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別れのタンゴ プロット 日本 05月01日 1949 劇場で
タンゴ プロット フランス 10月02日 1993 劇場で
深夜の告白 プロット アメリカ 12月12日 1953 劇場で
白夜の陰獣 プロット イギリス 06月30日 1966 劇場で
タンゴ ガルデルの亡命 プロット フランス・アルゼンチン合作 01月24日 1987 劇場で
白夜の好奇心 プロット イタリア 05月05日 1990 劇場で
白夜のタンゴコメント(4)
フィンランド人の演奏家は自国のタンゴをロシアのロマンスとドイツのマーチが合体したものだと言っているのが興味深い。確かにアルゼンチンとは踊り方が全く異なる、18世紀の終わりにイベリア半島でTANGOと書かれた譜面があったことから舞曲として広くヨーロッパ各地に根付いていたのだろう。
今日タンゴといえばバンドネオンだが蛇腹楽器は1829年ウィーンのシリル・デミアンがアコーディオンをつくり、ドイツのハインリヒ・バンドが1847年に改良型アコーディオン(バンドが作ったからバンドネオン)を考案したのが始まりである。アルゼンチンタンゴに加わったのは19世紀末期であるから発祥がブエノスアイリスのフォルクローレとしてもヨーロッパの影響なしに成熟したわけではないだろう。
実は映画を撮っている方もきっかけには使ったが発祥の白黒などどうでもよいと言っているようだ、それよりも南端の喧噪の港町と北端の森と湖の妖精の国にタンゴが根付いていることの素晴らしさが見どころ、聴きどころであろう。
個人的には映像よりも録音の素晴らしさに驚いた、演奏も良いのだが楽器の響きや音色の良さが素晴らしい、映画のラストでブームマンが写っていたがブームマイクで拾っていたとは、プロフェッショナルの美技ですね。
フィンランドのタンゴは自分の中のタンゴのイメージそのもの!
質実剛健でかっこよかった。
『黒猫のタンゴ』や『だんご3兄弟』は、どちらかというとフィンランドのタンゴですね。
出てくるだけかい!?と思ったものの観て良かったです。
素晴らしい音楽とフィンランドの美しい景観、その組み合わせだけでお腹いっぱいです。
タンゴを知らないボクでも楽しめたよ♪