ザ・クリエイター 創造者
プロット
アメリカ
10月20日 2023 劇場で
エッフェル塔 創造者の愛
プロット
フランス・ベルギー・ドイツ合作
03月03日 2023 劇場で
天と地
プロット
アメリカ
12月25日 1993 劇場で
天と地と
プロット
日本
06月23日 1990 劇場で
泰造
プロット
日本
10月18日 1985 劇場で
アリ地獄天国
プロット
日本
10月24日 2020 劇場で
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天地創造コメント(6)
ただし、長げぇ。
久しぶりに観て初めて思った事。
昔も今も変わらず、神は常に人間を窮地に追い込んでは、信念を測っているように感じた。やっと授かった息子を生贄に差し出せなんて、悪魔以上の何物でもない。
神に愛される人間は、普通の信念では通用しない。
天地創造に始まり、アダムとイブ、カインとアベル、ノアの方舟、バベルの塔、そしてアブラハムの物語としてソドムとゴモラ、イサクの生け贄などが描かれている。それぞれで大作映画になる題材ですが欲張ったものです。もっともノアの方舟で予算を使ってしまったのかバベルの塔やソドムとゴモラは端折っています。聖書に対して文句をつけるなんて不遜なのだが「ホモ・サピエンス全史」のユヴァル・ノア・ハラリによれば宗教の発生は集団を維持するための共同幻想、壮大なフィクションと言っている。確かに映画の中で描かれるのも天変地異や奇跡などスペクタクルであり天罰とご利益のコンビネーションの最たる事例かも知れません。全知全能の神ともあろうお方が血生臭い生贄好みや子殺しなどは頂けませんが並みの説法では当時の人類の野蛮性は御せなかったのでしょう。
ノアの役は当初チャップリンが候補だったのだが断られて監督自ら出演、神の声まで演じて大奮闘でしたが意外にもご当人は無神論者だそうです。今ならCGで簡単でしょうが生の動物たちの表情が素晴らしく驚きました、ノアの方舟だけで大満足です。ただ悪徳と退廃により神に滅ぼされたソドムとゴモラの都、硫黄で燃やされた筈なのにまるで原爆もどきの描写は引っ掛かります、音楽の黛さんは何も感じなかったのでしょうか・・。