神々の山嶺(いただき)
スコア 
7.2

私の評価
評価なし。

ネタバレ! クリックして本文を読む Habu: Do you know the rules of a solo climb? No communication, no interventions. You take your photos, that's it. If I'm having trouble, you stay put. And if you're in trouble, don't count on me. Got it ? 羽生の過去の事故を踏まえて... 人に対してわざと疎遠にしているかの様に登山パートナーを避けているようにもふるまう伝説的ソロ・クライマーとしての孤独な天才登山家・羽生... その羽生に興味を示したジャーナリストとして、その知りたがりをライトな感じで演じることで我々の目線にたち平凡な人間を代表する登山経験のある深町とのコントラストは名声や富よりも自分の信念に忠実である人間と俗な、ある意味、悪く言えば通俗で勝利者へへつらい、賛美にだけ固執し翻弄される人間とのアンシンメトリーという対極の構図になっている。その上、フーダニット的演出も付け加えられている。 それは以下の羽生と深町の登頂前夜の二人の会話が本編を象徴している。 Fukamachi: Are you ready? Habu: ...Mmm. What about you? Fukamachi: I think so. Habu: What you're doing is risky. There'd be no point if it wasn't. Fukamachi: Why are you doing it ? Hase is dead, the competition's over. Habu: Why do you insist on following me? For a few photos in a magazine ? For the price of an article? Why? Mmm... There's more to it. Once you get a taste for it, nothing else matters. That's how it is. Fukamachi: Is this where you found it? Was the camera on Everest? Is it really the... Habu: You're pissing me off with your questions. It's no one's camera. Prepare your bag. We leave tomorrow. 生憎ながら個人的に観たのがフランス語版で、英語字幕のものだったので多少、言葉の持つプロナンシエイションの違いから違和感があったけれども映画全体の雰囲気や質感はそんな言葉の壁よりも日本の90年代当時の時代背景をかなり細かくリサーチしているのが分かるし、過去に観賞したいくつかのデフォルメされたフランス特有のアニメよりは実写版と同じくらいリアルに感じられるクライミングシーケンスで最も際立っていて登山家たちが使う道具やその使い方と仕草、またアルプスの背景としての山々の静けさや逆に牙をむくような荒々しい様を描いている写実的な芸術性の高さが一瞬アニメと見まがうほどの色使いと描写の仕方を本作の映画製作者はこなし仕上げている。 Habu: He was last seen at around 8,700 meters. I found him a little higher up. Can't say whether he was ascending or descending. Fukamachi: We could find out from the film. Habu: What does it matter? このセリフが後にシナリオ展開で分かるように羽生と深町の死生観であり山に対しての世界観であり、また半ば途中で亡くなった先人たちの鎮魂の意をも含めた思い出もあるところに前作にあたる岡田准一と阿部寛の日本映画とはラストも含めて深町がいても1つの羽生の独白として描いているところが大きく異なっている。その共時性は、かなり、昔の映画で同じように二人の登場人物の山や人の命に関して違う立場を描いたスペンサー・トレイシーと彼の弟役のロバート・ワグナーが出演した『山(The Mountain 1956年)』で見ることが出来るかもしれない。ただし、古すぎるのが玉にキズってか? Habu: Climbing is the only thing that makes me feel alive. So I did it right to the end. No regrets. 人類史上アイスフォールだらけのエベレスト南西壁からの冬季無酸素単独登頂は現実的でなく不可能とされている。だからこの映画は個人的にはやや辛口の大人の男のファンタジーと個人的には捉えている。「あらっ、やだ!? それって女性蔑視だわ!」なんて言う方が居られれば、失礼しました。 かなりの角度から日本をリサーチし、例えば消費者金融のロゴや名称までも明確に描いてところもあれば大手銀行を三友銀行としたり、少し笑えないオトボケもあったりする中に、具体的にこの瞑想的で息をのむような、時には超越的な映像が、すべてのフレームを取り込むのと同じように詩的でメランコリックな美しさは恋愛感情を失くしたメロドラマ的高畑勲であり宮崎駿のオマージュともとれるかもしれない。 本作が仮に亡くなっていく者や既に亡くなっている者への鎮魂であり、神格化をする代弁者とするなら、この映画のラストの描き方は、はっきりとさせて終わりを告げる一般的な常識とされる映画作りはしてはいない。その事が反って映画が一つの芸術のジャンルとするなら他のジャンルには遠く及ぶことのできないような良い意味での曖昧さの残る終わり方が、この映画に対してのスタンリー・キューブリックからのファンタジーに対しての賛辞に値するものかもしれない。フランスの映画評論家ミシェル・シメントとの会話より I believe fantasy stories at their best serve the same function for us that fairy tales and mythology formerly did. ただ“平たい顔族”からすると単純にレンダリングされ過ぎている部分もあり後半の羽生と深町の顔がヘルメットや目出し帽を被ったことでどっちがどっち状態になりましたとさ? 失礼しました!? 前作にあたる日本映画の不備や不満なところは深町を背の低い岡田准一にしたことでミスキャストと言えてラストの繋がりが悪く意味のないスレッドとなり映画の締めくくり方が物理的におかしくなる。余りこれ以上載せるとネタバレ過ぎるのでご勘弁ください。 またまた、失礼しました?

アポロンの地獄
スコア 
6.9

私の評価
評価なし。

ネタバレ! クリックして本文を読む 神秘的な雰囲気が全編にわたり漂っている。日本の能のような笛の音。美しい空。 最初と最後は現代に舞台を移すが、これは監督自身をエディプス王に投影しているかららしい。 運命に抗おうとする青年の話であり、男はみな母と愛で結ばれたいという欲求があるというある種人間の業を描いていた。 監督の人生や他の作文を観ているとまた違った解釈ができるかもしれない。

アネット
スコア 
6.8

私の評価
評価なし。

ネタバレ! クリックして本文を読む レオス・カラックスという、ある意味で観客に対して傲慢極まりない監督の最新作。かつてサブカル的に大ヒットした「ポンヌフの恋人」がロングランした渋谷のユーロで試写があるのも因縁か。場所は変わったけどね。 ともあれ、マゾヒスティックにポンヌフを褒めそやした日本のシネフィルたちは、その後もカラックス(の新作にして最高傑作という惹句)に翻弄され続けて、今日に至る。と言ってよいだろう。カラックス作品は僕たちが愛して止まない「単館系」の夢であり象徴なのだから。 しかし、今回はハリウッドのアカデミー俳優でロックミュージカル!全編が「シェルブールの雨傘」のように歌い続ける?そりゃ無理があるだろう!何なんだコレは?ドニ・ラヴァンが哲学的に右往左往するのじゃないのか?そうなれば、ぜひ目撃者にならねばいけない。その結果が大いなる失望であろうとも、140分をカラックスに捧げよう。だって、僕だってマゾヒスティックなシネフィルなのだから。 ファーストインプレッションで語るべき事のメモ。タイトルロールのマネットの描写。エンドロールのカーテンコール。シェイクスピア的な、ギリシア悲劇的な、宿命と欲望のホラーサスペンスに後半は変貌する。そしてクライマックスのデュエットはミュージカル映画史に残るインパクトがある。

バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
スコア 
6.0

私の評価
評価なし。

ネタバレ! クリックして本文を読む 現代はこれ以上に異常事態になり得つつある バイオハザード(コロナハザード) 教訓になる 擬似体験 事実は小説より奇なり 事実は映画より奇なり

スペインは呼んでいる
スコア 
5.9

私の評価
評価なし。

前作の「イタリアは呼んでいる」は、風景、食事が真ん中にあって、そこそこ面白かったので本作も期待したいたが、オッさん同士の会話(前作でも分かり難かった部分)が中心になっていて、退屈感が倍増。

寝ても覚めても
スコア 
6.9

私の評価
評価なし。

映画をネトフリで先に見ました。朝子の会話が、棒読みにしか聞こえない。ああいう、うちに秘めた、一見おとなしいが、実は自分の意のままに生きている人、は確かにいる、でも、うちとそとでは多少違うはず、、朝子はその2面性が見えないから、セリフにしか聞こえない。亮平、麦も、感情が見えない。 友達や周りの人のほうが自然だった。 二人はやはり不自然だった。 小説をやはり読むべきか。

Shari
スコア 
6.4

私の評価
評価なし。

知床半島の斜里町で暮らす人達と赤いヤツの話。 メエメエパン屋に始まり鹿猟師とかモモンガの住む家の人とか世界中の木彫り彫刻を集めて展示する人とか、斜里町に住む人々のインタビューと子供たちの様子にナレーションでみせるドキュメンタリーに、全身真っ赤な何者かが徘徊する様を交えながらみせていくけれど、この赤いヤツは何でしょうかねぇ。 命とか熱とか生命力とかそういうものを表現しているのでしょうか…良くわかりません。 町の人達のインタビューにしても、移り住んで来た人達のものもあるし、アイデンティティとか伝統とか、この町で暮らす覚悟とか大変さとかを語るでもなく、何をみせたいのか良くわからず、単なる町の紹介という風にしか感じなかった。

唐人街探偵 東京MISSION
スコア 
6.7

私の評価
評価なし。

ネタバレ! クリックして本文を読む 吹替で観賞。 第2弾までのシリーズは観てません。むしろ、この映画でこんなシリーズ作品がある事を知りました。 絵面が鮮やかで華やか。 お馴染みの東京の風景に急に海外の人が考える日本ってこんな感じ空間が現れる。特に東京住みの人間なので、ああここ新宿のあの辺りなのねと判る分、突如現れる違和感に混乱した。これはパラレルワールドなんだと言い聞かせて見続ける。 日本の文化や社会にリスペクトはないと思われる。剣道や相撲をそう扱うかぁとか、なんだその病院や警察や法廷はとか畳み掛けるように出てくる。これはパラレルワールドでフィクションだと言い聞かせて見続ける。 接触してくる黒幕。解決の為に登場する仲間。誰なんだ君たちは。冒頭の説明にいたか?と思うが、これはパラレルワールドでフィクションでシリーズ物だと言い聞かせて見続ける。 ここまで受け入れて見続けた結果のオチ。あれ、令和の日本だと思ってたら平成初期でしたか?トリックも13分類の中に入りますよねソレ確か?と混乱をおまけで付けてくる。ただその混乱をすっ飛ばすくらいのスピード感、何より絵の力強さは凄かった。そしてその世界の中で違和感なく存在した妻夫木さんはさすがだった。あと六平さん。 この作品、アニメ映画だったら全部すんなり受け入れられただろうなと思う。 余談ですが、主人公が背のすっと伸びた鈴木福くんに見えて仕方なかったです。

映画 深夜食堂
スコア 
6.9

私の評価
評価なし。

なにも考えずゆっくり観る、何度も観てしまう映画。 マスターの小林薫の佇まいと声がいい。みんななにかしらをかかえながら生きていて食べものひとつひとつに想いがあって、じわじわと心温まる。観おわったと少し気持ちがふかふかするいい映画。

パーソナル・ソング
スコア 
6.7

私の評価
評価なし。

私は若い頃、音楽が大好きだったけど、 最近はあまり聴かなくなってしまった。 音楽に熱狂するのは、若い頃にかかるはしかみたいなもんだと思っていた。 でもこの作品で、認知症のお年寄りが、音楽を聴くと、表情をキラキラさせ、記憶がよみがえり、イキイキと動き出すのをみると、 あ〜音楽ってすごいんだな。 人間にとってとても重要なものなんだなって思いました。

ザ・ガンマン
スコア 
6.4

私の評価
評価なし。

良い体してたな~。

空白
スコア 
7.6

私の評価
評価なし。

ネタバレ! クリックして本文を読む 漁師で気性の荒い父親。 気が弱そうで生気のないスーパーの店長。 タイトルの意味ですが、娘が店長に捕まりスーパーから逃げ出すまでの空白の時間の事だと予想していたのですが、事故が起きてからその事実と客観的に向き合えるまで期間の事だったようです。 観ていて本当に辛かったんですが、古田新太が徐々に他人に優しくなっていく姿に泣かされました。

彼は秘密の女ともだち
スコア 
6.9

私の評価
評価なし。

なによりロマンデュリスの役者魂に感銘

いけちゃんとぼく
スコア 
6.8

私の評価
評価なし。

原作は、絶対泣ける本第1位らしいけど、映画は泣けなかった・・・。 泣ける映画を期待してたわけじゃないので、別にいいんだけど! 蒼井優ちゃんが、かなりよかったし!

誰かが私にキスをした
スコア 
6.1

私の評価
評価なし。

公開初日に行ってきました。 キスだけしてる映画のような気が・・・笑 正直つまらなくて途中退場しようかと思いました。 ストーリーがまったくわからず。 裏をとれば難しいお話だったのかなー。。。

怪談新耳袋 怪奇
スコア 
6.4

私の評価
評価なし。

レンタル。ノゾミがなくツキモノだけ鑑賞。 冒頭、メールを読み上げるとこからなんで?と思ったのですが、なんでなんですかね? 声に機械的なエフェクトかける、とか霊がギュンって寄ってくるのとか良くありますけど、個人的に作り物感が一気に増して全然怖くなるくなるんですけど、どうなんですかね? 極端な三白眼って怖いイメージありますけどカラコンにしか見えないし。 と、そんな感じでなんだか全然怖くないうちに終わってしまった。まぁ、実際そんなのいたら怖いんでしょうけども。。

ウルフマン
スコア 
6.3

私の評価
評価なし。

ネタバレ! クリックして本文を読む オリジナルに対する敬意は感じるが、やっぱりこのご時世、あえて特殊メイクで狼男になられると、どうもB級感が漂ってしまう。特殊メイクそのものの出来は良いのだろうけど。B級とわりきるならいいけど、キャストがこれだけA級でシリアスムードだし……そのあたりのバランスが難しい。 そして、デル・トロ・ウルフは良いとして、ラストでまさのビックリ、ホプキンス・ウルフ登場www デル・トロとホプキンスが狼メイクしてギャオギャオ、ウォーン!とドタバタ暴れている姿はシュールで笑ってしまった。やっぱりB級? アンソニー・ホプキンス、お年を召してもがんばりますな。

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)
スコア 
6.8

私の評価
評価なし。

最初にこの若松監督のあさま山荘見た。その次に佐々原作。 あさま山荘の内と外でともに、うるう年、2月29日が話題になってたのが面白かった。 当時、小学生だった私はテレビ見ながら、何がなぜ起こってるのかまるでわからなかった。でも少なくとも、若松監督の映画でどんなことが「あさま山荘」以前にあったか。それはよくわかった。映像の強さを感じた。 今でもどこにでもあることだと思う。勇気がなかった、だから言えなかった…。今でもある。

HEY JAPANESE! Do you believe PEACE, LOVE and UNDERSTANDING? 2008 2008年、イマドキジャパニーズよ。愛と平和と理解を信じるかい?
スコア 
7.2

私の評価
評価なし。

昨日、心斎橋で観てきました。 正直途中の展開はあまり好きではなかったんだけど、 一番最後に「Do you believe PEACE,LOVE and UNDERSTANDING?」って文字がでてきて、すごい衝撃を受けた。 愛と平和と理解を信じるかい? 今までちゃんと考えてなかったけど、すごく重い人生のテーマな気がする。 まさに今の日本人に投げかけてる感じがするのが面白かった。 好き嫌いはわかれそうだけど、観る価値はあるかな。

ホーンテッド・マンション
スコア 
6.3

私の評価
評価なし。

ジャンルは一応ホラーだが、 ディズニー色でファンタジーもあり、 エディーマーフィでコメディー色もありで 子どもと一緒に大人も楽しめると思う。 ディズニーランドにいるような ワクワク感があった。 クリスマスに見て正解。