フレディ・マーキュリー The Show Must Go On
プロット
イギリス
02月16日 劇場で
劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血
プロット
日本
02月16日 劇場で
このハンバーガー、ピクルス忘れてる。
プロット
日本
02月16日 劇場で
ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突
プロット
日本
02月23日 劇場で
METライブビューイング2023-24 ヴェルディ《ナブッコ》
プロット
アメリカ
02月23日 劇場で
あとがき
プロット
日本
03月01日 劇場で
このサイトは、映画のポスター、予告編、映画のレビュー、ニュース、レビューに関する総合的な映画のウェブサイトです。私たちは最新かつ最高の映画とオンライン映画レビュー、ビジネス協力または提案を提供します、私達に電子メールを送ってください。 (著作権©2017-2020 920MI)。メール
仁義なき戦い 広島死闘篇コメント(16)
また、この映画が持っているのはほとんど全て千葉真一の怪演によるmのであろう。何弁をしゃべっているのか分からないが、すごい存在感だった。女優の選択はミスキャストである。あの主人公の相手役にしては見た目が賢そうすぎる。
「仁義なき戦い」シリーズ第2作。
Blu-rayで2回目の鑑賞。
原作は未読です。
山中正治と大友勝利―。対照的なふたりのやくざに焦点を当てた番外編的作品。広能昌三はあまり出番無しで、あくまでも狂言回しに徹していました。時系列としては前作と重なる第一次広島抗争真っ只中。前作は呉の出来事でしたが、本作は広島での抗争事件が描かれました。シリーズでいちばん好きな作品です。人間の情念が全編に迸っていたからです。
信じていたものに裏切られ、犬のように見捨てられてしまった山中の末路は、なんとも悲劇的でエモーショナルでした。その絶望感たるや凄まじかったです。どれだけ尽くしても、結局は単なる使い捨ての駒でしかないのか…。
北大路欣也が名演技。山中の想いが画面から滲み出て来るかのようにひしひしと感じられました。クライマックスは、降り続く冷たい雨と迫真のドキュメント・タッチがエモさに拍車を掛けて来るようでした。
誰も信じられなくなった山中は、諦めの感情に駆られ、雨の中を逃げ回り、狭まる警察の包囲網に追い詰められました。辿り着いた廃屋で迎えた最期は、シリーズ屈指の名シーンだなと、その人間的迫力に息を呑みました。
愛する女のためにその生涯を捧げたようにも思えました。組のためにヒットマンとなって殺人を犯しながらも、ひとりの女を愛し続けた山中の姿に心惹かれるものを感じました。そんな山中を任侠の鑑だと褒め称え高笑いする山守と村岡には、人間の醜さと狡猾さを見た想いです。
もうひとりの主人公、大友が最高! 常識も良識も全部ドブに捨てたかの如く、ここまでゲスくて粗暴で暴力にまみれたクソ野郎をこれまで見たことがありませんでした。初鑑賞時の印象たるや強烈なものがありました。
セリフの全てが印象に残りました。ふとした仕草からしてもう下品で下品で、本当に最高でした(笑) 「言うてみりゃああれら、オ〇コの汁で飯食うとるんど!」とのたまうくだりが大好きです(笑)
山中に狙われた時、段ボールで咄嗟に顔を隠して逃げようとすると云う、一見ばかげた本能的行動が、真実味をもたらしているように思いました。これがアドリブだと云うのだから舌を巻きました。
これほど対照的なキャラクターを描き切った笠原和夫の脚本が秀逸の極み…。次作の「代理戦争」では再び集団群像劇に戻るだけに、本作はシリーズでも異色で独特な存在感を放っているなと思いました。
※鑑賞記録
2019/10/11:Blu-ray(3回目)
2021/01/07:Blu-ray
若者が組織のために無慈悲に死んで行く。国家に弄ばれてお国のために死んで行く兵士と同じである。若者が真っ先に死に老人は生き残る不合理である。
主人公が自身を滅ぼして行く悲劇の映画ではある。とはいえ身から出た錆みたいなものではあるが、糸を引いていた老人たちや組織は存続していて、本当にやるせない。
シリーズ通して、この回の印象は強い。
若き日の北大路欣也が素晴らしいからに他ならない。
前作との繋がりがある続篇だが物語は一作目の途中の時代から始まる。
菅原文太は出てくるが今回は北大路欣也が主人公。こういうシリーズ物はアイアンマンやアベンジャーズのmcuっぽくて面白い。
千葉真一が腐れ外道を清々しく演じ、成田三樹夫は相変わらず最高
紅一点ヒロインの梶芽衣子は未亡人がよく似合う
前作同様、主人公の若者が上の連中にいいようにされる仁義なき無情な世界
最後の主人公の墓場がなんとも切ない
深作欣二監督作。仁義なき戦いシリーズ第2弾で前作の主役広能ではなくチンピラの山中が主役となっている。主役をかつての広能のような青年山中に置き換えることによって広能視点で観客も山中の一挙手一投足を見守ることになる。
悲劇的な結末へと向かうストーリーなのだが冒頭からその予感がピリピリと感じる。刹那の中で燃え尽きる命は美しい。それがどんなに汚い場所でどんな馬鹿げた理由であってもだ。山中が行きたかったのはどこなのだろうか。それすらも分からない青年がもがくのがヤクザ社会というだけであり、現代を生きる全ての若者の話でもある。
1作目に出てきた俳優が役を変えて出演し、少し混乱するが当時の東映の役者の抱えかたがよく分かる。出てくる俳優たちの目が素晴らしい。
山中は言う「これが俺のゼロ戦だ」この台詞に込められた重み、彼の戦争は未だに終わっていない。