CUBE ZERO
プロット
カナダ
11月19日 2005 劇場で
KIDS=ZERO キッズ=ゼロ
プロット
日本
10月18日 2014 劇場で
走り屋ZERO II
プロット
日本
06月20日 2009 劇場で
走り屋ZERO I
プロット
日本
06月27日 2009 劇場で
Vaundy one man live ARENA tour “replica ZERO”
プロット
日本
05月10日 劇場で
滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie
プロット
日本
12月04日 2020 劇場で
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クローズZEROコメント(20)
2007年オリジナルストーリーとして映画実写化された。
監督はアニメの実写化に定評がある??三池崇史。
撮る映画はことごとく低評価な気がするが・・・。
「クローズZERO」はどうだろう。
気になりAmazonプライムにて鑑賞した。
主演は最凶の転校生「滝谷源治」を演じる小栗旬。
父親が劉生会というヤクザの組長で、その組をもらうべく、
未だかつて誰も成し遂げたことのない
鈴蘭高校を制覇するため転校をした。
1匹狼で群れるのが嫌いだが、
喧嘩を通して忠太(鈴之助)、牧瀬(高橋努)、伊崎(高岡蒼甫)らとの
友情を深めG.P.Sを結成。
鈴蘭制覇に最も近いと言われる山田孝之が演じる「芹沢多摩雄」の
率いる芹沢軍団と激突するというストーリー。
内容が非常に単純なので頭を使わずに見ていられる。
戦国武将たちが天下統一をもくろむ群雄割拠の時代を描写する
歴史映画のスクール版といった形だ。
出演者には桐谷健太、遠藤要をはじめ、
やべきょうすけ、塩見三省、岸谷五朗などわきを固める俳優も
名実ともに認められた人たちばかり。
映画に疎い自分でも知っている人たちが出演しており
演技の面では見ごたえがあると思う。
しかし、この映画は見る人を選ぶ映画だと思った。
喧嘩とか野蛮なシーンが好きか嫌いかを言いたいのではない。
この映画を「ファンタジー」として捉えるか
「リアル」として捉えるかによって
受け止め方が変わってくると感じたのだ。
主人公たちが暴れまわるシーンは
非常に派手な演出が施され見ごたえがある。
もちろんこの映画の見せ場だ。
しかし見せ場をつくればつくるほど、
ツッコミどころが増えていくのもまた事実。
見せ場となるシーンは大きく分けて3つある。
まず喧嘩のシーンは外せない。
入学式中、体育館でいきなりケンカが始まる。
一組のケンカがあっという間に派生して
その場の全員が暴れる乱闘騒ぎになってしまう。
他にも教室・校庭・プール・渡り廊下など
手当たり次第におっぱじめる。
特に最後の頂上決戦は見ていて手に汗握るような興奮を感じた。
さらにただ殴り合っているだけではなく
喧嘩の仕方でキャラクターの個性を表現しているのが面白い。
源治の場合は強烈な飛び膝蹴りを武器に持ち、
しなやかでシャープな躯体を活かした中距離戦闘を得意としている。
一方芹沢は、ドロップキックやバックドロップなどの
プロレス技を多用し近距離戦闘に持ち込むことを好む。
喧嘩と個性を結びつけるのは
クローズZEROならではの演出だと言える。
2つ目は、鈴蘭高校を制覇するという目的そのもの。
徐々に自分を慕ってくれる仲間を増やし、勢力を拡大していく。
やがてはG.P.Sと芹沢軍団という2大勢力となり激突する。
この構成は見ていて分かりやすく、終盤に差し掛かるにつれて
話が盛り上がっていくのでとても見やすかったし分かりやすかった。
天下を取るには力だけでなく
仁徳・統率力・政治力・洞察力などが必要と
書いてある落書きがあるなど、
哲学的な側面が見え隠れするあたりに
不良少年たちもいろいろ考えているんだなと思った。
3つ目は舞台となる学校そのもの。
荒れ果て、壁は落書きだらけ。
校庭には机やいすが転がっていたり、窓ガラスが割れていたり、
プールは不良グループの根城になっていたり・・・。
とにかくやりたい放題。
荒廃しきった学校というのは映画の世界観にピッタリだった。
しかし!しかしだ!
これらの演出全てがツッコミどころ満載なのだ。
全てにおいて共通して言えること。
それは「先生何やってるの?」だ。
これを言っちゃお終いなのかもしれないが
そう思うかどうかが、
この映画をファンタジーと捉えるかリアルと捉えるかの境目になるのだと思う。
授業をやっている形跡がない。
入学式にこそ先生は登場したが、それ以降からっきし出てこない。
校長をはじめ教師たちが
どのような学校生活を送っているのかが気になってしょうがない!
それにお金はどうしているんだろう。
これだけ突っ張っているのにお父さんやお母さんから
おこずかいをもらっているのだろうか?
タバコ吸ったりそれなりにお金のかかる生活をしているように見える。
バイトしてる風でもないし。
これだけ突っ張っていながら
バイトしているなら、それはそれで見てみたい(笑)
学生たちの派手な演出をすればするほど、
その演出が逆効果にもつながってしまうというのは皮肉だ。
だから見る人がどこに視点を置いてみるかによって
評価が分かれると思った。
ファンタジーよりの視点で見られれば楽しめると思う。
しかし少しでも現実的な視点で見てしまうと
とたんに細かい設定が気になってしまう。
原因は現実的な世界観の中で非現実的な演出をしていることにあると思う。
自分的には3:7で現実的な視点が勝った。
この学生たちは学校卒業したらどんな大人になるんだろう?
そんなあらぬ心配をしてしまうのだ。
だからあまり物語に没頭できなかった。
クローズZERO2は見ないだろうな。
ムカムカモヤモヤしてるときに
観たい一本。団体の殴り合い凄く爽快。
原作を読んでから心に引っかかった所を書く。
これはどちらかというと続編の方だが、海塚中トリオ?、まあヒロミ、ポン、マコの3人が手下連れてたのが嫌だったかなー。あと3人が憧れたのって金髪じゃなくて桂木さんじゃなかった!?
あと坂東の強キャラ感すごかったかなー。
ストーリーはベタでセリフも臭いですが、寒さを感じないのは役者さんが上手いのと熱があるからですかね。(原作もそうですしね)
後は、曲が原作の世界観の1部を担っていてとても良かったです。
不満な点としては、黒木メイサさんの役と難病エピソードは要らなかったです。
(恋愛的な要素と泣かせる要素は必須だったんですかね。。)
それと、喧嘩のシーンが結構な割合占めていますが、また見たくなるような映像がなかったのが残念でした。
学生時代、「桐島、部活やめるってよ」で言うと神木くんの位置に居た自分にとって、こういう世界はSFと等しい別世界。
あんな不良だらけの高校とか喧嘩に明け暮れる日々とか全く馴染めないが、何か今回久し振りに見たら結構面白く見れた。
ヤンキー版「仁義なき戦い」とでも言うべき派閥争い。
クライマックスの雨の中の抗争シーンは、さながらヤンキー版「七人の侍」。
日本映画史に残るこれら偉大な名作を例に挙げるのはお門違いかもしれないが、こういう構図はいつだって男心を鷲掴みする。
今回久し振りに見て良かったのが、男たちの生きざまや友情。
夢を追う者。
共にその夢に懸ける者。
夢に付いていく者。
立ちはだかる者。
ヤンキーたちのただの喧嘩映画ぐらいにしか印象に残っていなかったが、何だ何だ、意外とグッとさせるじゃないか!
本作はまた、監督とキャスティングの勝利とも言えよう。
監督に三池崇史を起用した時点で大正解。
この血沸き肉踊り、熱気溢れる世界観は三池にうってつけ。コミック実写も多い三池だが、同じコミック実写化でもやはりこういう作品の演出はまるで水を得た魚のよう。
当時、“イケメンがいっぱいのパラダイス”でイケメン代表格だった小栗旬だが、イケメン役よりこういう男臭い役の方が似合う。10年経った今でも小栗の代表作だろう。
最強の山田孝之、女に弱いが良き仲間となる高橋努、クールビューティーな魅力がこの世界観にぴったりの黒木メイサ他キャラが立っているキャストの中、何と言っても、
やべきょうすけ!
ヤクザの兄貴分なのに子分のパシりに。
粋がっているけど、実際は見かけ倒し。
コメディリリーフである一方、いい歳してまだチンピラ風情でうだつが上がらないが、最後に見せた男気、かつて自分が出来なかった夢と自分の全てを主人公に託し、哀愁人一倍。
助演男優賞級。
それにしても、この映画がもう10年前だとは…!
カラスたちも皆若かった。