荒木栄の歌が聞こえる
プロット
日本
03月21日 2009 劇場で
ブルースが聞こえる
プロット
アメリカ
09月03日 1988 劇場で
愛が聞こえる
プロット
アメリカ
01月09日 1982 劇場で
座頭市海を渡る
プロット
日本
08月13日 1966 劇場で
座頭市物語
プロット
日本
04月18日 1962 劇場で
座頭市 THE LAST
プロット
日本
05月29日 2010 劇場で
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座頭市の歌が聞えるコメント(1)
本作でも人を斬ることに苦悩する市の姿が映し出される。
勝新太郎シリーズものであるからこその、映画の中の存在でしかないはずである「市」が実在するかのような、彼の生き様を観ているかのようであった。
というのも、本作は全体的に色調が暗く、見せ場である殺陣は「マジックアワー」で撮ったかのような、薄暗い(朝方或いは夕暮れ)曇り空の下で展開される。これまでの座頭市になかった演出だ。
ギャグシーンも少ない。
ストーリーはいつものパターン(宿場町のヤクザを一掃)。
しかし、毎回新しい試みをするのが座頭市シリーズの魅力。本作もいつもと違う。わかりやすいハッピーエンドではなく、「降りることのできない殺しの螺旋」を彷彿とさせるような、重々しい雰囲気で終わる。
アメリカン・ニューシネマのようだった。ここまで重たいのは初めてじゃないかな?
お約束である殺陣は良いです。