トーク・トゥ・ハー プロット

前作「オール・アバウト・マイ・マザー」でアカデミー外国語映画賞を受賞したアルモドバル監督、3年振りの新作。ドイツの舞踏家ピナ・バウシュの「カフェ・ミュラー」「炎のバズルカ」の舞台が登場、また、彼女と交際中のブラジルを代表するミュージシャン、カエターノ・ベローゾが歌う場面もある。劇中に登場する昔のサイレント映画「縮みゆく恋人」は、ムルナウ監督の「サンライズ」(27)を意識してアルモドバル監督が撮ったもの。

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トーク・トゥ・ハーコメント(9)

xlszbdl
xlszbdl
ペドロ・アルモドバル監督の作品はほぼ全て観ているが、この作品が一番泣けるし、好きな作品

出てくる役が全て孤独、孤独な人しか出てこない

でも、孤独じゃない人なんているんだろうか?

そう監督に問い掛けられている気がする

ストーカーの映画と、表面上だけ見ればそう見えるが、究極の愛はここにいきつく気がする
(周りにいたら変人間違い無しだけど)
4年間も目覚めない人を看護し続けるなんて、常人にはできないと思う

叔父が亡くなった瞬間に医師から言われたのが、人は心臓が止まっても聴覚はしばらく残っているから話しかけたらいいと

植物状態の人にも同じことが言えるのではないか?

ベニグノのした事は犯罪かもしれないけど、その一途な愛には感動した

その対比でマルコとリディアの物語も感慨深い

ベニグノとマルコの友情が芽生えた事が、この孤独な作品の救い

余談ですが、冒頭と終盤にピナ・バウシュが率いるヴッパタール舞踊団が出てくる
この作品で知り、2005年に新宿での公演を生で観劇した事は私の人生で素晴らしい出来事でした
wsgaen
wsgaen
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一目ぼれした童貞の青年が植物人間になった女性を数年も世話する話なのだが、一方的な盲目的愛は彼女には届かない。やがて彼女への愛が傾倒過ぎた時、主人公は彼女と交わり(レイプ)し子供を宿して刑務所に入れられるのだがそのせいで彼女は目覚める。しかし、恋焦がれる彼女と離ればなれになった主人公は自殺してしまう。これを純愛と呼べるのであろうか?彼女が意識があれば恋もあるかもしれないが、一般の人には気持ち悪いストーカーかオタクにしか見えないかもしれない。多分この監督はこのテーマを観る側に強烈に突きつける。確かに元恋人でさへ4,5年もの世話はできない。食べていくために仕事もあれば、周りの声や肉親の願いもあるかもしれない。しかし彼はそれをやってのける。
無意識の女性と交わるのは犯罪かもしれないが彼にとってはそれも愛の形なのかもしれない。私には理解しがたいがそれを映像で語りかけてくるこの作品、考えさせられる一作です。しかし、観たら暗くなる事確実。
poprya
poprya
私は看護師は無罪だと思っている。堂々としていたし彼がそんな事をするわけがない。密告した別の男が怪しい。モト冬樹似の男が一生懸命、看護師の気持ちを理解して友情を持ってくれたことが救いだな。
dbnjfo
dbnjfo
①よくこんな脚本が書けるものだ。しかしあらすじを語ってもこの映画の力の10分の1も伝わらないだろう。映画とは脚本、役者、カメラ、音楽、美術、衣装、編集そして演出、これらが渾然一体となった総合芸術だ。そしてそれに対峙した人間の感性を揺さぶるものだ。この映画の場合、殆どは悲しみというものだけれど、それだけではない。②映画はmotion pictureだからあくまで目で見えるもの、耳で聞こえるもので成り立っている。でもそこから喚起されるものは見に見えない。言葉にするのはある意味心を檻に閉じ込めるみたいなものだろう。③この歳になっても一本の映画にこれだけ感動できることが嬉しいとともに、この感動は死ぬまで忘れないだろう。③アリシアのバレエ教師役で懐かしジェラルディン・チャッブリンが出てきたのが嬉しかった。あとこの映画で何故「Night of the Hunter」と、最後で愛する女性のヴァギナに入ったみたそれきりの出てこなかった男を主人公にした創作の「縮み行く男」について語るのこたも沢山あるはずだ。