アルベール・ラモリスの検索結果、合計11(0.001421秒かかります)。

Feppeluohlhのレビュー:赤い風船

3 years ago
「素晴らしい風船旅行」「フィフィ大空をゆく」「白い馬」と作品数は少ないアルベール・ラモリス監督の代表作にして、映像詩の最も魅力的な作品。少年と風船の友情を、現実のパリの街並みを舞台にする、高度な撮影技術で創造した本物のファンタジー。美しいパリの風景が絵画の様に、どのショットにも収められている。自然な動きをする風船は、まるで生命を持った存在感で少年に寄り添う。...
2 years ago
アルベールプレジャン扮する街角で歌いながら歌詞を売る歌手アルベールだが、周りにスリもいた。ポーライレリ扮するポーラがすられた金をアルベールが取り戻してやったりもした。ポーラはゴロつきに口説かれたりしていたが、アルベールはポーラを泊めてやってから親密になり結婚すると宣言した。しかし、警察が来てアルベールが知人から預かった鞄から盗品が見つかりアルベールは逮捕され...
3 years ago
ラモリスの『赤い風船』も美しい映画だが、こちらも流石侯孝賢という感じです。

Atsleptnisのレビュー:巴里の屋根の下

2 years ago
ー ”ルネ・クレール”レトロスペクティブが、伏見ミリオン座で10月から始まるというので、一足早く今作を鑑賞。ー ◆感想 ・ストーリーはシンプル。路上で楽譜を売る男、アルベール(ソンナ、そんな商売があったんだ・・)は、集まってきた人々の中の口元の黒子が印象的な美しき女性ポーラに気付き、彼女をスリから助ける。 ポーラにまとわりつく、フレドに鍵を盗られたポーラは...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む アルベール・ラモリス監督の映像詩『赤い風船』へオマージュを捧げた作品。オマージュというよりはリスペクトと言った方が良いか。人形劇作家のスザンヌが、息子シモンの新しいベビー・シッターとして中国人留学生のソンを雇ったところから物語は始まる。ビノシュ演じるスザンヌは、人形劇という夢のある仕事をしているのに、新作の準備に追われる中...

Hspsinmokgxのレビュー:赤い風船

3 years ago
フランスが誇る名匠、アルベール・ラモリス監督が1956年に発表し、カンヌ国際映画祭において高い評価を得た小さな、小さなファンタジー。 何の変哲もない赤い風船と、少年。この最小限の要素だけで、ここまで観客の創造力をたおやかに、豊潤に膨らませてくれる世界がある。この一点を知っているだけで豊かになる誰かの人生がある。ただ、それだけで嬉しい。 フランスという国の...
3 years ago
☆☆☆ ※ 鑑賞直後のメモから 予告編を観て、アルベール・ラモリス監督の名作『素晴らしき風船旅行』を変則的にリメイクした作品だろう…と、勝手に解釈していたが違った。 冒頭近くでの2人の愛の記憶は素晴らしかった。ここだけで涙が出て来る。 いざ本編へ。いきなりの展開に驚く! 色々と仲間を増やし、ここで悪役登場!勝手に加藤嘉と名付ける(爆) この加藤嘉は、...

Hnsisogkpmxのレビュー:巴里の屋根の下

2 years ago
ルネ・クレール「巴里の屋根の下」(1930) 1時間36分の上映時間。パリらしい建物の住人たちの様子と一人のルーマニア人の若い女性を巡る三人の男性の話。流石にデジタル再生されている画像なものの、映画は古く、かつトーキーかサイレントかでどちらつかずの画面。トーキー黎明期代表作品と言う。最初はつまらなく感じた。でもシンプルな良さを次第に感じた。不必要なセリフはな...

xwcwiwのレビュー:赤い風船

3 years ago
まずは、小地蔵の分身がこの世に誕生した1956年に製作された作品です。デジタルリマスターされますと驚くくらい画質が向上。傷一つありませんし、赤い風船がとても色鮮やかでした。ちなみにこの映画を観て絶賛した、絵本画家いわさきちひろは、代表作とも言える絵本「あかいふうせん」を描いたそうです。 全編を見て、シンプルな構成。単純なストーリー。50分足らずの短編である...

snahqvvのレビュー:空に住む

3 years ago
多部未華子の直実、岸井ゆきのの愛子、それにムミラ改め美村里江の明日子の3人の現代女性の心模様を描いた作品である。多部未華子に可愛らしさを封印させた演出は賛否が分かれると思うが、本作品を文学作品と見るのであればこういう演技もありかなとは思った。 同じマンションに住む若手俳優時戸森則と直実との間で文学的な会話が繰り広げられるのだが、この会話がどうにも頭に入ってこ...

Snopskhigmxのレビュー:ミュリエル

3 years ago
この映画には、最近になく興奮させられた。全てを理解した訳でもないのに、このアラン・レネ監督の演出タッチの巧さに酔いしれたと正直に告白しよう。高校生の時に「戦争は終わった」を観た感動と衝撃を再び味わうことになる。 開巻早々、素早いショット割りで面食らう。主人公エレーヌのマンションに置かれた家具調度品の説明なのだが、こんな手法は初めて観た。そして、エレーヌは昔の...