「黄金のキャデラック」のリチャード・クワイン監督作。ジョン・ヴァン・ドルーテンの舞台劇「ベルと本とローソク」を「ピクニック」のダニエル・タラダッシュが脚色している。現代のニューヨークに住む魔女と、ある出版業をいとなむ男の奇妙な恋物語。撮影は「老人と海」のジェームズ・ウォン・ホウ。音楽はジョージ・ダニング。出演しているのは「めまい」で共演したキム・ノヴァク、ジェームズ・スチュアートの2人に、「カウボーイ」のジャック・レモン、「情婦」のエルザ・ランチェスター、アーニー・コバックス、フィリップ・クレイ、ジャニス・ルール、ハーミオン・ジンゴールド、ハワード・マクニーア等。製作ジュリアン・ブロースタイン。テクニカラー・スタンダードサイズ。1958年作品。
媚薬コメント(2)
マリリンに近いセクシーさと可愛らしさを持ってますよね、彼女って。
内容も単純ながら楽しめた。
古典作品は無駄なくサラサラ進んでいくので観やすい。
私の産まれる前の作品ですが、
現代作品とさほど変わらないのが驚き!新鮮!
1950年代の 冬のニューヨークの風景が、楽しめる
キム・ノバクが ミステリアスな美貌を活かして魔女ギリアンに
やや、不貞腐れているようなギリアン(美しい!)に対し、叔母(ランチェスター)、弟(レモン)、人間の男(スチュワート)が コミカルな演技を魅せる
最後は 魔女と人間の男が結ばれ、彼女は魔力を失う
これを見て、喜ぶ叔母と「だせぇ~」とばかり小馬鹿にする弟ニッキー
店も 「ギリアンの原始美術館」から「海の花々店」へ (だせぇ~)
愛には 勝てないが、原始美術館オーナーの魔女ギリアンの方が、魅力的
そして ギリアンとパイワケットのペア解散が 何より残念!
街灯を消して 遊んでいるニッキーが、可愛い
何となく お洒落な映画だった