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1917 命をかけた伝令コメント(20)
1917年という設定も、友軍1600人の絶体絶命の危機を“個の力”で救おうとする命懸けのミッションに説得力を持たせるのに有効だ。第一次大戦は砲撃の距離と精度が増し、戦車と航空機も登場した。航空写真でドイツ軍の陣容は把握したが、友軍との通信が敵の妨害によって絶たれたという設定も巧い。これにより、未熟な兵がわずかな装備で発ち、敵の攻撃や罠を必死でかわしながら走り続ける筋にリアリティが加わる。第二次大戦以降になると兵器も通信技術も進歩し、個の力で戦局を変える物語は成立し得ないだろう。ワンカット風の映像は、1917年の伝令兵を描く最適解だったとも言える。
伝令を届けられなきゃ自分の兄も死んでしまうからと緊迫し、焦るブレイクと伝令を届けるために敵地を通ることを冷静に考えて慎重を期して行動するスコフィールドの表情の対比、勲章や帰還に対する意識の違いが浮き彫りになっていた。
特に帰還に対しては、悲観的な意識を持っていたスコフィールドが指令と友の想いを通じて劇中で変化していくのは辛くも目が離せなかった。
あと、カメラワークが「死」に全く焦点を当てていないのが戦争をより写実的に表現していたと思う。
土に還らんとする馬、生気を無くしたヒト、それらが映像の端々に映り、
決して画面の中心にはならず、荒涼とした戦地の有様が表現されていて、臨場感が増していた。
<余談>
観ようと思ったきっかけは、007シリーズをスタイリッシュに進化させたサム・メンデス監督作だったから。
実は普段、戦争映画は苦手であまり観ない。サム・メンデス監督作じゃなかったら興味を持たなかっただろうけど、普段観ないジャンルの映画を観るのも新たな発見があって良いなと感じられる映画だった。
遂行しようとする忠義心に心を打たれた
引き込まれるようなカメラワークで
最後まで緊張感が途切れることなく
主人公と共に戦地にいるような
気持ちにさせられる
最後は自然と肩の荷が降りていた