続人間革命

美化しすぎだという指摘は措いておくが。やはりこういうのの続編というのはオリジナルには敵わないなぁと思った。2作目より初のほうがだいたい良い。

丹波哲郎の怪演で見せた前作だったが、今回も怪調。
創価学会の信者は徐々に増えてくるが、経済的には苦しい状況が続く。
敗戦から朝鮮戦争までが描かれ、当時の日本人の価値観がよくわかる。

高校生の時にこの映画に出会いました。公開年の10月頃だったでしょうか。妹や母の死、自分はどうやって生きていったらよいのかと悩みの真っただ中にいました。自分んは何のために生まれてきたのか？おぼろげながらもそう思っていつも下を向いて歩いていた時に、たまたま見たのがこの映画です。山本伸一青年がじぶんとだぶっていて、私も一緒に走っていました。映画館を出たときに、晴れ晴れとして上を向いて歩いていました。私の中では、今でも最高の映画なんです。