ASAHIZA 人間は、どこへ行く
プロット
日本
11月15日 2014 劇場で
ここ以外のどこかへ
プロット
日本
06月18日 2022 劇場で
もっと遠くへ行こう。
プロット
アメリカ・オーストラリア・イギリス合作
01月05日 劇場で
スミス都へ行く
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
コイサンマン、キャンシーアフリカへ行く
プロット
香港
10月05日 1996 劇場で
サミー南へ行く
プロット
イギリス
07月10日 1964 劇場で
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バルタザールどこへ行くコメント(5)
本作以前に制作されたブレッソン作品の中でこれまでに観たことのある作品の中には最終的に救いというものを見出すことが出来た。しかし本作には救いという救いが見当たらない。遺作の「ラルジャン」も相当に厳しくて辛い内容だったのを思い返すと、本作以降のブレッソン作品の厭世観はこれ以前の作品群に比べてより一層厳しく過酷な表現になっていきそう。覚悟がないと到底観ることが出来ない。しかしそれらは混ぎれもない真実であり、綺麗事や無責任な慰めが無く、変に希望を持たせない所に真の優しさというものを感じる。ブレッソン監督のこの人間愛が堪らなく好きだ。そして調教してない天然のロバを主人公にしたり、臭い演技を排除した素人俳優のみの起用など、徹底的に虚偽を嫌い真実を追い求めるブレッソン監督の美学には脱帽する。映画を超える様な至高の芸術性と、臭い物には蓋をせず真実のみを追求していくその誠実さがやはり好きだ。
アホな私には話がさっぱり分からなかった。
人間関係もさっぱり分からず。こいつ、誰?
おまえらに分かるかい?って感じの典型的上から目線映画。やっぱフランスか、どうにも苦手だ。
ネット解説にてようやく話を把握。やっぱり面白くない(笑)
いつしかアル中の浮浪者がバルタザールを所有するようになり、遺産相続によって金持ちになった途端死んでしまう。なんとか、またマリーの元へバルタザールはかえってくる。そして幼なじみのジャックも帰ってきて、ジェラールと別れたマリーに惚れなおして求婚する・・・が、不良どもはまだマリーに執着してるのか、裸にして監禁したり、バルタザールを連れまわしたり、ストーリーは混乱の一途をたどる。
ロバの視点で感じるのが一番自然なのだろう。ジェラールによって火をつけられたり、労役ばかりで可愛そうにもなるが、主人であるマリーを慕っているのだろう。最後は羊の群れに囲まれて死んでゆくが、ロバの目から見ると、人間社会の醜いところばかり目撃したってことか。それとも貧しい人々の生命力なのか。