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パリの調香師 しあわせの香りを探してコメント(2)
コミュニケーション能力が著しく欠落しているアンヌは、悪気はないのに周りを不快な気持ちにさせてしまうタイプ。
序盤のいつも不機嫌そうだった表情が、ギョームとの交流を通して徐々に柔和になり、最後には可愛らしく見えてくるのだから不思議…笑
台詞は相変わらず尊大なんだけど、表情だけでここまで人の印象って変わるものなんだなぁ。
それだけ、アンヌ役のエマニュエル・ドゥボスが素晴らしかったってことだね。
主人公の女性アンヌは才能に溢れた有名調香師。
数年前までは有名ブランドの香水を作っておりその道のトップを走っていたが、ストレスから嗅覚を失う。
今は回復するも昔の様な仕事には戻れず過去の実績を考慮され生活用品、日常品の香りに関わる商品の開発に携わる仕事を担う。
一方主人公の男性のギヨームは仕事を転々とし半ばフリーターの様な状態。娘の親権も奪われ自暴自棄になっている。そんな中新しくはじめたドライバーの仕事でアンヌのドライバーとなり彼女と互いにぶつかり合いながらも共に力を合わせて生きていく事となるヒューマンドラマである。
僕自身も有名ブランドの香水を愛用しており香水以外でも「匂い」、「香り」という点においてはとても親近感がありまたとても興味深い分野である為とても楽しみにしていた作品だったが期待したのとは違った作品であった。
もちろん匂いのプロ達の専門用語は作中で幾度となく使われているが、調香師ならではのドラマやストーリー性には欠ける。
あくまで主人公の二人が人生つまづいており、その一人の仕事が調香師ってだけであって別に他の仕事でもこの作品は成り立つ様に感じてしまった。
ただ詳細は違えど壁にぶつかる二人が、今までは自分勝手に真っ直ぐ生きてきたギヨーム、人との関わりをなるべく避け相手の存在をできる限り無視して生きてきたアンヌが出会う事で、共に今までの自分を見つめ直し、正しい人間関係を構築する事で最後はハッピーエンドで終わるところはとても温かい気持ちにさせてくれる作品であった。
変に恋愛描写もなく、ゆっくりゆっくりと心移りゆく描写は見やすくてこちらも優しい気持ちになれる作品ではないか。