めぐみへの誓い

8.5/10
合計31件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   102分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   野伏翔
劇場で   02月19日 2021
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めぐみへの誓い プロット

13歳の時に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんを中心に、拉致被害者とその家族の苦悩と闘いを描いたドラマ。劇団夜想会主宰の野伏翔が演出・脚本を手がけた舞台劇「めぐみへの誓い
奪還」を、野伏監督のメガホンで映画化した。1977年11月15日、新潟県の中学校に通う横田めぐみは、部活からの帰り道に拉致され、北朝鮮へと連れて行かれる。朝鮮語を覚えたら帰国できるという言葉を信じて必死に勉強するめぐみだったが、18歳になった時、その約束が嘘であったことを知り、絶望のあまり精神に破綻をきたしてしまう。一方、日本に幼い子どもたちを残して拉致された22歳の田口八重子は、若い工作員キム・ヒョンヒの日本人化教育の教師となり、姉妹のように心を通わせていく。しかしキム・ヒョンヒは、大韓航空機爆破事件の実行犯となる。日本では、めぐみの両親とその支援者たちが必死の署名活動を続けていた。

めぐみへの誓い オンライントレーラープレイ

めぐみへの誓い 俳優

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めぐみへの誓いコメント(2)

Tconcuaimg
Tconcuaimg
北朝鮮による日本人拉致問題を主題にした初の劇映画だ。忖度と同調圧力が優勢であるがゆえ、現在進行形の政治や外交上の問題をテーマにした映画がなかなか作られないこの国で、多難を乗り越えよくぞ完成、公開にこぎ着けてくださったとスタッフ、キャスト、そしてクラウドファンディングなどで応援した支援者の方々に感謝と敬意を表したい。

横田めぐみさんのケースは、日本政府が認定した拉致被害者17人の中でも特によく報道され、概要程度は見聞きしていた人も多かろう。しかし評者も含めそうした記憶が風化しつつある人も少なくないはずで、だからこそ、めぐみさんをはじめとする被害者らが受けた理不尽な人権侵害と被害者家族の思いをドラマ形式で観客に疑似体験させる本作は、貴重であり意義深いものだ。

それでいて、決して啓発一辺倒になることなく、純粋な劇映画として見応え十分な出来になっている。原田大二郎、大鶴義丹、小松政夫、仁支川峰子らベテラン陣はもちろん若手の演技も確かだし、自身が作った舞台劇を自ら映画化したという野伏翔監督の演出はキレがあり、サスペンスを盛り上げつつ、恐怖や悲しみ、家族を想う気持ちといったさまざまな感情を効果的に伝えている。

拉致問題についてもっと知りたいという向きには、韓国のドキュメンタリー映画「将軍様、あなたのために映画を撮ります」がおすすめだ(アマゾンのプライム特典で視聴可)。こちらは韓国の映画監督と女優の元夫婦がそれぞれ北朝鮮に拉致され、キムジョンイルのために映画製作をさせられた事件に迫る。2人が拉致された時の状況を語っており、北朝鮮による拉致の実像をより多面的に知る助けになるだろう。
Onimsskxhpg
Onimsskxhpg
綿密な取材に基づく拉致の真実を、北朝鮮で戦いながら助けを待つ拉致被害者の姿と、国境を超えて思い合う不屈の家族愛で描いた涙する作品です。