あの頃をもう一度
プロット
アメリカ
03月05日 2021 劇場で
若草の頃
プロット
アメリカ
03月06日 1951 劇場で
あの頃ペニー・レインと 特別編集版
プロット
アメリカ
05月22日 2015 劇場で
サーティーン あの頃欲しかった愛のこと
プロット
アメリカ・イギリス合作
04月16日 2005 劇場で
ああ青春の胸の血は
プロット
日本
09月09日 1964 劇場で
あの日のオルガン
プロット
日本
02月22日 2019 劇場で
このサイトは、映画のポスター、予告編、映画のレビュー、ニュース、レビューに関する総合的な映画のウェブサイトです。私たちは最新かつ最高の映画とオンライン映画レビュー、ビジネス協力または提案を提供します、私達に電子メールを送ってください。 (著作権©2017-2020 920MI)。メール
あの頃。コメント(17)
原作者がハロプロヲタだった過去を描いているが、「推し」へ前のめりになり、熱に浮かされている姿がもう、(私はアイドルが対象ではないが)漫画や小説、映画、音楽と、過去にいろいろハマった自分に重なって痛い。
コミュニティだけで通じるお約束のセリフや、周りから見たらやりすぎなヲタク行動に、リアリティがありすぎる。
まぁ、面白かったんですが。
そんな彼ら(=僕ら)を、監督が優しく包み込むように、見守るように描いていた。
誰もがある時、推しに救われたというより逃げていた部分が強かったのかもしれないと悟り、成し遂げたい目標を追って今の人生がある。
常に「今が一番楽しい」と言える人間でいたい。
それと同時に、「あの頃を経て今がある」「あの頃の自分と仲間が愛おしい」と言える人間でいたいな、と思った。
「あの頃が恥ずかしかった」と卑下することもなく、「あの頃が一番よかった」と過去に逃避するようにならないようにしていきたいとも。
女性客がそれなりに居てアサヤン(TV)の影響が今とは比べ物にならなかった時代。
松浦亜弥はハロプロの勢いを一身に受けて敢えてソロでデビューした事に衝撃を覚えました。
熱かったハロプロ推しの人達。
そんな方々をそれなりに見ていた私もアイドルを家族ぐるみで追っかけたりしてました。
仲野太賀と松坂桃李の最後の絡みが切なくて凄くいい。
アイドルに流れる時間はゆっくりだけどファンに流れる時間は容赦無いんだよね。ファン同士で行うイベや反省会はめっちゃ楽しいし… そのあとは寂しい。
推しごととお仕事はなかなか相入れる事はできないんだ。
そんな事を見事に描き切ってくれた作品。
主人公の剱は、バイトとベースの日々に虚無感を覚えていた。そんな時に出会ったあややのPVに感動を覚え、同じハロプロのオタクたちと共に、青春を謳歌してゆく。続く日々に変わってゆく剱は、出会いと別れと変わる日々を過ごしてゆく。そんなある日…。序盤では、剱がハロプロを通じて、自身の逃げていた日々に向き合ってゆく。その過程に笑いっぱなし。バカでネット弁慶なコズミンに、リーダー格のロビを筆頭に、ハロプロへの愛が止まらない。それに対して、ハロプロを知らずとも困らないリードがしっかりとされており、彼らの原動力として形容すれば大丈夫なように、しっかりと脚本がリードしている。そこで起こる恋の苦味に、友情の熱さ。仲間という名の青春のギアは全快となり、可笑しくもかけがえのない一瞬が過ぎてゆく。同時に、彼らの人生も照らし出され、社会活動への分岐も映し出される。剱もベースへの未練を引きずっており、ライブハウスの仕事を始める。日々の充実を感じた頃に起こる、悲痛な知らせ。推し活への思いが離れつつあるように見えながら、人生のピースとしてかけがえのないものが一生モノへと形を変えてゆく。その輝きが一杯になるとき、私は涙が止まらなくなった。重厚なキャスティングが魅せる熱くて愛らしいキャラクターと、巧みな脚本。そして、長谷川白紙による音楽がなにより効いていて、私をスクリーンに映る彼らの感情への熱量を共に体感させるように煽動する。「ハロプロによる青春の奇蹟」を知っているハロプロファンが、とても羨ましい。
ハロプロの音楽に気がつけば、泣いている自分がいた。青春の群像がいかに一瞬でも一生のモノなのかを感じさせてくれる。今泉力哉監督だからこそ出来る、人と人が生み出す暖かな雰囲気。こんなに笑い泣きするなら、バスタオルを持っておくべきだった。笑
追記
2021/2/19 2回目@MOVIXさいたま
1.いつもの、格好良い松坂桃李さんではなく、モジモジ内気な、桃李さんの姿が新鮮である。
2.他のハロプロオタクのおじさんたちのキャラ立ちも良い。
・何といっても、”コズミン”を演じた、仲野太賀であろう。
だって、あんな状態になっても、笑いを提供するって・・。
・怪しいおじさんにしか見えない、山中崇さん。
・エロいお兄さんにしか見えない、若葉竜也さん。
・剣君(松坂桃李)を、ヲタクの世界に引き込んだ、CDショップの店員ナカウチを演じた芹沢興人さん。
- 皆さん、何だかとても、楽しそうに演技をしている。
“素”ではないかな、と思ったのは、わたしだけだろうか・・。-
<昔からアイドルヲタクって”秋元商法”に乗せられちゃって、しょうがないなあ・・・、と思っていたけれど、何かに夢中になれる事って、ヤッパリ良いなあと思った作品。
そして、一緒におバカに熱中できる仲間の存在も良いよね。
-だって、あんなに長く、6人のムサクルシイ男たちの友情が続くなんて、素敵ではないか!-
劇中、出演した”モジモジ桃李さん”と握手したのは、松浦亜弥さんではないよね。
詳しい方は、教えて欲しい・・。>