愛国者に気をつけろ!鈴木邦男

6.8/10
合計13件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   78分
言語   日本語
地区   日本
劇場で   02月01日 2020
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愛国者に気をつけろ!鈴木邦男 プロット

異色の政治活動家・鈴木邦男の素顔に迫るドキュメンタリー。17歳の時、愛国党党員の山口二矢が日本社会党委員長を刺殺する映像に衝撃を受け、「愛国」に目覚めたという鈴木。大学時代には全国学協の代表にまで登りつめるも失脚し、その後、自身が右翼運動に引き入れた大学の後輩・森田必勝が三島由紀夫とともに自決したことをきっかけに、政治団体・一水会を立ち上げた。政治的・思想的な挫折と葛藤を繰り返す中で、鈴木は自らが訴えてきた愛国心さえも疑い、異なる意見や価値観を持つ人たちの言葉に耳を傾けるようになる。2年間にわたって鈴木の活動に密着し、彼の思想遍歴をたどりつつ、様々な人たちと交流を続ける姿を映し出す。右翼活動をともにした雨宮処凛、一水会代表の木村三浩、赤軍とも関係が深い映画監督の足立正生、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の蓮池透、元オウム真理教の上祐史浩らが出演。監督は「ナオトひとりっきり Alone in Fukushima」「ハリヨの夏」の中村真夕。

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愛国者に気をつけろ!鈴木邦男コメント(2)

gsikppg
gsikppg
鈴木邦夫ファンの私としては、もっとも鈴木さんの政治活動を通じて鈴木邦夫さんの魅力を示して欲しかった。そのため星一つ減です。

でもね、鈴木さんの顔見た?
齢(よわい)を重ねてあんな顔になれるなんて、どれだけ素晴らしい人なのかぐちゃぐちゃ言わなくても分かっともらえると思う!
ほとんど慈悲の心で民を守り導いてくれる仏さまのようなお顔です。

顔ってどんなに高貴な顔に美容整形しても、元々が「品性下劣な人」なら目に下劣な品性の光が宿ってしまうそうな。

そういえば、アカデミー賞を取ったチャーチルの特殊メイクでもアップの時に「あ!ゲーリーオールドマンの目だ!」って分かったでしょう?

右からぐるっと回っての愛国者の鈴木さんと、左からぐるっと回っての真の愛国者の私、おんなじ所に立ってます。

トランプのポチ君になって、ちょびっとのジャーキー欲しさに愛想を振り撒くA君は何なんだろ?

私達真の愛国者は「お前は売国奴か?!」と情けなくなってしまうのです。

鈴木さんやっぱり食べ物がいまいちだからなんでしょうか、年取っちゃいましたね。柔道だけではダメですよ。鈴木ガールズの皆様よろしくお願いいたします。
日本の良識、宝ですから、本当に長生きして欲しい。

そして私もあんなお顔になれるように生きて行きます!

追記
今日は一回限りの上映。
コロナの影響で座席が減らされていた為、満席。
私は立ち見。
それでも入りきれないお客様の為に後日もう一回の上映決定でした。
沢山の人に鈴木さんの魅力に触れて欲しいと思います。
eqnbig
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鈴木邦男という人物の、“応援ビデオ”と言っていいと思う。
もう少し言えば、“リベラル派”にとって好ましい姿や発言を切り取った映像集かもしれない。
鈴木の思想を、いくつかワンフレーズで示すのみで掘り下げることはせず、批判的にとらえる視点も皆無だった。

テーマは主に2つか。
(a) かつての“武闘派”のスターが、「不寛容や独善に対する、不寛容」という、“民族派”らしからぬスタンスを持つに至った理由、および、現在の活動の実態。
(b) 好々爺とさえ言える、現在の人柄。なぜ多くの人と関わり、特に女性にモテるのか?
ずっと同じことを繰り返し訴えている印象だが、様々に対象や事例が変わるので、冗長には感じなかった。

この作品には、いくつか不満がある。
まず、ほぼインタビューだけで、ダラダラと構成されていることだ。
関連する歴史は、すべて周知のこととして扱われ、客観性な解説やデータはなく、次から次へとエピソードや登場人物が現れる。

また、映画の尺の問題があるとはいえ、“現在の鈴木”を取り上げすぎである。
“オウム関係者”との交流(「麻原三女」、「上祐史浩」、「村井秀夫刺殺犯」)。“左翼”過激派(「東アジア反日武装戦線」や「日本赤軍」)への思い。
鈴木自身が興味をもってコンタクトを取ろうとするのは、このような振り切れた人々であり、“中庸”な存在には興味がないらしい。
そして、“鈴木邦男ガールズ”や鈴木を愛する人々の姿。彼らはみな、鈴木から“正しさ”を押しつけられたことはないと証言する。

しかしその一方で、過去の“右翼”活動は断片的に流されるだけで、鈴木という人の全体像は見えてこない。
「大日本愛国党」。「生長の家」学生運動。
「三島割腹事件」と「森田必勝」への痛切な思いについては、少し尺を割いている。
「一水会」の結成、“新右翼”の「野村秋介」。「赤報隊」の件は、妙に歯切れが悪い。
これでは何のための「鈴木邦男」のドキュメンタリーなのか?

特に、自分の“正しさ”を信じていた鈴木が、そのスタンスを大きく転回させた“失敗”とは何かが、観客には理解しづらい。
この点は、自分も映画では理解できず、上映後の質疑応答を聞いて分かったくらいだ。
帰宅後、「日本会議の研究」(扶桑社)の最終章を読むと載っていた。
鈴木は上映後のトークで否定しなかったので、上記の本は少なくとも鈴木サイドからは真実のようだ。
端的に言えば、内部抗争だ。「同じ考え方をもってたって、簡単に人間は裏切られる」。「同じ人たちを集めて運動するなんて、もうやりたくない」。

貴重な作品だとは思う。
しかし、結局のところ本作品は、「右がダメだと思った時、左翼や宗教の人たちがどういうふうに考えているのか興味が出てきた」と語る、作り手にとって“受入れ可能”な部分を取り上げただけという印象だ。