シモキタブレイザー
プロット
日本
02月16日 劇場で
悪魔がはらわたでいけにえで私
プロット
日本
02月23日 劇場で
ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争
プロット
フランス・スイス合作
02月23日 劇場で
熊川哲也 K-BALLET TOKYO 「熊川版新制作 眠れる森の美女」 in Cinema
プロット
日本
02月23日 劇場で
奇跡の子 夢野に舞う
プロット
日本
02月23日 劇場で
リトル・リチャード アイ・アム・エヴリシング
プロット
アメリカ
03月01日 劇場で
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BANDAGE バンデイジコメント(20)
小林武史の初監督作だけど、かなり画面のクオリティなどは高い。わりと製作に時間をかけていたと思うし、ポスプロとかもちゃんとできたのかなと。
小林武史はミュージシャンでもあり、プロデューサーでもある。だからだろうか、ヒットしたければどうするとか、歌いたい歌と違うとか…なんだか伊藤歩のマネージャーキャラに実はかなり思いを託しているんじゃないかなと思ったりもした。
アルミさんだけはキャラがたっていてよかった。
適当に観てたけど寒気がしたので、ロン毛の高良健吾を楽しむことだけに集中した。
…けど、せっかくなのでここにぶちまける。
公開当時24歳の杏に制服着せて、「親の借金問題で学校辞める。家族みんなで稼がなきゃ、色々大変」って言わせたり、意味のあるキャスティングだと思ったけど、そもそもヒロイン北乃きいの同級生(!)で、作品の微妙さが滲み出てた。
その後警備員姿で出てきたりもする。その職業がどうって話じゃないし、終盤で報われる(?)からまだいいものの、北乃・杏のそのシーンでの会話も薄っぺらいし、他に何かあっただろ。
アマチュアバンドものって必ずこういう作りになるけど、赤西仁のナルシスト感が出過ぎててまじで気持ち悪い。役作りとか必要なさそうな(笑)。歌もクセが強すぎるうえに上手くなくて聴いてられない。
伊藤歩の服も露出が過剰すぎてさすがに下品。
そして笠原信幸の「違う、君じゃない」感。急に一般ピーポー的な雰囲気でぶち壊し。北乃きいも、この役には瑞々しさがありすぎるというか……もう少し擦れた感じの女優のほうがしっくりきた気が。
ラストも謎。は??ってタイミングで終わる。
赤西仁ファンしか楽しめない(ただしキスシーンが受け入れられる人に限る)作品。
あれ?そう思わざるを得なかったが席を立てなかった。
頭の中をぐるぐると駆け巡るシーンの数々
あと30分長ければ最高だったのになんて思ったりしたのも
束の間、ここはどういう感情?どうだったの?ここは?
気になって気になって気づいたらもう一度劇場にいました。
日本の映画は流れに沿ったアメリカ式の作り方だと聞いたことがあり、
これはヨーロッパ式なのでは?と感じる。
前者に慣れている(それを好んでいる方)には不向きかもしれないが
、構成にこだわらず味わってみてほしい。
初めの方の赤西さんの演技に、キャラを引き立たせたかったのか
目を覆いたいような雰囲気もあるが、すごく惹きつけられる良い素質が
あると思った。アブミ役の方の演技も私は好き。
とにかく噛んで噛んで噛み締めたい・・・
そして淡々と見ていたい不思議な作品。
音楽もキャッチ―で耳に残る。
先入観や色眼鏡を外してみて頂きたい。