アンラッキー・モンキー

6.7/10
合計13件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   106分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   SABU
劇場で   07月18日 1998
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アンラッキー・モンキー プロット

図らずも強盗犯・殺人犯になってしまったアンラッキーな男たちの姿を描くブラック・コメディー。脚本・監督は「ポストマン・ブルース」のサブ。撮影は「野獣の肖像」の栗山修司が担当している。主演もやはり「ポストマン・ブルース」の堤真一。ヒロインに「OL忠臣蔵」の吉野公佳。第48回ベルリン国際映画祭招待作品。

アンラッキー・モンキー 俳優

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アンラッキー・モンキーコメント(2)

Hccikdblen
Hccikdblen
警官の目を恐れた山崎はついつい人ごみに紛れて過ごそうとしたが、たどり着いたのはある町内の化学工場の公害に対する抗議集会に参加してしまった。そこでの発言は面白いし、企業側の平泉成も面白い。結局は企業と住民が和解(?)となって懇親パーティが開かれるのだが、そこで見た新聞には刺された美容師・吉田(吉野公佳)が死んだと報道されていた。動転してしまった山崎。良心の呵責によって精神異常をきたし、町を放浪する。彼女の亡霊を見るようにもなるが、公園で出会った殺し屋・宮田(田口トモロヲ)のおかげで死にたいと思うようになる。

ここでの田口トモロヲが最高!「あんた人殺し?」が口癖で、通行人に片っ端から声をかける。ドジな殺し屋なのだが、哲学の素養もあり、「人を殺した人間は見える世界が違う」などと言ってのけるのも印象的。その彼に追いかけられていた村田組の面々を殺すよう指令が下り、拳銃をズボンの前に隠す。『8 Mile』でも似たようなシーンがあったが、この映画では宮田が転んで男の急所を撃ってしまう・・・痛いどころじゃない。死にかけてるのにありったけの弾を撃つのだ。

雨の中を放浪する山崎は親切な車に拾われるが、それが葬式帰りなのか、吉田の遺族が乗った車だった。逃げるように降りた山崎のおかげでスピードを出していた別の車が電柱に激突などして、とにかく貧乏神ぶりを発揮する男なのだ。そして、逃げてきたヤクザ3人組と出会い、「金をやるから殺してくれ」と懇願。そして埋めた場所へと案内するのだが、そこは3人組が立花を埋めた場所と同じ。追っ手である誠竜会のヤクザもやってくるが、金を掘り出したつもりが、ゾンビになった立花が起き上がり、見境なく発砲する・・・とうとうゾンビを出しやがったかーー!(笑)  後半はとにかく死ねない山崎。最後には自首しようとするも、そこには逮捕された立花の姿。

『弾丸ランナー』や『ドライブ』にも通ずる映画だが、なんだかやりきれないブラックコメディだ。
Erewngsing
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良い事も悪い事も誰も上手くいかない。
どんどん不幸になっていく堤。
最後の最後に思い通りになった。
でもそれは堤にとっても本当の最後で。
決して望んだわけじゃないけどそうするしかなくなった結果。
全ての原因はよからぬ事を企んだ自分達。
因果応報というか。
強盗も本当はやりたくなかったのならカッコつけず素直にやめたいと言いやめればこうなっていなかった。
強がったり意地はったりカッコつけたりそういう事は結局よからぬ結果を生むことになる。

ポストマンも良かったしこれもかなり良かった。
弾丸も観たけどサブの作品は良い映画ばかり。
また堤と一緒に映画を作ってほしい。
サブの映画が堤の出世作といってもいいと思う。