ナージャの村 プロット

チェルノブイリ原子力発電所で起きた事故によって放射能汚染にさらされた村に暮らす人々の生活を捉えた長編ドキュメンタリー。監督・原案は写真家の本橋成一で、撮影を、本作で97年のJSC(日本撮影監督協会)賞を受賞した、「あらかわ」の一之瀬正史が担当している。日本=ベラルーシ共和国合作映画。16ミリからのブローアップ。

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ナージャの村コメント(1)

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ネタバレ! クリックして本文を読む
8歳のナージャが暮らす村は、とてものどかだ。わずか6世帯の家族たちは、農業に従事しており、ヤギのミルクを搾ったり、ウォッカを蒸留したり、家族総出で芋堀りをしたり、自給自足のエコライフだ。夜明けの霧や、冬の雪、巡る季節の自然の美しさ。都会に暮らしていると忘れてしまう、ロハスな生活。何となくちょっぴり憧れてしまう。最近、農業に携わる日本の若者が増えて来ている気持ちもわからないでもない。・・・しかし、決して忘れてはいけない、ナージャの暮らすこの村は、チェルノブイリの原発事故によって、放射能に汚染された立ち入り禁止区域であることを・・・。汚染されている村に何故留まるのかという問いに、「人間が汚した土地だろう」と答える村人。彼らにとっては、ここで生まれ、ここで死んでゆくのが自然の流れ・・・。月に数回やってくる職員(?)に悩みを相談しつつも、なかなか引越しの決意がつかない。ただ、ナージャの一家は、幼い娘たちが学校に通うために、街へ引っ越すことを決めた。それでも、この村のこの家がナージャたちの暮らす家、お風呂に入りに帰ってきたり、村人のお葬式に出席するためにと、彼らはゲートをくぐって頻繁にここへ帰ってくる。穏やかなこの村の地下にどれほどの汚染があるのか、表面的には全く分らない。それでも、村の墓地には新たらしい十字架が増えてゆく・・・。牧歌的な音楽、日に焼けた村人の笑顔、日本人が忘れかけた安らぎがここにあるのに・・・。本作は原発の恐ろしさを知らしめるための社会派ドギュメンタリーではない。ただただ、村人の日常生活をスケッチしていくだけだ。事実を知らなければ、田舎生活を奨励する映画なのかとも思ってしまう・・・。平和だからこそ、恐ろしくも哀しい・・・。心のそこに沸き起こる憤りに(誰に対しての憤りかはわからない)、胸が熱くなる。ナージャがこのまま健やかに大人になり、長寿を全うすることを祈るのみだ・・・。