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ぼくは歩いてゆく プロット イラン 04月29日 2000 劇場で
リクはよわくない プロット 日本 10月01日 2021 劇場で
太陽は、ぼくの瞳 プロット イラン 05月13日 2000 劇場で
ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール プロット フランス 06月28日 2003 劇場で
ぼくを葬(おく)る プロット フランス 04月22日 2006 劇場で
花くれないに プロット 日本 12月15日 1957 劇場で
ぼくは怖くないコメント(2)
荒んだ大人、純水な子供。とてもストーリーとイタリアの田舎町がマッチしている。
主人公と誘拐された少年の友情の距離が絶妙でした。マッチのくじ引きも中々コネタで良く考えてる。イタリア映画ってスローな展開でも引き込まれるからやめられない。余談だが洋画の田舎映画を観るとやたら物を大切にしてしまう(笑)この映画も5件ぐらいしかない町で何もかも最小限の物しかないからそれがなぜか幸せを感じてしまう。
穴の中の少年フィリッポ(マッティーア・ディ・ピエッロ)のミステリアスな存在と、心を通わせるために何も怖くないと自分に言い聞かせるミケーロ。彼との間には「守護天使」というキーワードが存在するのだが、結局はフィリッポのための守護天使ではなく、荒んだ心を持った大人たちの守護天使であったと思えてしかたがない。父親の台詞で「決死隊に選ぶ」という伏線もあり、ラストではミケーロがそれを予感していたかのように「パパ!」と声をあげるのも印象的であった。