フレディ・マーキュリー The Show Must Go On
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Never Goin\' Back ネバー・ゴーイン・バックコメント(3)
観ながら頭をよぎったのは、童貞の男子高生2人が彼女をゲットすべくパーティで飲む酒を買い込んで届けようとする珍道中を描いた『スーパーバッド/童貞ウォーズ』。本作の女子達も、最悪な日常から抜け出るべくあれこれ奔走するも、事態がどんどん悪化していく点で似ている(監督も影響を受けた作品と公言していた)。
『スーパーバッド』も登場人物の大半がどうしようもない連中ばっかりだったけど、本作はそれに輪をかけて出てくる人物がバカばっかり。まあ一番のバカは女子2人ながらも、彼女達は切羽詰まった状況に陥りながらも、友愛とその場の成り行きに任せて行動できるのが強み。行動自体は褒められたものじゃないが、そのバイタリティはちょっと見習いたくなる。新たなロマンシス映画の登場といったところ。
クスリまみれハッパまみれ、おまけにウ〇ゲ〇まみれな映画なので、劇場で観る際は注意すべし。ゲ〇まみれといえば、『スーパーバッド』の源流ともいえるあの少年4人組映画ともダブるなぁ…
HUMAX渋谷 試写会にて
みんなおバカで笑えますが、とくにお兄ちゃんと友達のくだりがダメすぎて、いちいち笑えます。
笑いが生まれる根底にある、偏見だったり社会問題だったりを匂わせるだけに留めるセンスが、むしろじわじわ響いてきます。
ラストは思わず主人公達と一緒に「うそでしょー?!」と目を見張る展開の連続で、爆発力のある笑いにノックアウトされました。
音楽のセンスも笑いに拍車をかけてくる!
1人じゃないって最高!
2人なら最強!!
いや、1人だったらここまでグズグズにはならなかったかもしれないけど。笑
良くも悪くも2人なら大丈夫。
ドラッグでハイな演技がリアルで面白い。知らんけど。
A24の『ムーンライト』は最後の最後のセリフに全て持っていかれて号泣でしたが、
本作はエンドロールの最後に持っていかれました。
『Never Goin' Back』
二度と戻らない若さのバカさ。
最低だけど、それも最高じゃん。
#Never Goin' Back #ネバーゴーインバック