ビッグ・アメリカン プロット

1885年、西部開拓時代が終わりを告げようとしていた頃。ワイルド・ウェスト・ショーの一座を率いるバッファロー・ビルは優れたショーマンとして成功を収めていた。しかし彼は作家のネッドとスターの存在感を備えたスー族の族長ブルを疎ましく思うようになる。様々な要求をするようになったブルはある時、ビルの前から姿をくらましてしまうが……。実在したバッファロー・ビルの後半生をシニカルに描いた西部劇。

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ビッグ・アメリカンコメント(2)

luzkme
luzkme
先住民族に振り回されるアメリカ人が滑稽に愉快でバッファロー・ビルは見栄張りで罵声、怒号の嵐でズラが間抜けに思える。

見世物ショーをネイティヴ・アメリカンにも演じさせ実話なのも凄いが西部劇として意外なテーマを皮肉たっぷりに描くアルトマン。

P・ニューマンはM・ブランドやJ・ディーンより男前で中年でも格好良い。
zdvjkmy
zdvjkmy
バッファロー・ビルことウィリアム・コーディ。相手が大物であるほど燃えてくる性格なのか。アメリカのスターとして君臨するも、最初から首長のブルを間違えてしまう。一瞬の落ち度も、一座のスターとして取り繕うが、インディアンからは反感を買うばかり・・・

ロン毛でヒゲ面のポール・ニューマン。もごもごさせて喋る様子は今のケヴィン・コスナーの雰囲気にそっくりだった。最初にブルと間違えた男ハルゼーの存在感が大きく、インディアン側の主張を取り入れたり、くびだと宣言したりで、中盤までは面白かった。

勝手に作られたインディアン史への皮肉もあるんだろうけど、ときどきキレてしまうバッファロービルの方が面白かった。