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トラック野郎 男一匹桃次郎コメント(4)
今作はとにかく笑いに振り切ってるのが印象的。特に前半は完全にコメディに徹していて、剣道ネタや子連れ狼ネタ、餅の早食い競争など怒涛の笑いの嵐で、最初から爆笑しまくった。クライマックスお決まりのトラック爆速シーンのたまに来る特撮も相変わらず最高だった笑
そしてライバル役は若山富三郎!大好きな俳優さんの登場に非常にテンションが上がった。しかもトラックには冥府魔道の文字!「子連れ狼」のパロディをしてくれるのだから最高すぎた。毎作思うが鈴木監督笑いのセンスありすぎ!
そして夏目雅子。デビューしたての頃で演技力は??だったが、相変わらずお美しかった。
そして我らが文兄ィィ!!ヤクザ映画の時とは180度違う喜劇的な演技に毎作脱帽。当時スターだったのにも関わらず、ここまで下品で滑稽な笑いを体現してくれるのだから、ありがとうございますの一言。毎作毎作本当に面白いし、ひたすらカッコ良い。
鈴木監督の抜群の笑いのセンスと、役者陣の砕けた演技力が炸裂する爆笑の第6作目。最高だった。
究極に馬鹿馬鹿しくて、底抜けに笑わせてくれる。
馬鹿で、惚れっぽくて、一本気。桃次郎、男も惚れるよ。
歌丸師匠は冒頭のみの出演ですが、ちゃんと落語の演目とリンクさせていて、そこだけでも脚本に感心しました。
小便を一升瓶に放尿しながら、トラックを運転中の桃次郎とジョナサン。前を行くのは若い女の子達。
てっきり抜けなくなるギャグが展開されるのか…と思いきや、歌丸&小円遊の黄金コンビが登場して笑いを取る。
お馴染みシリーズ第6弾。
今回の舞台は、九州の唐津と鹿児島。
唐津でヤクザに追われていた左とん平を助けた縁から、ドライブインで河豚をご馳走になる桃次郎とジョナサン。
桃次郎は肝を「美味しい!美味しい!」とパクつく。すると、やがて痺れが…。
死なないのが映画の映画たるゆえん(笑)
おまけに今回のマドンナ夏目雅子が登場。勿論桃次郎は一目惚れ(笑)
舞台は変わって東京へ。ジョナサンは、最近お気に入りの小料理屋の女将浜木綿子に入れあげるが、愛妻春川ますみと、松下家10人の子供達からつるし上げられる。(笑)
桃次郎の機転で何とか切り抜け、相も変わらずシリーズお馴染みの家族旅行へ(笑)。
ところで桃次郎。夏目雅子が剣道をやっているのを知るや…。
「僕は幼少の頃からやっています。」
「流派は円月殺法です。」
「毎朝のクリーニングは欠かしません。」
と宣言するも、ボゴボコにされて山隠れ。1ヶ月の修行で葉隠れを取得する(笑)
途中で《子連れ狼》のトラック野郎若山富三郎と知り合う。
夏目雅子が鹿児島に行くと知り、トラックで送ろうとすると、彼女は若山富三郎のトラックへ!
たちまちトラック勝負へ発展。
しかし、若山が彼女の義理の兄で、奥さんは幼い子供を残して消えた事実を知る。
さあ問題です。その奥さんとは一体誰でしょう…。
はい!正解です。
だって他に誰が居るんだよ(笑)
桜島の雄大な眺めに、有名な句を一句詠む夏目雅子。実は彼女には或る悩みを抱えているが、桃次郎勝手に勘違い。
彼女を尾行する場面で、テーマソングの音楽が『ピンク・パンサー』調になる音楽ギャグが楽しい。
彼女の為にも、若山の奥さんを探し出そうとする、桃次郎とジョナサン。
しかし無骨者の若山にはそれが気に入らない。
となると、当然の様にシリーズお馴染みの食堂での大喧嘩が勃発。
鈴木則文監督による縦横無尽なギャグが満載で笑わせてくれる。
やがて明らかになる真相。紆余曲折を経て幸せな家庭が戻る。
さあ!後は桃次郎の幸せ…勘違いがなければなぁ(泣)
ついでに清水健太郎の演技力が、もう少しまともだったらなぁ〜(苦笑)
クライマックスは、唐津から鹿児島までのパトカーとの勝負。
相も変わらずの崖崩れに、ミニチュアでの特撮。更には平地で追われているのに、カットが替わると山道だったり…と、シリーズファンにはお馴染みの光景(笑)
コメディリリーフとして、白バイ警官役で堺正章。餅の大食い大会でバッテン荒川等が登場。
いやいや、楽しかったなぁ〜。
そして、やっぱり夏目雅子が可愛かったぁ〜♪