ギャングスター・ナンバー1
プロット
イギリス
05月24日 2003 劇場で
花嫁はギャングスター
プロット
韓国
05月08日 2004 劇場で
アメリカン・スウィートハート
プロット
アメリカ
03月02日 2002 劇場で
アメリカン・パイ
プロット
アメリカ
07月01日 2000 劇場で
アメリカン・ビューティー
プロット
アメリカ
04月29日 2000 劇場で
ビッグ・アメリカン
プロット
アメリカ
01月01日 1977 劇場で
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アメリカン・ギャングスターコメント(20)
豪邸に住む大家族と安月給のヤモメ男という対比でわかりやすく映し出し、誰が悪なのか正義はどこへいったみたいなお話が繰り返される。
きっちり説明していて単純ではあるが面白い。
オチまできっちり見応えたっぷりの作品。
イメージとしては善玉と悪玉が逆のような2人と感じてましたが、ラッセル・クロウの方は悪玉コレステロールが溜まってきたのか、ちょっとブヨブヨ感が漂っていました。その鑑賞前のイメージのせいなのか、デンゼル・ワシントンの性格は悪人には似つかわしくないような・・・だけど、平気で人を殺しちゃったりします。
1968年のニューヨーク。黒人ギャングのボス・バンピーが亡くなり、運転手や集金係をやっていたフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)が跡目を継ぐ。このバンピーはスラム街でも人気ある存在であり、スーパー、マクドナルド、ディスカウントショップが従来の商店にとって代わる様を嘆くところも人間味あふれるところです。折しもベトナム帰還兵の間で麻薬が蔓延していたこともあって、麻薬ルートを牛耳ることも必要悪なのか・・・考えさせられます。
頭のいいフランクはそのベトナムに目を付け、純度の高いヘロインを密輸します。当時の麻薬捜査官は腐りきっていて、売人から押収したドラッグに混ぜものをして、粗悪品を売るという汚職がまかり通っていたのです。そうした警察の汚職を憎み、自らは押収した100万ドルの現金をネコババすることもなく持ち帰ったりする清廉潔癖な刑事リッチー(ラッセル・クロウ)が登場。2人のドラマが絡み合うことなく同時に展開していくドラマです。
兄弟・いとこがとても多いフランクは家族親族を大切にする男。そして、筋の通らない悪人を冷酷に殺す男でもある。一方のリッチーは公務では正義を貫き麻薬ルート解明に奮闘するものの、私生活ではだらしないところもある(性技を貫いてた?)のですが、アメリカの司法試験を目指すところなど、なかなか面白い男。この2人がなかなか直接対峙しないことも飽きることないし、とてもスリリング。
クライマックス。教会前のにらみ合いは映画史に残るかもしれないほどしびれるシーンだ。やっぱりカッコいいな~などとホレボレしつつ、その後の裁判の事前聴取には爽快感をたっぷりと味わえました。テロップをじっくり読むとにやりとしてしまうかも・・・
成り上がりものでもあり、伝記としても楽しめるし、クライムサスペンスとして最後にはスカッとする展開もある。
満足。