ジョセフ・オコナーの検索結果、合計44(0.003143秒かかります)。

lklcvuwのレビュー:第三の男

3 years ago
戦後の荒廃したウィーンを舞台に、友人の殺害事件の謎を解明するアメリカ人の三文小説家を主人公にした完璧なサスペンス映画。グレアム・グリーンの巧妙な起承転結で惹きつけるオリジナル脚本とロバート・クラスカーの考え尽くされた構図に光と影のコントラストが見事な撮影、そして律動的に心地良い緊張感を生むメロディーを民族楽器ツッターで奏でるアントン・カラスの音楽、これらが完...

pwbfdjbのレビュー:アンダーカヴァー

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 『裏切り者』のジェームズ・グレイ監督と再びタッグを組んだホアキン、マーク。 プエルトリコの女アマダ(エヴァ・メンデス)と付き合ってるボビー。警察が最重要人物としていたロシアンマフィアのニジンスキーの叔父であるマラットにマネージャーとして店を任されていた。もう1件出店しようとしていた矢先、ディスコにガサ入れが入る。ニジンス...

Xknpmohisgsのレビュー:悪なき殺人

2 years ago
1人の女性の失踪事件を軸に、5人の男女の絡んだサスペンス群像劇。舞台も中盤まではフランス、後半からアフリカと変われば、5人の偶然と運命が交差したりと、『バベル』を思わせるような作り。 5人の中で、ジョセフがアレに執着した理由とか、マリオンが何故ああいった写真や動画をアップしていたのかなど、人物背景の点で不明瞭な部分もあるけど、5人それぞれが抱える秘密が予期せ...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 海の中にポツンと浮かび上がる要塞のような油田掘削所。爆発事故が起こり一人が死亡、一人が大火傷・骨折・一時的失明の重傷を負った。無理矢理与えられた休暇にうんざりしていたハンナ(サラ・ポーリー)は、看護師が一人必要だという話を聞きつけ即名乗りでることに・・・従業員たちには看護師の経験があることだけ伝え、「出身はどこだ?」と聞か...

ntsziqsのレビュー:激流

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 冒頭ではカヌーを漕ぐストリープ。夕焼けをバックに大洋に流れ着く様子は綺麗なんだけどなぜかさびしい。夫(ストラザーン)とは離婚の危機。そんな状況での夫抜きの川下り。だけど遅れてやってきたストラザーン・・・仕事の図面まで携えて(笑) 息子のロークは『推定無罪』や『ジュラシック・パーク』にも出演していたジョセフ・マッゼロ。この...

Iamsttvirsのレビュー:プレデター

3 years ago
この頃から、大がかりな仕掛け作ったりするときはほっといてくれる萌えキャラ・プレデターさん。 最近のはちょこちょこ見てますが、原点を知らないので追ってみることに。 やぱ昔からどこか萌えなプレデターさん、 B級感と大作の狭間を行くちょうどいいバランス、 下ネタ好きと、クセが強い愉快な仲間たち、 イケメン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット似でした)必ずいるけどイケ...

Leepsmasoeのレビュー:悪なき殺人

2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む Filmarksオンライン試写会にて鑑賞 2019年の東京国際映画祭で公開された時から気になっていたので、当選は嬉しい限り。 その時は「動物だけが知っている」という邦題だったが、このままの方が良かったのではないか。 登場人物それぞれの視点で真実が炙り出されていく構成は最近だと「最後の決闘裁判」があるが、この悪なき~の方が...

Ycryarrnldfeiのレビュー:ヴェニスの商人

3 years ago
民話「舌切りスズメ」はこの『ヴェニスの商人』がオリジナルだったのか!?などとつまらぬことが頭の中を駆け巡る・・・ シェイクスピアを3冊読んでレポートを提出した大学時代を思い出しました。実は当時、読む気がおきなかったので、あらすじだけ読んで感想を書いたら「A」をもらったいう事実がありまして、結局この原作は読まずじまい。かといってシェイクスピアが嫌いなのではな...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 総合:90点 ストーリー: 95 キャスト: 85 演出: 80 ビジュアル: 70 音楽: 70 イギリスの辺鄙な片田舎の平和な社会において、場違いで想像もしてなかった秘密がまるで青天の霹靂のように突然に明かされる。常人には耐えられないほどの話が。 感情を失ったかのように世間からも目立たぬようにひっそりと生きるハンナ...

sjrjqmのレビュー:ある大阪の女

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 溝口監督『浪華悲歌』(1936年)のリメイク。 親の借金を返すため金持ちの妾となる若い女の物語。 (戦前の『浪華悲歌』と高度成長期1962年の本作ではストーリーが若干違うが。) 『浪華悲歌』の冱え冱えとした山田五十鈴に比べて、本作の団令子はどことなくチープでセカンドラインだなあと思った。 必ずしも「セカンドライン=廉価...
3 years ago
今はなきヒース・レジャーの日本未公開作品の本作。 ところがこれが!!! スターの宝庫として、素晴らしい作品でした。 ベースになっている話は、タイトルの『から騒ぎ』ではなく、 同じシェイクスピアでも『じゃじゃ馬ならし』。 それが、ちょっとクラシックな風貌のジュリア・スタイルズに合っているし、 舞台としている高校も、クラシックな校舎のあるステキなところを選...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む Interestingly, a Serbian spy, Dusko Popov, served as a double agent for MI6 during World War II,  and is believed to have inspired the character of James Bond. また...
3 years ago
ドルビーアトモス再上映で初観賞。プラス500円かかりますが、すごく満足。 カセットテープの話を期せずして、最近2本観てしまった(一本は邦題がカセットテープ・ダイアリー)。 ソニーのマイクロカセットテープレコーダーが出てきます。ソニーピクチャーズが配給だから。デボラは鼻歌歌っていたのを黙って録音されたのにまったく気にせず、自分からスイッチを押して、歌や注文受け...

nuqwciのレビュー:アメリ

3 years ago
ージャン=ピエール・ジュネ監督の作品の登場人物には少し変わった人が多い。ー ”少し変わった”両親に育てられたアメリ(オドレイ・トトゥ)は、少し変わった女の子。学校には行かずに、元教師のお母さんに教育を受ける。 そして、大人になって、パリ・モンマルトルの「カフェ・ド・ムーラン」で働くことに。 ■「カフェ・ド・ムーラン」の少し可笑しな常連と店員たち ・売れな...

Naligphcmeesのレビュー:山羊座のもとに

3 years ago
原題はUNDER CAPRICORN CAPRICORNとは南回帰線と山羊座の二つの意味があり、そのどちらとも取れるようになっているのだと思われます ひとつは「南回帰線(CAPRICORN)の下で」との意味 オーストラリアは南回帰線直下の大陸ですからストレートです ふたつ目は「山羊座のもとに」で、山羊座の性格とは忍耐強いということなので、本作の内容がなんと...

popryaのレビュー:エレファント・マン

3 years ago
滋賀県大津市の大津アレックスシネマにて『エレファント・マン<4K修復版>』を公開3日目に鑑賞。 約40年前、私が未だ中学生当時に大ヒットした際には、ホラー映画かと思って勘違いをしていて鑑賞せず終いでしたが、今回鑑賞することが出来て本当に良かったです。 そもそもは、怪物の様な特異な容姿から「エレファント・マン」と呼ばれ見世物小屋に入れられていた、実在したジョ...
3 years ago
16世紀のイギリス史はややこしい。なにしろメアリー女王が他にもいるからなのです。この映画に登場するのはスコットランド女王メアリー(サマンサ・モートン)であって、エリザベス1世のの先王ではない。プロテスタントの指導者を次々と処刑した性格は“血まみれのメアリー”とも呼ばれ、カクテルのブラッディ・マリーの語源ともなったほど。 そしてこの時期の歴史は宗教上の対立な...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む Madonna reignites feud with Lady Gaga by calling her out on Instagram ...USA Todayの見出し記事より シェールの妹... レディー・ガガ様。そしてマドンナの二番煎じなんて言われているこの十数年⁉そんな事よりも彼女は日本に対してエンタティメントの...

wtrimmのレビュー:インターステラー

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 記念すべき100本目のレビューは、第87回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した『インターステラー』❗️ 絶滅寸前の人類を救う為、移住可能な新たな星を探す宇宙飛行士達の挑戦を描く、SFアドベンチャー。 監督は「ダークナイト・トリロジー」や『インセプション』のクリストファー・ノーラン。 主人公ジョセフ・クーパーを演じたのは...
1 year ago
激しい暴力シーンや泣き叫ぶシーンは一切出てこない。しかし彩度を抑えた静謐な画面からは、女性たちのひそかな怯えや抑圧された怒りがひたひたと伝わってくる。 このコミュニティは一体どこなのか。時代は遠い過去か、あるいは近未来か。全てを曖昧にしたまま(映画の中盤で時代は明かされるが)、映画は濃密な「討論劇」へと足早に私たちを引き連れてゆく。 どうやらこの村の男た...