日本沈没

6.1/10
合計13件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   135分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   加藤正人
劇場で   07月15日 2006
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日本沈没 プロット

1973年にもオールスターキャストで映画化された小松左京によるSF小説を「ローレライ」(05)で長編劇場映画デビューを果たした樋口真嗣監督がリメイク。日本海溝直下の大規模な地殻変動により日本列島の大部分が海中に沈むという予測が発表され、その発表を前後してマグニチュード8クラスの大地震が連続発生する。

日本沈没 俳優

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日本沈没コメント(15)

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advpqev
今更、この映画を見て、一体いつの映画なんだと確認したら、震災前。
だから、こんなチープなものが作れちゃったのねという感じだった。
そして、今頃、レビューを見て、これがリメイク版と知った私。
じゃあ、一体全体なんでまたこんな中途半端なものをリメイクしちゃったのさと思わずにいられない。
草なぎくんの演技はそれでも好きだけどねと思って、星1つ半にしました。
lklcvuw
lklcvuw
1973年の作品「日本沈没」のリメイク。このところ大災害が多く、災害に関する関心が高まっているところですが、昨今の科学的知見、観測方法の進化を背景にシナリオの内容が更新されています。
この手の映画には付きものの自衛隊のほか、新潟県中越地震の際に大活躍した東京消防庁ハイパーレスキュー隊も撮影に協力しています。それにしても、自衛隊は力が入ってましたね。LCAC(輸送用エアクッション艇)なんて出てくるし・・・。その他、JAMSTEC(海洋研究開発機構)や、JAXA(宇宙航空研究開発機構)、経済産業省など、多くの公的機関が撮影に協力しています。
結末が、オリジナルとは全く変わっています。うーん、どうかなぁ。私的には納得行かないですねぇ。ああ言う結末で、良く小松左京もリメイクに許可を出したと思います。その他、突っ込みどころも満載です。中でも、石坂浩二演じる山本首相の髪型が、小泉首相に似た感じなのは、狙いなんでしょうね? でも、ちょっとやり過ぎだと思います。あと、大地真央の演技が、ちょっと・・・。こう言うパニック映画には似つかわしくない演技だと思います。折角いい作品なのになぁ・・・。
それと・・・、あんまり書くとネタバレになるので書かないことにしますが、草彅と柴崎の恋の件は、あそこまで描く必要は無いんじゃないですかね。折角のいい映画なのにちょっとゲンナリです。
等と、沢山の苦言を言いましたが、まぁ、感動するかと言えば、それなりに。人に依っては、良いと思う人も居ると思います。
yjjkeyu
yjjkeyu
守りたいものがあることで、強い意志をもって行動できるんだなあと思った。特撮シーンすげー。ツッコミどころはいろいろあるんだろうけど気にしない。
npnnsee
npnnsee
ふざけてつくっていい作品と
そうでない作品がある。

同時にシリアスに徹底を求める
作品とそうでない作品がある。

個人的にではあるが、前作の日本沈没は
私が八歳の時に 生まれて初めて、
映画館でみた作品である。

強烈な日本崩壊の描写が子供ながらに
響く作品であった記憶がある。

それだけに、リバイバルには
期待していた。
この作品には家族愛は有っていいと
しても、ラブストーリーは必要無い。
とことん、リアリティを出して
このぬるい世間に問題提起する位の
メッセージを、出して欲しかった。
都市を破壊して見せるだけではね。

最後も個人的には好きではない。
ふーっ、がっくり。
obgezpp
obgezpp
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小松左京の大ベストセラー小説2度目の映画化。2006年の作品。

1973年の最初の映画化は力作であった。
重厚感と世紀末感たっぷり。特撮技術も素晴らしく、日本映画屈指のパニック・スペクタクル。
ラストも良かった。日本の沈没は避けられず、日本国民は海外へ移住。しかし、生きていれば世界の何処かでまた巡り会う事が出来る…。絶望の中の微かな希望の光が感慨深い。
当時低迷していた東宝特撮の底力を知らしめ、特別愛着がある。

さて、このリメイク版、原作やオリジナルを知る世代にはどんな新しい「日本沈没」を作るのか、知らない世代にはインパクトあるタイトルや内容が興味を惹き、一応話題になり、興行的には成功した。
が…オリジナルに愛着ある者としては、がっかり&期待外れ、底無しの空っぽ映画だった。
まるで、エメ流パニック映画を日本で焼き直ししただけ。

最新VFXを駆使した映像は格段にスケールアップ。現代のリサーチとデータによるシミュレーションは興味深い。
国宝土産に海外へ逃げようとする政府高官や、押し寄せる日本人避難民への海外のデモ…確かに有り得そうだ。
だが、決定的なまでに演出が酷い。

日本が後1年足らずで沈没すると分かった時の田所博士の「ふざけんなー!!」に失笑。演技派の豊川悦司が…。
混乱の最中、草なぎ剛演じる主人公と柴咲コウ演じるヒロインに芽生える呑気なロマンスは蛇足。別れ際、二人が抱き合い、主題歌が流れ…超ベタ!
最後まで日本国民を救おうと奔走する側と自分の事しか考えない側の、定番の政府の描き方。
冒頭、親を亡くした福田麻由子演じる少女がどう物語に絡むのかと思ったら特に重要なポジションでも無し。
意味不明な主人公と親しい飲み屋の面々。
…挙げたらキリがない。
樋口真嗣は特撮技術演出には確かに長けているかもしれないが、重厚なドラマには荷が重かった。

ハリウッド色に染まり、パニック描写も絶望や危機はまるで感じられず、映画を盛り上げる為のイベント事、つまりただの見世物。
そして、ジャニーズが日本を救うラスト…。
今回久し振りに見ても印象は変わらず。

日本が沈没する直前、混乱と絶望で日本国が崩壊していく、そういう恐ろしさをも、もっと深く描いて欲しかった。
樋口監督は次回「進撃の巨人」を手掛けるそうだが…不安しかない。