深夜の告白

6.9/10
合計14件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   106分
言語   英語
地区   アメリカ
劇場で   12月12日 1953
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深夜の告白 プロット

ビリー・ワイルダー初期の作品にして、フィルムノワールの傑作といわれるサスペンス映画。保険外交員のウォルターは、訪問先の人妻から夫に内緒で、彼に傷害保険をかけたいと相談される。ただならぬ様子に一旦は拒絶するが、美しい妻の魅力にとらわれ夫殺害の共犯者に堕ちてゆく。殺人シーンでは、現場に居合わせる人物の表情を長くとらえ、間接的なリアリズムを演出。2人を取り巻く脇のキャラクターも秀逸である。

深夜の告白 俳優

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深夜の告白コメント(7)

pifiur
pifiur
原題の意味は「倍額保障特約」。

今ではありふれた感すらある「保険金目当て」のサスペンスですが、本作は先駆的でありながら、非常に面白い展開を見せてくれました。

計画はほぼ完璧…。ただし男女の恋愛は思うようにいかない。

保険会社の営業マンNeffと調査員Keyesが、社内で共に精鋭という設定が上手い。Keyes役の早口長台詞は見事!

特に冒頭のシーンは、カラーでは表現できないであろう美しさを感じました。終わり方も良い意味でとても映画らしい。

“How could I have known that murder could sometimes smell like honeysuckle?”

***

何年も前のこと。
前任者が担当していた患者(故人)の家族が、保険金詐欺を企んでいたことを後で知りました…。その理由もなんだかショックだった。文書改ざんをしつこく迫られたけど、もちろんお断り!!
uslhjd
uslhjd
ネタバレ! クリックして本文を読む
モノクロ。かなり古い映画で、観るべきか少し躊躇したが、観て良かった。ビリー・ワイルダー監督は多分初めてだ。コメディなどではなく、サスペンス。コメディ要素は全くない。

深夜に誰もいないオフィスに入ってきて、友達か上司あてにテープレコーダーに「告白」を吹き込むところから始まる。

自動車事故についての保険が主題になっている映画である。

本作タイトルの原題が意味する「倍額特約」とは、途中でセリフで説明があるのだが、もし交通機関(汽車)での事故での負傷だった場合、倍額が保障されるというもの。

そもそもこの時代に自動車を持っているものは富裕層のみだったはずだが、だから富裕層むけの物語になっているのだと思う。

保険と保険金殺人についての映画のため、ややこしいかと思ったが、私にも大筋は理解できた。

自動車保険の更新を頼みにきた営業マンが、その家の奥さんに誘惑され、旦那を殺す計画を立案する。

そして計画を実行するのだ。その際の連絡方法がユニークだ。喫茶店や公園などではなく、営業中のスーパーで立ち話をするというもの。

サブストーリーで、その家の娘が、ある男に恋をして家を出てゆくという話がある。

社長、上司、目撃者などでてきて、話は二転三転する。

ラストは、女を殺し、会社に戻って全てを告白する男。

メインの筋はそんなにむずかいものではないが、どういう背景でこの映画がつくられたのか考えてしまう。
cfuvcpv
cfuvcpv
昔の映画にしてはハラハラドキドキさせられる場面があり、公開当時はきっと賛否両論巷を騒がせたんじゃないかと思う。
vnuynm
vnuynm
邦題にあるように独白調の犯罪もの。原題の方が興味深いものがある。保険金殺人という考えがこんなに古くから存在していたことにも驚きだ。事故、自殺、殺人と推理するのが面白いだけで、スタンウィックの悪女ぶりもイマイチ。娘ローラ役のジーン・ヘザーが綺麗だ。
kmtshvi
kmtshvi
何だこれ、めちゃくちゃ面白い。
ある男が自分の罪を告白するというスタイル。つまり犯人は最初から分かっています。不倫絡みの保険金殺人、これもまあありきたり(当時は相当衝撃だったようです)。
なのにめちゃくちゃ面白い。如何にこの犯罪が暴かれていくか。そして徐々に判明していく登場人物の真相。友人と愛人のニアミス等、ドキドキする場面も多数。
ウディ・アレンが「史上最高の映画」と評す本作、古いですが絶対見るべき作品です。