プラド美術館 驚異のコレクション プロット

2019年に開館200周年を迎えた、世界最高峰の美術館の1つと評されるスペインのプラド美術館全貌に迫るドキュメンタリー。15世紀から17世紀にかけて「太陽の沈まぬ国」とも呼ばれたスペイン王国。プラド美術館には、歴代の王族が圧倒的な経済力と「知識ではなく心で選んだ」約8700点の美術品が収蔵されている。宮廷画家ディエゴ・ベラスケス、フランシスコ・デ・ゴヤ、エル・グレコなどの傑作群にカメラが接写し、天才たちの筆遣いを紹介。ヒエロニムス・ボスの「快楽の園」、男性中心だった17世紀の美術界に名乗りを上げた女性芸術家クララ・ピーターズの静物画などをミゲル・ファロミール館長やベテラン学芸員が解説するほか、収蔵品の保存や修復、研究をするスタッフの作業風景や、新たなプロジェクトに参加する建築家ノーマン・フォスター卿の声などから、プラド美術館の新たな魅力にも迫っていく。オスカー俳優ジェレミー・アイアンズがナレーションを務めながら、ナビゲーターとして出演。

プラド美術館 驚異のコレクション 俳優

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プラド美術館 驚異のコレクションコメント(16)

eoiqmc
eoiqmc
微妙でした。

出てくる名前は、芸術音痴の私にも聞き覚えのある方々なので、凄いということだけは分かるのですが、なんとなく流れていってしまうので(個人的な教養不足が要因なので、造詣の深い方にとっては全然違うと思います)物足りなさが募ります。

例えば、

この絵は一見するとこう見えるが、書かれた当時の政治状況への皮肉がこんな形で込められている。という見方もあるのだ。
そんな紹介とともに作者の生い立ちなどが語られる。

というのが、ものすごく勝手な個人的期待のひとつだったのですが、ミステリー映画じゃないんだから、と叱られますね。

中野京子さんの『怖い絵』を以前読んだことが影響しているのかもしれません。
yjjkeyu
yjjkeyu
他のレビューの方を参考にして吹き替え版で観ました。画面の切り替えが早く説明も淡々と流れていくので、少しそこが残念。

他の方も書いてたように正直映画館で観るほどのものでもない気もするけど、、、
だけど、大画面で美しい絵画や風景を観れて、フラメンコの導入部分や音楽も同時に楽しめ、躍動感もある。これが映画館で観れることの醍醐味ですね。
owiixsp
owiixsp
もっとジックリ絵を観たいので吹替えの方が良かったです。
コロナで近いとこしか行けなく字幕しか観れなかったです。
もっと吹替えの数がほしいです。
qlitxp
qlitxp
プラド美術館の所蔵品を紹介するカタログのような作品かと思いきや、さにあらず。神聖ローマ皇帝カール5世の晩年から始まる本作は歴代の王族が自らの栄華を飾るだけでなく芸術に対する造詣の深さや情熱を持って他国の重鎮を持てなし文化交流に勤しんでいた時代の華やかさを雄弁に語り、宮廷画家が近隣諸国に渡るのを経済的に支援したりして中世美術史を熟成させていく様も丁寧に解説。全編に渡って名優ジェレミー・アイアンズがナビゲーターを務めているので世界史の一端にずっしりとした重量感が宿っています。ファロミール館長や美術館所属の学芸員たちによる作品紹介、所蔵品の修復作業風景、そして何といっても『裸のマハ』、『我が子を喰らうサトゥルヌス』、『快楽の園』、『ラス・メニーナス』といった代表作の細部を大画面で観賞出来るのが最高のクライマックス。スペインへの渡航がかなわぬ今だから観賞する価値のある作品です。個人的にはただそれらが観たくてマドリッドに旅したエル・グレコ作品群の美しさに泣きました。

印象的だったのはスペインの女優マリナ・サウラが語るプラド美術館の思い出話。幼い頃から父に連れられて美術館を訪れていたという彼女が語る作品にまつわる思い出がとても愛おしく、子供の頃から芸術に触れることが呼吸をするのと同じくらい自然であるマドリッドという街の優雅さに改めて圧倒されました。

しかし観賞し終わって胸の内にじわじわと浮かび上がってくるのは、当時の権力者達が競うように芸術を振興していたのに対して、今の日本の権力者や富豪は表現の自由すらも理解していないという途方もない絶望感。芸術に触れ、感じ、考えることに価値を見出せないこともまた貧しさであり、ここにもまた我々がやらなければならないことがあると思い知らされました。
mqwbsk
mqwbsk
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思ってたより深く描かれた作品ではなかったかなという印象。物凄く絵画や画家に詳しい訳ではないが、特段初めて見るような描写が描かれていたようにも思えなかった。
良くも悪くもスカパーなどで見れるヒストリーチャンネルでやってそうな作品。映画で見るほどか…と言われるとそうではないのかなというのが率直な感想。

また予告だと誤解を生んでしまうのかもしれないが、この作品は一つ一つの絵画にフォーカスを当てる訳ではなく基本的にはプラド美術館の存在、存在意義よのうなものを描かれているためその辺はこれから観る人は要注意。個人的にはプラド美術館というものに対してフォーカスをあてて描いてくれる事自体は凄く興味があったのだが、もう少し歴史と絡めて追求した作品であって欲しかった。