激動の昭和史 沖縄決戦

6.8/10
合計16件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   148分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   新藤兼人
劇場で   08月14日 1971
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激動の昭和史 沖縄決戦 プロット

沖縄戦を舞台に、十万の軍人と十五万の民間人の運命を描く。脚本は「裸の十九才」の新藤兼人。監督は「座頭市と用心棒」の岡本喜八。撮影は「学園祭の夜
甘い経験」の村井博がそれぞれ担当。1971年7月17日より、東京・日比谷映画にて先行ロードショー。

激動の昭和史 沖縄決戦 俳優

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激動の昭和史 沖縄決戦コメント(11)

Gxshisokpmn
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東宝8.15シリーズ第5作。
「激動の昭和史」シリーズ第2作。

Blu-rayで鑑賞。

太平洋戦争末期に行われた沖縄戦の悲惨さを、監督・岡本喜八、脚本・新藤兼人、小林圭樹、丹波哲郎、仲代達矢他オールスターキャストを配し、迫真のドキュメンタリー・タッチと凄絶な戦闘描写で描き出した戦記大作。

沖縄戦の、その始まりから終わりまでを、冷徹な眼差しで俯瞰していました。だからこそ、その痛み、その怒り、その苦しみ、その悲しみが浮き彫りになって来る…。
本土防衛の要とされながら、理不尽な兵力の抜き去り、期待していた航空支援の拒否によって当初の計画は水泡に帰し、多くの島民を巻き込んだ激しい戦闘となりました。
老いも若きも、男も女も、大人も子供も、区別無しに命を落としていきました。阿鼻叫喚の地獄絵図という表現が生優しく聞こえて来るほどの惨状だな、と…。
苛烈な戦場で、手榴弾や青酸カリで自決していく人々…。軍人ばかりでなく、一般の人まで次々に…。何故、島民まで犠牲にならなければならなかったのか…?
亀甲墓の中で無理心中を図った一家、生き残った老婆が発狂し、墓の前で踊り狂う…。そこへ迫り来る米軍戦車部隊―。狂気以外の何ものでもないシーンに、戦慄を覚えました。

民間人を巻き込み、勝てる見込みの無かった戦いを続け、もう後がないとなったら、さっさと自決してしまった第三十二軍の上層部には、ほとほと呆れるしかありませんでした…。

――

犠牲者数のテロップが出たとき、怒りか悲しみか、なんと形容すればいいか分からない感情がこみ上げて来ました。軍の犠牲者より、島民のそれの方が多かったからです。どうしてこんなことになったのか? 戦い続ける意味はあったのか? 何故やめられなかったのか? やっぱり、戦争なんてしてはいけない、絶対に…。多大な犠牲者の血が染み込んだ沖縄という場所が、強く訴え掛けて来ているような気がしました。
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“東宝8・15”シリーズ第5作。
監督・岡本喜八、脚本・新藤兼人、キャストに小林桂樹、丹波哲郎、仲代達矢ら豪華な布陣。
1971年、沖縄返還協定調印時に公開され、沖縄の悲劇を描いた戦記大作。

太平洋戦争末期。各地で玉砕・陥落続き、次の標的は何処か。
本土防衛の要として、大部隊が沖縄に着任。
かくして、それを上回る米軍の大部隊が上陸する…。

脚色や創作が加えられてるが、史実が基。
実録映像やナレーションで語り進められていくドキュメント・タッチ。
豪華名優たちによる劇ドラマは軍視点。
同監督の『日本のいちばん長い日』ほどシリアスではなく、スケールもデカく、派手な爆発の見せ場もあり、お馴染みの特撮もありでエンタメ色も濃い。

一般市民の描写がユーモアも加味。
それがまた悲劇との対比。
戦争は沖縄県民をも巻き込む。
集団で手榴弾で自殺。死に損ねた者はお互いを殺し合う。
野戦病院で多くの負傷者と自決。
その光景はゾッとするほど凄惨。

8・15に終戦。日本各地深刻な大被害を受けたが、本土上陸・侵攻は免れた。
…が。
米軍の侵攻に対し軍が沖縄を守り、戦ってくれると信じていたのに、県民も戦争に駆り出され、多くの血が流され、沖縄は占領された。

自分は沖縄に行った事は無いが、日本でありながら南国気分を味わえる“陽”のイメージ。死ぬまでに一度は行ってみたい。
その土の中には大量の血が染み込み、県民の記憶に深い傷痕を残した。
今も新たな問題も。
沖縄の悲劇はそう簡単には癒えない。
wjxirww
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慰霊の日に何か出来ることはないかと、この作品を観ることにしました。史実に基づき細かな軍部の動きなどを再現してあり、ドキュメンタリー作品を観ている気分にさせてくれた。ドキュメント映像とともに人間模様を描いてはいるけど、再現フィルムっぽくて感情移入を許さない、逆に島民や兵士の一部となって観ることができました。

特に詳しかったのが、第三十二軍を中心に大本営とのやりとり、第九師団が台湾へ引き抜かれたことなど、沖縄を本土決戦の盾にしている様子でした。民間側としては数々の洞窟における避難や集団自決など、知っていることもあれば、初めて知る史実もあり、満足いく内容でした。

淡々としたエピソードのほか、散髪屋・比嘉三平を演ずる田中邦衛もストーリーを引っ張る重要な役目でしたが、ところどころにユーモアを取り入れ、人間のにじみ出るおかしさも喜八監督や新藤兼人らしく描かれています。そして、兵士によって壕を追い出されたり、スパイだとして撃ち殺されたり、戦争による狂気もしっかり描かれてます。

なんと言ってもオールスターキャストであるところが凄い!スターであっても惜しみなく使い、死にゆく様子を描いています。火薬の量も半端ないと思うし、スピード感もある。美しい死にざまなんてない、10万人の兵士・15万人の県民の死は今でも忘れてはならない事実だ(兵士よりも県民の犠牲者が多いのも特徴)。72年に返還されるも、いまだ米軍基地が住民を苦しめている事実も考えなければならないと思う。
Awnaoseguredk
Awnaoseguredk
冒頭に「黄門さま」が出ててびっくり。

でも、やはり古い映画だけに、日本軍独自の訓練、演習のシーンかと思ってたら、それが米軍からのホントの攻撃のものだったり、兵隊らの倒れる様だったり、なにかと「ちゃちい」印象は否めない。

リアリティに欠けるのはしょうがなく、特撮の爆破のようなかんじでなかなか入り込めて見られなかった。
途中で「休憩」と称して真っ暗になる時間があったり。

でも史実を伝える力作であることは確か。
過去の実際の映像を挟みながらもこの狂気の時代を描いた作品ではあった。

あれだけの物量を誇る米軍にそこまで粘らずとも、あと半年、ホント、あと半年早く日本の政府が決断して戦争が終わってたら、こんなひどい悲劇はなかっただろうに。

若い人もたくさん亡くなって、当時の政府もおかしかったし、死に急ぐ軍人もそうだし、ただただ「戦争の愚かさ」を感じる。
ngpsgh
ngpsgh
酷い以外の感想を持ちようもない沖縄戦の大局を追いながら、死のエピソードを淡々と積み上げていく、なんともいいようのない映画。敗戦目前にして駆り出された少年少女やら民間人やら下級兵らの無惨な死と、現地住民を盛大に巻き込んで置いてさっさと自決する軍司令官や参謀らの綺麗な死のコントラストがとても腹立たしい。

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