ひなぎく

6.8/10
合計14件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   75分
言語   まだ情報はありません
地区   チェコ
書かれた   ベラ・ヒティロバ
劇場で   05月10日 2014
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ひなぎく プロット

1966年チェコスロバキアで製作されたポップなガールズムービー。奔放な姉妹が繰り広げる大騒ぎを、色ズレやカラーリング、実験的な光学処理、斬新な効果音など冒険心に満ち溢れた手法で描き出す。男たちを騙して食事をおごらせた挙句に嘘泣きして逃げ出したりと自由気ままに生きている2人の姉妹。部屋の中でも牛乳風呂に入ったり紙を燃やしたりとやりたい放題。そんな彼女たちが、今度は党のパーティーに忍び込み……。

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ひなぎくコメント(8)

ppiqcbu
ppiqcbu
今の時代だからこそオシャレでセンス良くて可愛くてナンボでもそんな目線で褒められる。

個人的には「小さな悪の華」を思い出してしまう雰囲気の内容であらすじは無いようなモンか。

今の時代では撮れない真似出来ない60年代の奇跡的な天然センスで溢れた意味あるような無いようなチェコのゴダールか!?
mlvtdss
mlvtdss
個人評価:3.2
これほど社会性が強い作品は滅多に無い。
その強烈なメッセージを、ポップなガールズムービーというパッケージで覆い隠す。そうしないとこの時代は放映できなかったのだろうか。
女の子映画の決定版という間違った冠は、誰がつけたのだろう?政治に興味を引かない普通の人達にもメッセージを届けたい監督の意向を、まだ現在もメディアを通し汲んでいるのだとしたら納得する。
最初は自由を奪われた姉妹や市民の願望を投影しているのだと見ていたが、最後のシーンで政治の不安定なチェコスロバキアで至福を肥やす政権側の目線で描いているのかとも感じさせる。
晩餐会でチキンやケーキを踏み潰し、最後に自ら粉々にした惨状を掃除させられ、さらにシャンデリアが姉妹に落下する。踏み潰された晩餐会の惨状にテーマを詰め込み、ラストに「踏みにじられたサラダだけを可愛そうと思わない人にこの映画を捧げる」。
この暗喩に込めたメッセージを正確に紐解くには、もっと勉強が必要だ。
laqjdom
laqjdom
作中に登場する若い女性がいたずらをしかけたりスクリーンの中で好き放題している様子はどこが新鮮で不思議な気持ちにさせてくれる。全体的にポップでキュートな雰囲気であるが、所々社会に対するメッセージともとれるようなシーンもありこの作品をよりいっそう深みのある物にしている。
lklcvuw
lklcvuw
面白いとか面白くないとかそういう次元の映画じゃない。
"可愛さだけで神に反抗する存在"
嘘泣きも悪ふざけも、めちゃくちゃな行動の全てに意味なんてないの、ただ今を楽しみたいだけ、だって私たちは女の子だから。
最高にクールな思考回路でしょ。そして、それが出来ちゃうのは可愛い女の子だから。男の子じゃダメなんです。何の役にも立たない女の子だからこんなにキュートでポップでクレイジーなんです。
eybuvkn
eybuvkn
ふたりの自由さをみてるとすごく幸せな気分になる
やっている事は悪い事ばかりだけどやりたいことだけやってる姿がすごく人生を謳歌してる
マリエ2のイトカ・ツェルホヴァーがすごく好き
ひとつひとつの行動が可愛すぎる
楽しい気分になるし元気になる映画です