もっと遠くへ行こう。 プロット

「LION ライオン 25年目のただいま」のガース・デイビス監督が、シアーシャ・ローナンとポール・メスカルを主演に迎えて描いた近未来SFドラマ。夫だけが宇宙移民の候補に選ばれたことをきっかけに、夫婦の関係や個人のアイデンティティが揺らいでいく姿を描く。2065年。ヘンとジュニアの夫婦は、ジュニアの家系が代々受け継いできた人里離れた土地で静かに農業を営んでいた。ある日、そこへテランスという見知らぬ男が訪れてくる。テランスはジュニアが宇宙への移住要員候補に選ばれたことを告げ、夫婦を驚かせる。テランスの説明では選ばれたのはあくまでジュニアのみで、ジュニアが宇宙に行っている間は、彼の代わりとなる人物をヘンのもとに置くという。この提案をきっかけに、ヘンとジュニアの静かな生活は大きく変化する。ヘン役に「ストーリー・オブ・マイライフ
わたしの若草物語」などでアカデミー賞に計4度ノミネートされているシアーシャ・ローナン、ジュニア役に「aftersun アフターサン」でアカデミー主演男優賞にノミネートされて一躍注目を集めたポール・メスカルと、実力派の2人が夫婦役で共演。原作は「もう終わりにしよう。」で知られるベストセラー作家イアン・リードの同名小説で、リード自身も脚本・製作総指揮に参加している。Amazon Prime Videoで2024年1月5日から配信。

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もっと遠くへ行こう。コメント(9)

Hxogsmisnkp
Hxogsmisnkp
2065年、夫婦(シアーシャ・ローナン、ポール・メスカル)だけで農業をしている家に、ある男がやってくる。
夫は宇宙ステーションへの移住要員に選ばれ、不在中は夫の代わりがやってくるという。
出発するまでの一年間は夫婦だけで暮せばいい、とのことだが・・・。
個人を特定できるのは何だろう?
Yhloeuyrrlw
Yhloeuyrrlw
設定は2065年。地球がやばいことになったんで宇宙ステーションがつくられ、その試験プログラムに搭乗できる人が抽選で決まる。

いったん行ってしまうと2年帰れないから、地球に残る者のために、代替のクローンAIヒューマノイドが元の生活を続ける。

郊外の孤立した農家に夫婦が住んでいて、夫が抽選に当たる。

それで、夫は行ってしまうわ、妻とクローンが愛し合ってしまうわ、それが納得できないわで哀しい事態に陥っていく。(──という理解でいいんだろうか。)

未来だが、未来描写はない。複雑な話ではないが、叙情的な描き方をしていることと、クローンに入れ替わったタイミングを晦まし(くらまし)ているのでわかりにくい。

それらの曖昧さと対称的なのがメスカルとローナンの熱演。

こちらは映画内設定を呑めていないのにエモーショナルな表現に圧され、いったいなにやってんだ──というカラ吹かし感に包まれた。脚本が世界観の構築とキャラクターを管理できていない。

imdb5.3、RottenTomatoes24%と56%。

編集もうまくないし、Iain Reidという人の書いた原作の批評を見ると、ホラーや心理スリラーに分類され書評からもおそらくこんな話(=エモーショナルなロマンス)じゃないと思った。

にしても、このあきらかな失敗作のために、メスカルとローナンがやりとげた熱演にはねぎらいの価値がある。

Tomatoes批評家たちもそれを皮肉っていて「熱い混乱」だの「真顔で取り組んだ俳優はメダルに値する」だの「際限なく大げさなおしゃべり」だの「タイトルは敵、本体はまやかし」だの「雰囲気とスターのカリスマ性だけ」だの「今年度最も乱雑な脚本のひとつ」だの「成功した小説の失敗した改作」だの「絶えずセックスしつづけるのに感情を刺激しない」だの「優れた演技は弱い脚本を救えない」だのと祭り状態。

ふたりの演技によって、この映画がもっていきたいと思っている悲哀はなんとなくわかる。が、もっていけてない。もっていけてないのに、映画はあたかも文芸域にあるような真面目そうな顔をしている。(=要するに気取っている。)そういう様態が日本映画的、素っ裸になって監督の要求に応えるのに徒労だけが残るところも日本映画的。

監督のGarth Davisはデビュー作Lion(2016)によって一躍時の人になった。
インドの男の子がオーストラリア夫婦の養子になって成長しやがてルーツをもとめて旅にでる・・・。いい映画だったが、これを見てあれはまぐれだったのかも──という懐疑に至った。
Cskieatnvnnoe
Cskieatnvnnoe
原作は読まずに鑑賞しました。

基本的に登場人物は3人だけで、この3人による会話劇になっています。

設定が2065年、人類は地球から脱出して他の星で暮らすべく、実験をやっている様子。
そんな最中、ポール・メスカル演じるジュニアがその実験者として選出されます。
期間は1年で、その期間はジュニアのクローンがシアーシャ・ローナン演じる妻ヘンと
暮らすという・・・、という話です。

ジュニアもヘンもクローンなんかと暮らせるか!的な勢いで否定はしつつも、
実際に暮らしてみると、もうジュニアとしか思えなくなっているんですね。
で、オチはその逆パターンで終わっているのですが、
なんとも恐ろしい世界だなと思いました。

また、ヘンの心情をヘンが弾くピアノ曲で表現しているのかな?とも思え、
実に巧みな演出だなとも。

クローンを同一人物が演じているので、本人なのかクローンなのかは非常にわかりづらく
それが届け手の狙いでもあるのだろうと思いましたし、
私は最後までグイグイ引き込まれながら鑑賞できました。

やはり主演のお二人の演技が格別であり、良質なSF映画へと昇華していたと思います。
Rbhsrwrofeo
Rbhsrwrofeo
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『ドント・ウォーリー・ダーリン』よりも
繊細さがあって良かった!

いわゆる『ブラックミラー』のようなSFから始まり、
こういう展開になってくのは好き。

観客への見せ方含め、上手かった