八月の狂詩曲(ラプソディー) プロット

村田喜代子原作『鍋の中』を映像化した反核映画。長崎はとある片田舎。かつて原爆を体験した老婆・鉦のもとに、夏休みを過ごすために都会から4人の孫がやってきた。孫たちは田舎生活を退屈に感じながらも、長崎の街に残された戦争の傷跡や鉦が話す昔話を聞くうちに、戦争に対する考えを深めていく。やがてハワイから鉦の甥にあたるクラークがやって来て……。クラーク役にリチャード・ギアを起用し話題を呼んだ作品。

八月の狂詩曲(ラプソディー) 俳優

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八月の狂詩曲(ラプソディー)コメント(15)

fwzcwm
fwzcwm
黒澤明後期の作品にしては珍しく2時間切っている。反核・反戦のメッセージが強烈に伝わる映画だけども、ずっと訴えてきたかったことの集大成になったんだろうなぁ。リチャード・ギア出演作の中では一番いいかも。

「野ばら」が全面に流れているけど、これがまた印象的。もちろん村瀬幸子おばあちゃんが台風の中彷徨うシーンにゾクゾクさせられるのだが・・・

森の中で吉岡秀隆が大寶智子に迫ってしまうシーンだとか、夏休みに久しぶりにあったであろういとこ同士。ノスタルジックな田舎の風景と長崎に落とされた原爆の傷痕が妙にマッチしていたりするのが素敵。滝の美しさと神秘的な森に心癒されたりもする。
iiftxbm
iiftxbm
黒澤作品だったとは…
リチャードギアが出てた。
観終わって思いを馳せられたのは、それだけ…かな?!
でも夏の2時間を過ごすには観てよかった気もする。
舞台は長崎。孫と祖母の暮らしは観ていて楽しい。
dbnjfo
dbnjfo
ちょっと話を聞いて、被爆跡地へ行ってみただけで、戦後生まれの現代っ子が、あんなに原爆について想いをいたらすだろうか。ましてそれを口にするとか、なんかいろんな場面で違和感。平和な現代だけを舞台にして、わずか2時間たらずで反戦反核っていうメッセージは難しいことだなとは思った。8月に観たらもうちょっと共感できたんでしょうか...8月だけ反戦気分になっても駄目ですけどね。アメリカ人にはもっと伝わらなかっただろうな。リチャード・ギアが詫びるスジでもなかろうに。彼がハルやルメイやオッペンハイマーとかの関係者の孫設定ならいざ知らず。何に対して詫びたんだろう?
ntsziqs
ntsziqs
『生き物の記録』は直接原爆が炸裂するようなシーンを一切廃し、三船敏郎の鬼気迫る演技で反核を訴えた意欲作だった。また『夢』の中の『赤富士』というエピソードは真逆の方法論を取り、円谷プロの特技協力を得、原発の爆発によって赤く染まる富士や可視化された放射能が迫り来るという地獄のような光景をまざまざと我々に見せつけた。

この2作によって黒澤の反戦反核反放射能思想を嫌という程思い知らされた上で観るこの作品で上書きされたものは全くなかったし、それどころかフィルモグラフィー的には蛇足とすら思う。今回の会話を中心にしたストーリーテリングは前2作と異なるアプローチと言えばそうなのだけど、演技で引っ張るような人も不在なので映画的にはやっぱり退屈。それだけに劇的なラストシーンには驚いたけど、すっかり落ちたテンションを上げるには手遅れでした。
dbnjfo
dbnjfo
公開時から黒澤明の最低作品と大評判で辛くて観れませんでした。
実際観てみたら、何故なのかわからないが素直に反戦反核染み入った。多分ものすごく真っ正直に棒球ストレートで黒澤らしくない描き方が、なぜかツボに嵌った。
公開当時の悪評判は今初めて観て「俺もそう感じてはいる」のですがそれを突き破るこの馬鹿正直な演出にやられました。