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情事の履歴書 プロット 日本 01月01日 1900 劇場で
神々の履歴書 プロット 日本 06月27日 1988 劇場で
恋する履歴書 プロット アメリカ 01月01日 1900 劇場で
ある党員の履歴書 プロット ポーランド 01月01日 1900 劇場で
喜劇 男の顔は人生よ プロット 日本 07月03日 1971 劇場で
歴史としての聖書 プロット 西ドイツ 06月24日 1978 劇場で
男の顔は履歴書コメント(2)
この後『阿片台地 地獄部隊突撃せよ』『懲役十八年』と続く、主演・安藤昇との“戦中世代三部作”の第1作目。
ビルに囲まれたみすぼらしい医院。ある日、重傷の急患が運ばれて来る。医師の雨宮はその男を知っていた。沖縄戦線で共に闘った戦友、柴田。実は在日韓国人で、今は本名の崔と名乗っていた…。
この数奇な再会の現在、戦後すぐの大波乱の過去、さらに遡っての二人の出会いの戦時中…。
それらが交錯して描かれていく。
沖縄での激戦中、はぐれてしまった雨宮と柴田。
終戦を迎え、内地に戻ってきた雨宮が見たものとは、地元マーケットを支配しようとする中国ヤクザ。
戦後の混沌とした地で繰り広げられる日本人vs在日韓国人vs中国ヤクザの乱。
それはさながら、まだまだ続く戦争のよう。
そんな中再会し、喜び合う雨宮と柴田。
が、状況は違っていた。
雨宮は無関心を通していたものの、彼の身近な者に危険が及び…。
東映から松竹移籍後初の作品。
松竹に似つかわしく無いようなバリバリの東映やくざアクション風。
でも、単なるそれだけじゃない。
加藤流漢たちの熱きドラマ、誇り、生きざま、情感たっぷりの男と女の愛…。
そこに日本と朝鮮と中国、民族間の対立、友情、
戦中~戦後の悲劇をダブらせ、これがドラマの深みになっている。
戦後急成長を遂げた日本。
その陰に…。
今はもう、誰も知らない…。
日本のヤクザもミカジメ料を取っているのに、店を守ることは出来なかった。
主演は元ヤクザの安藤昇。