スイミング・プール プロット

新作の筆が振るわないイギリスの人気ミステリー作家、サラは、出版社の社長ジョンの勧めで、彼が所有する南仏の別荘にやってくる。静かな土地と自然に囲まれ、執筆活動を始めるサラだが、そこにジョンの娘と名乗るジュリーが突然現れる。夜な夜な違う男を連れ込むジュリーに当初は辟易したサラだったが、彼女の奔放な魅力に注目し、ジュリーを題材にした物語を書こうとするが……。「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、シャーロット・ランプリング、リュディビーヌ・サニエという新旧の人気女優を主演に描くミステリー。

スイミング・プール 俳優

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スイミング・プールコメント(19)

pifiur
pifiur
・上司の薦めで別荘にバカンスにやって来た作家サラの前に上司の娘だというジュリーが現れる、二人は殺人をきっかけに距離が縮まるが‥
・ほぼ裸で過ごすジュリーの若くて性に奔放さに惹かれるのわかるわー
・ラストのジュリーの顔が変わるのはどういう事か?過去の自分説、愛人の娘説
・画面の縦割り三分の二を暗い画面で占める部屋から窓の外を望むショットが印象的
・南仏の眩しい空と雲と林に囲まれたプールつきの家
jhktjm
jhktjm
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この作品には相対する女が2人登場する。中年の女と若い女、イギリス人とフランス人、知性的な女と官能的な女、上品な女と下品な女、神経質な女と奔放な女、覗く女と見られる女・・・。この女たち、サラとジュリー。
サラを演じるシャーロット・ランプリングは、私の大好きな女優。若い頃の彼女は儚げで、哀しげな、“霧の精”のような女性だった。その瞳を見たとたん、彼女は私の女神<ミューズ>になった。後年、年を重ねた彼女は、その人間離れした雰囲気から、徐々に“生きた”大人の女性へと変貌していき、今まさに、ノリにノっている大女優となっている。前作『まぼろし』で、はじめてオゾン監督とタッグを組んだ彼女は、愛する人を突然失った女性の心理をエレガントに繊細に演じた。そして本作では、ハイミスのミステリ作家のイメージどおり、ギスギスしていて、不機嫌、ファッションセンスも皆無の“油っけのない女”。男からすると到底お付き合いはごめんこうむりたいと思わせる女。冒頭のサラは、口をヘの字に曲げたとってもイヤな奴。作品は売れているが、編集長(明確にはされていないが、2人は過去に愛人関係にあったと私は確信している)だっていいかげん彼女にはうんざりしている様子。彼は、ご機嫌をとるためと、厄介払いのために、自分の別荘(プール付き)に滞在することを彼女に勧める。
所は暗いロンドンから、光溢れる南仏のリゾート地へ!青い空、木々の緑、憧れの南フランス!彼女のバカンスは静けさの中に満ち足りて進み始めた。しかし彼女1人の世界を、邪魔する者が現れる。編集長の娘ジュリーである。ジュリー演じるリュディヴィーヌ・サニエもオゾン作品には欠かせない若手女優。前作『8人の女』では、まだ幼さの残る末っ子を演じていたが、本作の彼女の官能的な美しさはどうだろう!これぞとばかりに見せびらかせられる肉体。ひきしまった肢体、ツンとはった豊かな乳房、みずみずしい小麦色の肌・・・・。それは官能美を超えた、正に神が創りたもうた女性美そのもの。その若々しい肉体に対して、中年女の肉体は、節くれだち、シミが浮き、なまっちろいハリのない肌・・・。悲しいかな、やはり若さに勝てるものはないのか・・・。
私はさらに、この2人の指先に注目してみた。作家であるサラは、キーボードを打つ指先がよくクローズアップされる。ゴツゴツしていて、あまり手入れされていないまるで男の手のようだ。それからジュリーの指は、このテの女によくある、黒っぽいマニュキュアをしているが、そのマニュキュアがはげかけている。本当にオシャレに気を使う人は、指先まで美しいものだが、ジュリーのようなはすっぱな女には、指先まで神経がゆきどとかない。このあたりの役作り、さすがである。
この相反する2人、反発しあう仲から、徐々に変化を見せる。サラは作家としての本能からか、まるでストーカーのようにジュリーの行動を観察しはじめる。そしてジュリーも見られていることに気づきながら、サラに好意を持ち始める。このあたりから2人の間に母子のような絆が生まれ、その絆がやがて起きる殺人事件によって、共犯者のそれになる。見かけとは逆に、幼い頃亡くした母への愛に飢えているジュリーは、サラの中に母を求め、自分の殻に閉じこもっていたサラは、南仏の光の中で、次第に官能の扉を開きはじめる。クライマックスで、何と彼女は全裸で男を誘惑するのだ。さえなかった肉体は、このとき、本物の成熟した女性への肉体に変化する。表面からではなく内面から滲み出る官能。このときの彼女の神々しさ、美しさ!
そして迎えるラストシーンで、「売れる本」しか出版しない編集長と対峙する彼女は、艶然とした微笑を浮かべ、物腰も自信に溢れた優雅なものに。彼女は自分の作品に対しても、人生に対しても、成熟した本物の大人の女性への自信をとりもどしたのである。取り残された編集長は、きつねにつままれたようにキョトンとするばかり。しかし、ここでキョトンとするのは彼だけではなく、オゾン監督が最後の最後までとっておいたトリックのため、見ているわれわれもきつねにつままれた状態にさせられる。このラストシーンで我々は再び謎に満ちた南仏のプール・サイドに引き戻されてしまう。空の青さを写し取ってきらめく水面のごとく、現実と虚構が入り混じり、冷たい水に入った時の、冷たさと心地よさそのままにオゾン・マジックに浸り、心地よい謎を抱えて夢見心地で映画館を後にできるのである。夏の午後のスイミング・プールのような、この不思議な感覚にいつまでも浸っていたい―――。
yedltyx
yedltyx
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衝撃受けました。最後のあの展開には。終わった後の歯痒い感じすごく好きです。え?え!?みたいになりました。こういう映画大好きです。

ここからは私の考察

最後にすれ違った子はジュリアと呼ばれていました。ジュリーが父親のことを男グセが悪いといっていたことからも本妻の子ではなかったんだと思います。恐らく母親は旦那に捨てられて娘と車で自殺しようとしたのかと。その復習という意味も込めてジュリーの母の原稿を置いていったのではないかと思います。原稿を旦那が見た後にジュリアと会った時の顔どことなく浮かない顔をしていたような気がするのもせいかと。ジュリアとすれ違い、父居ますか?と聞くまでの主人公はジュリーの父親に最後の最後まで隠し事をされて居たということなのでしょう。そして隠された全てを知る主人公。
ラストの手を振り合うシーンはまたその後あとにフランスに訪れたのでしょう。その時に居合わせたのはジュリア。しかし主人公はジュリーを懐かしむ。

1つ謎なのは何故、喫茶店の男を殺したのか。これに関しては主人公を守るためとジュリーは言っていました。ここが個人的に一番難解ですね。

最後に、作家が賞を獲るのは痔にかかるようなものってすごい表現だなと思おました、
slunia
slunia
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終盤にそこまでのシーンには妄想が混ざってるとわかるのだけど、どこが現実でどこが妄想なのか如何様にも解釈できるようになっていて観客を翻弄するタイプの映画。
デビットリンチ監督の作品などとは違い、緻密に計算して観客を煙に巻いている感じが好きになれなかった。
oyvhsa
oyvhsa
最後で、は???となった。
んー・・よくわからない終わり