椿三十郎(1962)

7.5/10
合計19件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   96分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   菊島隆三
劇場で   01月01日 1962
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椿三十郎(1962) プロット

名作「用心棒」の続編ともいえる作品で、前作では桑畑を名乗った三十郎が椿三十郎として活躍。キャラクターとしてはより人間味が増し、ユーモアと知略を駆使し、上役の不正を暴こうと立ち上がった9人の若侍をその凄腕で助けていく。加山雄三をはじめとした血気にはやる若侍たちをうまく制御し、敵方の用心棒仲代達矢と知恵比べをしつつ、有名なラストの決闘シーンへと物語は導かれていく。

椿三十郎(1962) 俳優

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椿三十郎(1962)コメント(20)

orswsn
orswsn
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ぼくの予想ですが、
映画「隠し砦の三悪人(1958年)」の真壁六郎太→映画「用心棒(1961年)」の桑畑三十郎→映画「椿三十郎(1962年)」の椿三十郎、と続いていったシリーズ。

菊井と黒藤と竹林の三悪人を、
三十郎「赤い椿は すぐ斬り込めという合図」
三十郎「白い椿は 中止の合図」
三十郎「断っとくが 何の合図もなきゃ
俺に何か起こったと思って こいつも乗り込んで来るぜ」
と言って騙す。

実際は、“赤い椿”、“白い椿”は関係なく“椿”を流すことが突入の合図だった。

映画は、
・人を見た目で判断しては危ない。
・若侍(未熟者)の判断は誤りがちである。
・抜き身の刀より鞘に入っている刀のほうが良い。
・・・
そういう教訓も含まれている喜劇活劇に仕上がっています。
noxurh
noxurh
リメイク版がいまいち振るわなかった理由が、今作を見てわかりました(織田さんのファンだけど)。

すげー!。なんじゃこりゃー!!。
それに加山雄三さん&田中邦衛さんが若侍で出てるなんて、聞いてないよ。

多分黒沢監督作品も三船さん作品も、初めて見た気が。
ちょっとカルチャーショックで呆然。

リメイク版は黒沢さんの脚本そのままだったので、内容も知っているのに。

「俺は機嫌が悪いんだよ」と悪ぶる三十郎だけど。
若侍たちから「あの人はいい人だ」といわれ、ふてぶてしさまでもが頼れる兄貴分っぷりがかっこええ。
途中三十郎が、30人の相手を次々と斬り倒す場面(実際は40人使ったらしい。)。うっひゃー!と驚く刀さばきは、流れる風景のよう。

見張りの侍木村(小林桂樹さん)が戸棚に入っていく所や、攻め入るのは椿の合図のシーンは、愉快痛快。このシーン、リメイクでも面白かったし。

「音版悪いやつはとんでもないところにいる」
「本当に言いかた名は鞘に入っている」

そんな決め台詞にしびれました。
伝説の室戸半兵衛との対決シーン、やっと見れました。ス・ッゲー!

こんなすごい作品をリメイクするのは、分が悪すぎましたね。
この作品のエピソードゼロ的「用心棒」。ちょうど数日前に見逃しちゃっいました。もったいない。

見てよかった作品でした。
ibbaeg
ibbaeg
ネタバレ! クリックして本文を読む
多分一番最初に見た黒沢映画だったと思う。この映画で黒沢作品は面白いんだなあと、言われているだけのことはあるなと思った記憶がある。そうして改めて見たらやっぱりとても面白かった。ドラマが冒頭からドライブしていて、最後までそのまま走りきる感じでよどまない。

登場人物がみんなキャラが立っていて可愛らしかった。殺陣もすごい迫力だった。
smydrr
smydrr
入江たか子が三船の対極にあって、このコントラストがこの映画にとてつもない広がりを示している。この2人を線で繋ぐと社会全体を捕捉しているようでもある。単に天衣無縫な世間知らずで笑えるというだけではない。危機にあって、若侍9人にすがるでもない、ピシャリと「それでは皆さんお願いします」とだけ伝えてしまう。三船の手に負えない。彼女には社会の上に立つ者の自覚と覚悟がある。戦前戦中の大女優。そのオーラは、描かれる世俗を常に凌駕している。
その挙げ句の果てに出てくる伊藤雄之助の顔にやられてしまう。この昼行灯感。まるで本者の権力者。現在においても、こういった配役を考えて欲しいものだ。
やはりアバヨと去る三十郎。社会規律の有無という点で用心棒とは少し違った趣きを放つ。
4人を救助する殺陣での容赦ない速さ、最後の決闘シーンはコマ送り再生したいところ、加山雄三と踊り喜ぶ小林桂樹と印象的なシーンは多く、ストーリーが動的でエンタメ性は前作より高い。
iiftxbm
iiftxbm
最高のコメディだ。老若男女みんな笑ってとても楽しい。でも最後はピリリと辛い。