怪竜大決戦

6.2/10
合計16件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   85分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   伊上勝
劇場で   12月21日 1966
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怪竜大決戦 プロット

「大忍術映画
ワタリ」の伊上勝がシナリオを執筆し、「主水之介三番勝負」の山内鉄也が監督した忍術特撮もの。撮影は「続・兄弟仁義」のわし尾元也。

怪竜大決戦 俳優

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怪竜大決戦コメント(1)

Psihmskngox
Psihmskngox
1966年12月公開

同年7月、東映は二本の特撮映画を公開した
一つは海底大作戦
この作品が東映初の特撮映画だ
しかし特撮レベルは低い

もう一つは大忍術映画ワタリ
東映京都撮影所としては初の特撮映画だ
そして続く本作は東映初の怪獣映画といえる

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘とほぼ同時公開となり競合したのだ

他社はどうか?
大映は同年4月ガメラ第2作ガメラ対バルゴンと大魔神第1作を公開
8月に第2作大魔神怒るを、そしてこの12月には第3作大魔神逆襲を公開している

松竹、日活の特撮怪獣映画は翌年春のギララ、ガッパまで待たねばならない

つまり1966年12月は東宝、大映、そして東映の3社での怪獣代理戦争が既に行われていたとも言える訳だ
翌年1967年の怪獣映画が各社から乱発される前哨戦だったのだ

本作は前作のワタリに作く忍者映画だ
当時は怪獣ブーム以外に忍者ブームでもあったのだ

有名なところを挙げると伊賀の影丸、カムイ伝、風のフジ丸、サスケなどがある
忍者ハットリくんは1966年7月から実写版がスタートしている
現代の世界的人気を誇るニンジャはこの時代に直接のルーツがある

当然忍術シーンを扱う為には実写なら特撮を駆使しなければならない
東映も前作のワタリ製作に際して最新式オプチカル・プリンターやブルーバックスクリーンなどの合成映像機材を導入している

本作はそれらの機材を駆使した合成映像を多用しており、なかなか特撮は頑張っている
怪獣が出現して城が破壊されるシーンのミニチュアセットも大魔神にさほど引けはとっていない

本作を原形として発展したのが、仮面の忍者赤影と言うことになる

本編も楽しく、テンポも演出も良く退屈しない

監督の山内鉄也は当時こそ無名だが、本作以降は、その大人気となった仮面の忍者赤影だけでなく、テレビ時代劇で大活躍を遂げる人だ

水戸黄門、大岡越前、江戸を斬るなどのそうそうたるコンテンツのメイン監督としてテレビ時代劇の形を作り上げた人なのだ

怪獣は四体登場する
水竜、大ガマ蛙、大蜘蛛、大わし
大わしはラストシーンで主人公が飛び去る時だけに登場するので、怪獣が戦うのは残りの3体になる
水竜の形状は銀色であり翼も無く、頭も一つであるが、その頭の形はキングギドラそっくりだ
大ガマ蛙は主人公が児雷也なので当然大ガマ蛙が彼の怪獣になるのだが、大口を開けて火炎を吹き出すのだ
初登場シーンは城の屋根の向こう側から頭を突き出してくる
そうゴジラが山の稜線から頭を突き出すシーンを模しているのだ
そして大蜘蛛はタランチュラの形をしているが、蜘蛛だけに糸を吐いて戦うのだ
ここまで書けば特撮ファンならすぐに気が付くはずだ
これは三大怪獣 地球最大の決戦のオマージュなのだ
キングギドラ、ゴジラ、モスラの戦いをそのまま再現して見せているのだ

素晴らしいサービス精神だ
本作はもっと高い評価を与えられるべき傑作だ

しかし、東映はその後映画では任侠映画をメインにして行くことになり特撮映画は作られなくなってしまう

残念ながら映画では1968年のガンマー3号宇宙大作戦をだすのみで、それも部分的には評価できる部分はあるものの、大した出来だはないものであった
特撮レベルも進化しているとは言えない

東映の特撮はテレビがメインとなり、1967年4月からの二つの番組、仮面の忍者赤影、キャプテンウルトラに継承された
そしてそれは仮面ライダー、スーパー戦隊、メタルヒーローに発展して行き、受け継がれていくのだ

つまり今日の東映特撮スーパーヒーローは全て本作を源流としているのだ
超重要作品だ!

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