サンダーロード

6.6/10
合計17件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   92分
言語   まだ情報はありません
地区   アメリカ
書かれた   ジム・カミングス
劇場で   06月19日 2020
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サンダーロード プロット

新鋭ジム・カミングスが監督、脚本、編集、音楽を担当して主演も務め、2016年のサンダンス映画祭でグランプリを受賞した短編を自身のメガホンで長編映画化。私生活では妻と別居し、仕事でもトラブルが続く、テキサス州の警官ジム・アルノー。最愛の母親が亡くなったジムは葬儀で母が好きだったブルース・スプリングスティーンの「涙のサンダーロード」に合わせて踊ろうとするが、ラジカセの故障により音楽が流れず、涙ながらに無音の中でダンスを踊る。それはバレエ教室を主宰していた母への息子からの思いを込めた踊りだったが、後日、小学4年生のひとり娘の親権をめぐる調停で、母の葬儀で踊る映像が奇行の証拠として提出されてしまう。腹を立てたジムは相棒の黒人警官ネイトに八つ当たりし、警官を解雇されてしまい……。

サンダーロード 俳優

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サンダーロードコメント(20)

bgcpiy
bgcpiy
ネタバレ! クリックして本文を読む
作品としてはそこまで深みがあるような感じなかった為楽に見られる展開なのだがどうも自分自信の中の偏見が邪魔をし主人公を否定的に見てしまう為つまらなさを感じてしまった。
作品の良し悪しというより完全に個人的な合う合わないの問題であろう。どんなにいい作品であってもごく稀に自分とは全く合わない時があることもある。この作品が物凄く良いか、万人受けするかは別としても最後の展開含めそこまで悪い作品ではないとは思うが、個人的には全く合わなかった。
obgezpp
obgezpp
終始、微苦笑。
オープニングの、ジムの不運の始まりを表すかのような葬儀で踊ってしまった行動を、
個人的に、まったく奇行だと思えなかったので、
そこが、がっつり、ストーリーに入り込めなかった要因でもある。

とりあえず、クレイジーなのか?クレバーなのか??
グレーゾーンど真ん中ながら、一生懸命なジムの不器用さは応援するに値し、
ここまで不運になる理由もない気がしますが、これまた、人生何があるか判らない。
ラスト 最愛の娘 クリスタル との新しい始まりで、めでたしめでたし、なのかな。

しかし、観終わって二日経った今、ジムの憎めなさと、
作品の独特な個性が、ジワジワと効いてきてます。
rwdcrs
rwdcrs
あぁ、いとおしやジム・カミングス

先々週の土曜日に鑑賞
上映館が少いことや映画館に行けなかったこともあり、予告を観る機会が無かったので、どんなお話しなのか楽しみにしていた作品。

結論から先にいうと
ジムカミングスの魅力に魅了されまくった
92分間でした。

主人公のジムの悲喜こもごもなあれこれに
共感出来たり出来なかったり
バディの家族との食卓もあ~ぁやっちまったなぁって感じだし
署の前でのバディとのやりとりもあぁぁ、、 (アレが破れて一瞬笑ってもうたし、
勢いで放っちまう「What!!!!!」ってとこほんと好きだけど)
それでも情緒不安定で周りとはちょっとズレた感の彼が憎めなくて、、
観尽くしてきた感のあるテーマばかりだけれども、手遊びや机のくだりにちょっと泣けて笑えて、、
あぁこれぞ人生よなと。
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のように哀愁が漂う作品でございました。

監督、脚本、主演、編集、音楽を担当した
ジム・カミングス。
次の作品はどんな角度で見せてくれるのか
大いに楽しみです。
qljbew
qljbew
イマイチピンときてないけど、まぁまぁな感じ

まっとうな人にも見えるのに、ちょこちょことやらかす
葬儀のシーンはそこまで違和感を感じなかったり
踊り出すところも、なんとなく理解できた

パッと見たところ普通の人なのに、なんやかやと不幸が舞い込む
夫婦のこと、友だちのこと、子どものこと、なんとかしようと足掻いても思うようにいかないのが、見てて辛くもありもどかしい

何かの歯車がちょっと狂ってるんだろうな

男の人なら何か共感できたりするのでは?
腹立ちも、やるせなさも、対岸の、、という感じで傍観者でした
nuqwci
nuqwci
アメリカの新鋭、ジム・カミングスが監督、脚本、そして主演を務める「サンダーロード」は、不器用な男の生き様を誠実に描いた映画である。主人公の性格も映画のストーリーも単純であるが、彼の言動には執拗でエキセントリックなところがあり、評価が分かれると思う。

映画のタイトルはブルース・スプリングスティーンの「涙のサンダーロード」に由来する。冒頭のシーンは母親の葬儀であり、彼が持ち込んだ場違いな子供用のラジカセは故障して動かず、母親の好きだったこの曲が流されることもない。何という皮肉。

それでも、主人公はいつでも何に対しても真っ当に生きようとしている。その姿勢だけは変わらない。それは警官としての仕事に対しても、離婚調停で親権を争う一人娘に対しても。しかし、多分に独善的であるため、やる事なす事全てが空回りする。裏目に出てしまう。

彼は思うようにいかない境遇に対して、周囲に怒りをぶちまける。真っ当に生きているのに不当な扱いばかり受けるのだから、彼にとっては至極当然である。その様子は観客の感情移入が難しくなるくらい。痛々しさを通り越して、もはやコミカルである。

しかし、誇張されてはいるものの、彼の人生はやはり真っ当なのである。彼の生きるモチベーションは親権を奪われた一人娘にあり、ぎこちないコミュニケーションの数々がいじらしい。彼の生き様を支持する。それだけに映画の最後、妻との決着の仕方を残念に思う。妻とはきちんと別れるべきだった。人生は不当なもので、まさに「サンダーロード」だけれど、それでも生きていく価値はあるのだから。