レイニーデイ・イン・ニューヨーク プロット

巨匠ウッディ・アレン監督が、ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスら人気若手俳優たちをキャストに迎えメガホンをとったロマンティックコメディ。大学生のカップル、ギャツビーとアシュレーは、ニューヨークでロマンチックな週末を過ごそうとしていた。そのきっかけとなったのは、アシュレーが学校の課題で有名な映画監督ローランド・ポラードにマンハッタンでインタビューをするチャンスに恵まれたことだった。生粋のニューヨーカーのギャッツビーは、アリゾナ生まれのアシュレーにニューヨークの街を案内するためのさまざまなプランを詰め込む。しかし、その計画は狂い出し、思いもよらないさまざまな出来事が巻き起こってしまう。

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レイニーデイ・イン・ニューヨークコメント(20)

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ニューヨークを舞台に大学生カップルの恋模様を、脚本を兼ねる名匠アレン監督が、熟練した名調子で演出しているので、安心して観ることが出来る。

とにかく発端から終わりまで、何時ものアレン節が堪能出来て多くの映画ファンには、多幸感を運んでくれる良作だと思う。

皮肉屋でオシャベリで少し猫背気味なアレンをトレースしたキャラを、シャラメ君が軽やかに演じて、チョットしたドタバタも板に付いた好演。

相手役のエル・ファニングのピュアな雰囲気漂わせなが、すれ違い経て流れていく感じや、元彼女の妹で、反目しながら惹かれ合うセレーナ・ゴメスなどの女性陣も魅力的。

チョット気になるのは、予算や時間の都合もあるかもしれないが、冒頭のアリゾナのキャンパス屋外での夕景の照明の半端な当て方やニューヨークを車で移動する際の会話場面での窓からの照明効果が、如何にも同じ場所を往復して撮影してますのワンパターンで、低予算とは言え、名撮影監督ビットリオ・ストラーロ氏の老い感じる。
前者はポスプロなどで色調を追加するなどで、それなりに修正可能なはず。

それ以外には、スマホが普及している現在なのに、通話以外機能の主要機能であるメールやSNSを全く使わないのは、普遍性を考えると不自然だと思う。
重箱のすみをつつく様だが、同時期に観た『WAVES ウェイブス』や『ハーフ・オブ・イット お楽しみはこれからだ』などと比較すると、移り変わる世情を無視している様に感じるからだ。

それと長いこと作品の人物に人種的な広がりを、未だに見せないのは、どうなんだと思う。アレンの今の奥さんは東洋人なのに。

でもこの映画もアレンの幾つかの過去作も好きですが。
eyvyxf
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途中までは「頭はいいのだろうが、スネかじってるくせにメンドクセエ甘ちゃん。」という印象のシャラメ。君も十分スノッブだよ。
そしてエル・ファニングは…そんなチョロくていいの?

主要人物みんなにちょっと意地悪な目線で見たくなるような仕込みがしてある。
オシャレいやオサレというよりはシニカルだなあと観ていた。爆弾投下されるまでは。

それを伝える覚悟と大人として認めるという意思表示に、真摯に応えたように思えた。
でもやっぱり意地悪だと思う。
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ウディ・アレンという映画作家に「ロリコン」「若い女性に惹かれるオッサンばかり描く」というイメージが固定化したのはいつ頃からか。複雑怪奇な性的虐待疑惑とも繋がって、「キモい」という身も蓋もない意見を見ることも増えた。

確かにアレンの映画は若い女性に懸想する中年男性がよく登場するし、アレンが描く若い女性がバカっぽくて不愉快という見方もわからなくはない。ただ自分なりに弁護をしたいのは、アレンがバカっぽく描くのは女性に限ったことではないし、ほとんどの場合、年寄りは結局若い女性から見切りを付けられる。つまりオッサンは、性懲りもなく若い女に惹かれては、結局捨てられるのがアレンの恋愛観とも言える。

ただ、本作はちょっと違う。エル・ファニング演じるアシュリーは年配の男たちを(無自覚に)利用はしても、性的に惹かれるのはイケメンの映画スターのみという、オッサン側からすれば実に辛辣なキャラなのだ。そして、アシュリーの軽薄さ以上にオッサンどもは情けなく、ティモシー・シャラメ扮するもうひとりの主人公ギャツビーも薄っぺらい。薄っぺらくでバカばかりなのがアレンの描く世界であり、不思議とそこに安心を感じてしまうのだ。
iiftxbm
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個人評価:3.7
ウッディ・アレンらしい都市で起こる恋愛を切り取ったストーリー。雨のニューヨークという街並みがウィットに飛んでおり、いかにもウッディ・アレンだ。
エル・ファニングの酔っ払っていく様が、とてもチャーミングで、これだけでも見る価値がある。最後は意外な展開だったが、色んな人種が集まるニューヨーク。アシュレーの様に太陽の様に周りを明るく照らす人種と、ダークな部分が居心地がよいギャツビーの様な人種が住んでいる街ニューヨーク。その人達を雨で冷たく包む。どちら側の人種なのかを、この街で気付かされる甘酸っぱいストーリー。
zdvjkmy
zdvjkmy
なんやかんやオシャレね。
雨のニューヨークと若さがキラキラと眩しかったな。

都会の愁いをまとったギャッツビーと、田舎の天真爛漫なアシュレーと、
可愛いカップルで、とーてもお似合いだったのに…まっ、仕方ないか。
「破壊力のある笑顔」で、すぐに次のお相手は見つかりそうだしね、アシュレーには。

エル・ファニングのドタバタコメディエンヌぶりがとてもキュートで、もっとたくさん観たい!

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