ロージー・ロウエルの検索結果、合計7(0.001710秒かかります)。

Rslegnawnoのレビュー:ライアンの娘

3 years ago
沖縄人のそれと同じように、永くイギリス人に虐げられたアイルランド人にしかわかり得ない歴史背景があるのだろうことは重々承知。 それにしても、歯がゆい。 夫にばれても恋に執着するロージー、妻を寝取られても戻ってくると信じる間抜けなロバート、嫉妬とやっかみだらけの民衆、そして、保身のために娘を見捨てたライアン。 全然、知り合いになりたくない人たち。 牧師と従者マ...

Aehreectonrhのレビュー:ライアンの娘

3 years ago
アイルランドに赴任した 聖パトリックは宣教師なのに、アイルランド人(古代ケルト人の末裔)の土着宗教を 否定しなかったので、土着の神々が 小人や妖精として、そこに生き残った、と言われている マイケル(ミルズ)が 多分、そう そして彼の存在と アイルランドの雄大な風景が、 この映画を 叙事詩のようにしている 沼地で花を集めるマイケルとランドルフの出会い 酒場...

hjvxnoのレビュー:追憶(1973)

3 years ago
自尊心が高く政治思想も明確な気の強い女性ケイティと、世の中の流れに逆らうことなく自己の幸福を着実に求めるハベルの、出逢いと結婚、別れと再会を時代背景の考証を踏まえて描いたシドニー・ポラック監督の女性映画の先駆け。この作品と翌年のジョセフ・ロージー監督、ジェーン・フォンダ主演の「人形の家」が、1977年に一気に顕在化する女性映画の先陣であったと思う。当時大スタ...

Ceitsgenranのレビュー:ペイバック

3 years ago
序盤の復讐の準備をしているところが一番ワクワクしました。 残念だったのは、7万ドルにああも必死になる理由がわからないまま終わってしまったこと。 意地や信念?作中でも問われていましたが、ちゃんと答えてはいなかったので…自分の取り分の7万ドルだけを請求し続ける様は格好良いのですが。 そこに納得できる理由があればもう少し話に入り込めたかも。 あとは登場人物が多...

sjrjqmのレビュー:ある大阪の女

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 溝口監督『浪華悲歌』(1936年)のリメイク。 親の借金を返すため金持ちの妾となる若い女の物語。 (戦前の『浪華悲歌』と高度成長期1962年の本作ではストーリーが若干違うが。) 『浪華悲歌』の冱え冱えとした山田五十鈴に比べて、本作の団令子はどことなくチープでセカンドラインだなあと思った。 必ずしも「セカンドライン=廉価...

Npxoskhsgimのレビュー:Saltburn

3 months ago
女流監督エメラルド・フェネルの作風は、一言でいうと“猥雑”なのである。前作のフェミニズムムービー『プロミシング・ヤングウーマン』も拝見させていただいたのだが、これまた実にいかがわしい作品だ。女友達の復讐のためナース姿でお仕置きをかます演出などを観るにつけ、この世界を支配するシステムにどこかねじ曲がった感情をいだいていることがアリアリと伝わってくるのである。 ...
11 months ago
激しい暴力シーンや泣き叫ぶシーンは一切出てこない。しかし彩度を抑えた静謐な画面からは、女性たちのひそかな怯えや抑圧された怒りがひたひたと伝わってくる。 このコミュニティは一体どこなのか。時代は遠い過去か、あるいは近未来か。全てを曖昧にしたまま(映画の中盤で時代は明かされるが)、映画は濃密な「討論劇」へと足早に私たちを引き連れてゆく。 どうやらこの村の男た...