れません

そんな右や左の思想を子供達に洗脳する機関が学校と言えばそれまでですが、そんなことは本作には全く関係ないことです

本作の主題は別のところにあります
それは日本人への讃歌です

貧しい暮らし、将来への希望、長じてその希望が破れる、それでも山も海も昨日と変わらずそこにあるのです
幼い友はいつしか壮年になり、家業に精をだし、将来の希望は叶わずとも今を幸せに生き、あるいは死に、あるいは身体に障害を負い、辛い思いをして孤独に暮らし、あるものは母になっているのです
日本人の暮らし、生活、物事の考え方、感じ方
それら全てへの讃歌です

小学校の唱歌、子供達の歌声は90年たとうとも日本人の情操のなかに奥深く刻みつけられているのです

新任の大石先生が子供達と汽車ごっこを唱いながら遊ぶシーン
それを一目観るだけで泣きそうになるのはそれなのだと思うのです

日本人が日本人である限り本作は名作中の名作であり続けるでしょう
忠臣蔵がそうであるように

もしも本作が評価されないような未来が訪れたとしたなら、その時の日本は最早日本人とは言えない日本人の国に成り果ているのだろうと思います

高峰秀子の演技力の凄さ、木下惠介の演出の見事さは筆舌に尽くし難いものです
冒頭の新任時代の大石先生の輝くばかりの初々しさ
そして終盤の40歳位の歳に過ぎないのにあえて定年間近の様に老けた様子に卒業生達の目に見える姿として演じ撮らせたその対比
本作の演技力と演出力は舌を巻くしかありません

日本人の心情の琴線を直接震わせるものです
日本人にしかわからないものがここにあるのだと思います

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